2016年2月9日火曜日

好調!大湖北展

 好評開催中の「大湖北展」ですが、ここまで1ヶ月(開館日は26日間)の入館者数を見ると2,970名様で、1日当たりにすると114名様。都会の大きな博物館からすると、えらく少ない数かも知れませんが、私たちからすると「健闘」と言える数字です。
 安土城跡を訪れる観光の「ついで」に当博物館に寄ってみる、という方が多い中にあって、アウトドアに向かない冬場のこの時期はまさに「冬枯れ」のシーズンになります。因みに、昨年の同時期の展覧会では、1日平均の入館者は76人様となっていました。
 この昨年に比べると、ことしは「大入り満員」とは言えないまでも、1日当たりで昨年の1.5倍の入館者に恵まれています。
 その要因を分析してみると、まずは、「観音さん」だけでない湖北の豊かな文化遺産が皆様の心に響いたこと。また、これまでの会期中に8回にわたって開催した連続講座や企画展関連講座が人気を博したこと。最後に、比較的、お天気にも恵まれたことなどが挙げられます。
 当館は、田舎の、小さな、アクセスが極端に悪い博物館ですが、良い企画を打ち出せば必ずお客様は来ていただけると思います。

 残り1週間となった「大湖北展」です。2月11日(木)の祝日も挟みますし、最終日の14日(日)にはチビッ子忍者が大活躍する体験学習「忍者になってみよう!」も予定していて親御さんも大勢見に来ていただきますので、最後の追い込みで入館者も大きく伸びるのではないかと期待しています。

 まだ「大湖北展」をご覧になっておられない方は、是非、安土城考古博物館にお立ち寄りください。

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