2011年7月17日日曜日

国内最古級の木製壺鐙(つぼあぶみ)

 東近江市木村町の蛭子田(えびすだ)遺跡で、古墳時代後期の乗馬の際に足をかける木製馬具「壺鐙」がほぼ完全な状態で出土したことを、滋賀県文化財保護協会が発表しました。
 読売新聞の記事によると、「馬の博物館」(横浜市)理事の末崎学芸部長の話として、「乗馬の風習が伝来した最初期に製作されたとみられ、素朴な形をしている」としています。
  この壺鐙の実物を、7月24日に(この日だけ)当館で公開しますので、お見逃しなく!

☆ 滋賀県の文化財発掘調査成果では、「最古級」「最大級」「全国初」といった表現がしばしば使 
 われます。それだけ、歴史の重み・厚みがあるということでしょう。        

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