2016年7月31日日曜日

夏の体験祭り!

 夏休み期間中は、安土城考古博物館でも、子供向けの楽しい体験メニューがテンコ盛り!
自分に合った体験プログラムを探して、是非参加してみてください。

まずは、8月6日(土)・7日(日)の「子ども学芸員」は、明治時代の小学校での勉強や学校生活の様子を調べて、その成果をまとめるという学芸員の仕事を体験します。
夏休みの自由研究にピッタリの内容です!
 小学校高学年~中学生にオススメです。8月6日だけの参加も可能ですので、いますぐ応募してください。(☎0748-46-2424)
参加費は、材料費としてお一人300円いただきます。

続いては、忍者衣装に身を包んで、華麗な忍者の技に挑戦する「忍者になってみよう!」のご紹介です。
織田信長が天下統一を目指した時代にも活躍した忍者。謎に包まれた忍者の姿に迫り、「忍者走り」や「手裏剣投げ」などの隠れた忍者の技を体験するイベントです。
かわいいチビッ子忍者の姿に、付き添いの親御さんたちの頬も緩みっぱなしです。
定員15名で、小学生以上の参加がオススメです。
8月14日(日)13:30~15:30頃。参加費は600円で、予約が必要です。(☎0748-46-2424)

最後は、古代の装身具である勾玉(まがたま)を、ロウ石というやわらかい材料を使ってホンモノそっくりに仕上げる「勾玉をつくろう」です。
古代人が身に着けた実物の勾玉を観察して、自分だけの勾玉を作ります。自由研究にすぐ役立ちますよ!
8月27日(土)13:30~15:00、当博物館裏手の多目的広場で行います。
定員30名、参加費はお一人500円、申込みは☎0748-46-2424まで。

2016年7月29日金曜日

機織り体験

 7月30日(日)に、第2回目のワークショップ「糸績(う)み体験・機織り体験」を開催します。
古代から受け継がれた糸づくり、布づくりの技術を身を持って体験していただけます。
当館エントランスホールで、10:00~12:00と13:00~15:00の2回行います。
参加無料で、事前の申込みも要りません。ドンドンご参加ください。 



小さなお子さんでもできる簡単な道具も用意しています。
子どもさん方の自由研究にも最適なメニューですので、お子さんにお声がけをいただいて、お揃いでお越しください!

2016年7月27日水曜日

子ども学芸員 大募集!

学芸員の仕事って、どんなものかなあ?と興味のある君!
安土城考古博物館で、学芸員の仕事を体験してみませんか?
8月6日(土)10:00~15:00と8月7日(日)10:00~12:00の2日間、明治時代の小学校建築「旧柳原学校校舎」を舞台に、明治時代の小学校と教科書を「調べる」、明治時代と今の小学生について「考える」、そしてその「成果をパネルにまとめて発表する」という学芸員の仕事を体験するという内容です。(右の写真はイメージです。)
歴史に興味がある君、未来の学芸員を目指すあなた! 是非、参加してみませんか?
小学校高学年~中学生にオススメです。夏休みの自由研究にもピッタリですよ!

定員10名で、申込みを受け付けています。(☎0748-46-2424)
参加費はお一人300円(材料費)です。なお、8月6日(土)のみの参加も可能です。
ご参加お待ちしています。

2016年7月26日火曜日

安土でもポケモンGO

 世の中、ポケモンGOで大騒ぎですが、当博物館の周囲でも「フシギタネ」などのキャラクターがいくつか現れているそうです。
 ゲームを楽しみたい方は、他人に迷惑をかけないように注意しながらご来館ください。

 もっとも当博物館には、以前から「まめのぶくん」という公式キャラクターが住み着いています。(左のイラスト)
 スマホの画面には登場できませんが、館内のあちこちに顔を出して貴方をお迎えしています。
 開催中の企画展「近江の古墳時代」をご覧になるついでに、「まめのぶくん」にも会ってやってください。

オリ・パラ協賛!遺跡のなかの金・銀・銅

現在、当館では第54回企画展「近江の古墳時代」を好評開催中ですが、8月1日(月)からは、特別陳列「遺跡のなかの金・銀・銅」もスタートします。(9月25日まで)
まもなく開幕するリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックに協賛して、メダルの色である「金・銀・銅」にちなんで、滋賀県内の遺跡から出土した金・銀・銅の製品をいくつかご紹介するものです。
安土城下町遺跡から見つかった「判金(はんきん)」、大津市穴太廃寺出土の「銀製押出仏」、近江八幡市内の遺跡から出土した「銅印」などのほか、大中の湖南遺跡から見つかった「皇朝十二銭」も展示します。

昔から、人の心をひきつけ、ときには迷わせてきた金などの金属製品の歴史の一端をご紹介しようというミニ展示です。
企画展、常設展と併せて、是非ご覧ください。

2016年7月23日土曜日

企画展、開幕!

 きょうから、第54回企画展「近江の古墳時代」が始まりました。
 古代から、豊かで先進的な土地だった近江。そこに花開いた古墳文化の足跡を地域ごとにたどっていただける展示となっています。

 開幕初日から、早速、団体のお客様がお越しいただき、熱心にご覧になっておられました。
 午後からは、近江八幡市観光ボランティアガイド協会の皆さんが観覧に来ていただきました。
 安土城跡や八幡堀などからお客様をたくさんご案内いただけるよう、期待しています。



 また、企画展関連のワークショップとして、古代から連綿と受け継がれてきた織物の生産工程を体験していただけるコーナーを設けています。
 高機(たかばた)や地機(じばた)と呼ばれる機織り機を自分で動かして布を織っていくことができます。小さな子どもさんでも可能です。
 機織り体験は、きょうの午後1時からも開催します。予約も参加料も不要ですので、是非お試しください。
 次のワークショップは、7月30日(土)午前10時からと午後1時から開催します。

 昔懐かしい手動の機織り機に、思わず足を止めるお客様もおられました。

 また、夏休みに入った子供たちが、子ども会のレクリエーションを兼ねて来館してくれました。
 整理室で、出土品の薬品処理の様子や、貝塚遺跡の標本などを不思議そうに見ていました。

2016年7月22日金曜日

あすから企画展!

あす7月23日(土)から、いよいよ第54回企画展「近江の古墳時代」が始まります!

「古代の近江は超重要エリアだった」
古代の近江には、邪馬台国の跡という説まである伊勢遺跡(守山市)や継体天皇ゆかりの鴨稲荷山古墳(高島市)など、全国的にも重要な遺跡が集中しています。
滋賀の地は、古くから重要な地域だったと言えます。
「丸わかり!滋賀の古墳時代」
こうした滋賀県の古墳時代の特質を、県内の古墳や集落遺跡から出土した遺物を通して紹介します。
これで、滋賀の古墳時代がすっかり分かります。
また、企画展に合わせて、古代の生産技術を体験していただくワークショップ「糸績(う)み体験・機織り体験」を5回開催します。
 「苧麻(からむし)」という植物の繊維から糸をつむいだり、その糸で布を織ったり、昔々の技に触れられます。
 開催は、7/23、7/30、8/6、8/20、8/27(いずれも土曜日)の10:00~12:00と13:00~15:00の2回ずつ開催します。(予約不要、参加無料)

 夏休みの期間中には、このほかにも、「子ども学芸員」(8/6・7)、「忍者になってみよう!」(8/14)、「勾玉を作ろう」(8/27)など、子ども向けの体験学習メニューが盛りだくさんです。夏休みの自由研究にピッタリですので、奮ってご参加ください。(開催日の1か月前から申込みを受け付けます。) 

2016年7月18日月曜日

7月19日は休館日です!

あす(7月19日)は祝日の翌日に当たるため、当博物館は休館日となりますので、お間違いのないようにお願いします。

あさって7月20日(水)から、開館しますのでよろしくご了承ください。

近江の古墳時代

 カーッと晴れて、外に出るとトンデモナク暑いなと感じたら、案の定、近畿地方も梅雨明け宣言が出ましたね。
 これからどれだけ暑くなるのか、と少し心配にもなりますが、いよいよ正真正銘の夏本番を迎えて、海に山にと心が躍る方も多いと思います。
 そんな中でも、博物館に行くというのも選択肢に入れておいて欲しいですね。涼しい館内で、歴史を学んだり、体験学習をしたり、家族みんなで感動を味わえるチャンスがあると思います。
 きょうも、「きて・みて・さわって考古学」や展示を観て、新しい知識に接して思わず「ウムム」とうなるお父さんや、昔の土器に触って眼を輝かせる子どもさん達が大勢いらっしゃっています。

 さて、いよいよ今週土曜日(7月23日)から、第54回企画展「近江の古墳時代」が始まります。
 県内の古墳や集落遺跡から出土した遺物をご紹介しながら、古墳時代の近江の様子とその特徴をお示しします。
 普段あまり目に触れる機会のない出土品をたくさん陳列しますので、遠い歴史のドラマに出会いに来てください。
 また、企画展の会期中に「糸績(う)み体験・機織り体験」というワークショップを5回開催します。
 これは、企画展が扱う古墳時代のさらに前から、連綿と伝えられてきた日本人の生産技術を身をもって体験してもらおうという催しで、苧麻(からむし)という植物からとった繊維から糸を紡ぎ、その糸で布を織るという作業を楽しんでいただけます。
 7月中の開催日は、企画展開幕日の7月23日(土)と30日(土)で、10:00~12:00と13:00~15:00の2回行います。予約不要で参加無料です。会場は、当館エントランスホールにて。
 奮ってご参加ください。

2016年7月17日日曜日

自由研究にピッタリ!

 せっかくの日曜日、3連休なのに朝から雨模様で、お出かけの予定が...という方に耳寄りな情報です。
 安土城考古博物館は、涼しい館内での展示鑑賞だけでなく、きょうとあす、古代のロマンを感じられるイベントを開催しています。

 「きて・みて・さわって考古学」と題して、県内の遺跡から出土した土器などの遺物に直接触れて形や大きさを測ったり、解説を聞いたりと、気分はまるで考古学者に!
 お子さんたちの夏休みの自由研究にも「うってつけ」の催しです。

 特に、きょう7月17日(日)は「家族ふれあいサンデー」で、県内にお住まいの方は無料で展示をご覧いただけますので、大変お得です。
 また、あす18日は月曜日ですが、「海の日」の祝日なので博物館は開館しています。
 
 この機会に、一度、当博物館を訪ねてみてください。

2016年7月16日土曜日

きょうの博物館

 きょうから、「きて・みて・さわって考古学」が開かれています。
 県内の遺跡から出土した土器などの遺物を、自分の目で見て、自分の手で触って体感できるイベントです。
 朝から、熱心な方々が詰めかけて、マコと呼ばれる秘密の道具を使って土器の形状を正確に測る体験などを楽しんでおられます。

 右の写真は、琵琶湖最北端部の塩津港遺跡から出土した板の形や寸法を、参加者が精密に計測しているところです。
 この板は、水路を渡る踏み板として使われていたものですが、船釘を打った穴と思われる跡があるため、古代に琵琶湖を航行した「準構造船」(木をくりぬいただけの丸木舟とは異なり、何枚かの板を組み合わせて作られた大型の船)の一部だったのではないか、という説が出されています。これを否定する考え方を唱える方もありますが、そういう論戦こそが古代史の醍醐味と言えるのではないでしょうか。


 「きて・みて・さわって考古学」は、あさって(7/18)まで開催しています。
 特に、あす7月17日(日)は「家族ふれあいサンデー」ですので、県内にお住まいの方は無料で当館の展示をご覧いただけます。この機会に、是非、お出かけください。

2016年7月13日水曜日

週末は安土へ!


 この週末は、当博物館へのお出かけがオススメです!
 7月16日(土)~18日(月・開館しています!)の間、「あの遺跡は今!Part23『きて・みて・さわって考古学』」が開かれます。
 県内の遺跡から出土した本物の土器などを、じっくり「見て」、直接手で「触って」歴史に直に触れる体験ができます。
 マコと呼ばれる計測道具を使って土器の形や大きさを自分で測ったり、模様を拓本に取ったり、気分はすっかり考古学者です。
 子どもさんの夏休みの自由研究にもピッタリです!

 17日(日)は「家族ふれあいサンデー」ですので、県内の方が県の広報誌を持ってきていただくと入館無料になりますので、是非、ご家族お揃いで博物館にお越しください。

 たくさん実をつけたゴーヤの「緑のカーテン」がお出迎えしますよ! 

2016年7月9日土曜日

ゴーヤの長男

 当博物館の中庭に植えたゴーヤの「緑のカーテン」が成長を続けています。
ちょうど真ん中あたりにぶら下がっているのが、一番先に実の付いた長男(長女?)のゴーヤです。
けさ測ったら、なんと27センチメートルもありました。もう食べごろでしょうか?

当館へお立ち寄りの際は、ゴーヤも見てやってください。
もしご希望でしたら、実を差し上げますよ。


さて、お知らせしていますように、来週末から「きて・みて・さわって考古学」を当館内の整理室で開催します。
県内の遺跡から出土したホンモノの土器などを、間近で「みて」、直接手で「さわって」寸法を測ったり、考古学者になった気分に浸れます!
7月16日(土)~7月18日(月)の3日間、午前9時から午後5時まで。予約不要で入場無料です。
子どもさん達の夏休みの自由研究のテーマも見つかるかもしれません。奮ってご参加お待ちしています!

2016年7月6日水曜日

プレゼント付きアンケート

当館では、7月22日(金)まで、来館時のアンケートにお答えいただいた方に当館のオリジナル絵葉書を2枚セットで、もれなく差し上げています。
展示をご覧になった後、簡単なアンケートに答えていただくだけですので、ほとんどお時間も取らせません。
信長関連の人物像を使った絵ハガキで、「お市の方と浅井長政」、「豊臣秀吉と徳川家康」などご存知の人物ばかりですので、きっと「お得感」がありますよ!

暑い日が続きますが、涼しい館内で歴史ロマンを楽しむついでにアンケートに答えて素敵なグッズをゲットしてください。

2016年7月5日火曜日

神仏習合の文化と造形


 第二常設展示室で、テーマ展示「神仏習合の文化と造形」を行っています。
 日本で独自に生み出された神仏習合思想(本地垂迹説)では、日本の神道の神々は仏が姿を変えて現れたものと考えられます。
 こうした世界を表す絵画や彫刻は、滋賀県で特によく発達したと言われ、多くの美術品が遺されています。


 滋賀の習合文化を伝える文化財のうち、当館が所蔵する作品を今回テーマ展示としてご覧いただいています。
 素朴な木像や、懸け仏(かけぼとけ)など、一つ一つは派手さはありませんが、じっくり観ていると昔の日本人の信仰の在り方が見えてくるかもしれません。
 
 このように当館では、常設展示室において、特別陳列やテーマ展示といった形で所蔵文化財を様々な切り口を工夫しながらご覧いただけるように努めています。
 「常設展示なんか、いつ行っても同じ」と敬遠しないで、特別展や企画展のない時期にも見所があることを知ってもらいたいと思っています。 

2016年7月3日日曜日

花の安土

 博物館の敷地のはずれでタイサンボクの花が満開になっています。
 車で来られると、入口のヘアピンカーブの所のすぐ左側の茂みの中に白い花がチラチラ見えるのがタイサンボクの花です。
 夏に、白いお椀型の花が咲きます。
 大きくて、立派な花をつけるので「泰山木または大山木(タイサンボク)」という名前が付けられたそうです。
 モクレン科の常緑高木で、英語ではMagnolia(マグノリア)と言って、アメリカ合衆国を象徴する花だそうです。
 当館へお越しの節は、入口で車を止めてゆっくりご鑑賞になってください。ただし、交通安全にはくれぐれもご注意を!



夏のキャンペーン開始

 
 
 きのうの滋賀県は、35℃を超える猛暑日になった地点が複数出る猛烈な暑さに見舞われました。
 もう少し身体が暑さに適応していない中での強烈パンチでしたので、一層シンドク感じられました。
 皆様は体調を崩されたりしませんでしたでしょうか?
 
 さて、本格的な夏を迎えて、当館では来館いただく方へのサービスの一環として、2種類のキャンペーンを始めています。 
 1つ目は、NEXCO西日本の「京都・若狭・びわ湖ぐるっとドライブキャンペーン2016」に協賛して、クーポン(ぐるっとドライブパス)を持参された方に当館の「まめのぶくん」クリアファイルをもれなくプレゼントします。
 2つ目は、近江八幡市の自転車観光推進事業に協賛して、クーポンを持参された方に、こちらも「まめのぶくん」クリアファイルを漏れなく差し上げます。
 いずれも、11月30日までのキャンペーンとなっています。
 奮ってご参加ください。