2012年3月11日日曜日

評価指標

   博物館運営の評価指標には、いつかのものが考えられます。最も代表的な指標が「入館者数」ですが、これだけを重視しすぎると、誤った方向にいってしまいます。とは言っても、お客さんが入ってなんぼの世界であることは事実ですので、常に意識しているところです。
   平成24年2月末現在の今年度の入館者数は、58,728人で、ここ10年間では最も多い状況です。しかし、例年、冬場の集客が難しいとはいうものの、昨年12月以降は、かなり厳しい状況が続いています。
   この58,728人の内訳を、少し詳しく見てみると、
      ①個人:94.4%、団体:5.6%
      ②大人:69.1%、高大生:2.8%、小中生:14.1%、高齢者等:14.1%

   まず、①について、団体というのは観光客が中心ですので、この数字の低さに課題の一つがあると考えています。数年前のデータを見ると、団体の比率は10%を超えていました。今後、旅行エージェント等への働きかけを強化したいと思います。
   次に、②について、この比率はここ数年、ほとんど変わりありません。課題認識としては、高大生および小中生の利用がもっと増えるようにしたいと思います。
  

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