2011年12月7日水曜日

地震対策 遺跡に学べ

   これは、6日付けの京都新聞の岡田記者による記事のタイトルです。滋賀県内の遺跡で見つかった地震による液状化や地割れの跡を分析し、防災に役立てようと、県文化財保護協会が調査をまとめたことを取材したものです。
   考古学の視点を防災に役立てるという意味では、安土城考古博物館はまさにそのことを学べる場所と言えます。現在、開催中の「昇る!昇れ!! 昇るとき」展でも、第一章「自然の猛威と人間」コーナーにおいて、針江浜遺跡の液状化現象により生じた亀裂と、噴き上がった砂の様子を見ていただけます。
   記事の中でも紹介されていますが、遺跡からは、文字ができる以前の、文献には載っていない地震もわかる、ということですね。

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