2012年3月7日水曜日

発掘された地震の痕跡

   戦後最大の被害をもたらした東日本大震災の発生から、3月11日で1年を迎えます。ここのところ、テレビでは、東日本大震災関連の番組が特集されています。何故、こんなにも復興が遅れているのか、というやるせない思いを多くの人々が抱いていることでしょう。
   さて、3月6日付けの中日新聞に「震災から学ぶ」という記事が掲載されています。タイトルは、「遺跡が示す湖岸の危険」というもので、かつて地震のたびに琵琶湖岸を何度も大規模な地滑りが襲い、家々が水没していたことに触れています。
   安土城考古博物館では、3月11日から、第1常設展示室の一角をつかって、テーマ展「発掘された地震の痕跡」を開催します。過去の歴史から、現代の私たちが何を学び、将来の危険にどう備えるかのヒントをつかんでいただければ幸いです。

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