2011年10月20日木曜日

千葉県からのご来訪!

   昨日、千葉県多古町の妙光寺の関係者(20数名)が特別展を鑑賞するため来館されました。同寺所蔵の「木造妙見菩薩倚像(千葉県指定文化財)」が今回の特別展に出陳されたご縁で、遠路はるばるお越しいただいたものです。


   この像の写真は、ポスターおよびチラシ(表面)に使用させていただいています。鎌倉時代のもので、像高69.3㎝と比較的小さな像ですが、非常に迫力があり、今にも動き出しそうな感じです。
   千葉県からは、東庄町公民館の「妙見菩薩立像」1躯にもお越しいただきました。この像についてのエピソードを、会場内パネルおよび図録に紹介していますが、東日本大震災の大きな揺れにもかかわらず、どこにも傷んだ様子もなく、何くわぬ顔で平然と立っておられたといいます。
   このエピソードを聞いた当館の山下学芸員は、この妙見さんを復興・再生のシンボルと考えたい、そして、このシンボルをお迎えして復興を祈念する展覧会を開催したいという思いを強くしたようです。

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