2015年6月25日木曜日

夏に向けて

いよいよ梅雨本番の、蒸し暑い毎日がやってきました。九州地方などでは、豪雨による被害が報じられており、これ以上大きな災害が起こらないように祈るばかりです。 当博物館の入館者は、この気候に災いされてか低調でしたが、きょうは隣接市の小学生が体験学習等に訪れていただき、子ども達の元気のよい声が聞こえます。 さて、あと1月足らずに迫った夏休み期間中の当博物館の催しを2つご紹介します。まず1つめは、第51回企画展「よみがえる弥生のムラ-大中の湖南遺跡 発掘五○年-」(7月18日(土)~9月23日(水・祝))です。近江八幡市と東近江市にまたがる大中の湖南遺跡の発掘調査は、日本の低湿地遺跡調査の草分けとも言えるものです。半世紀前の調査の成果と、その後の弥生時代研究の進展を示します。大阪府立弥生文化博物館との連携による博物館講座の開催などと併せて、わかりやすく紹介します。 2つめは、体験学習「銅鐸博士になろう」です。夏休み期間中の家族向けイベントとして、銅鐸や弥生時代の遺物を使ったクイズラリーを行います。クイズに全問正解されますと「銅鐸博士」に認定し、銅鐸との記念撮影もできます。開催日時は、7月23日(木)、7月30日(木)、8月6日(木)、8月11日(火)、8月12日(水)、8月20日(木)、8月27日(木)の各日の13:30~15:00です。参加は無料で、当日13:00から当博物館ロビーで受付を行い、先着順に20組まで参加いただけます。夏休みの自由研究にも活用していただけるイベントですので、奮ってご参加下さい。

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