2017年11月7日火曜日

甲冑を作りました

 当館のエントランスホールで、きょうから「甲冑を作りました」の上映を始めました。
 毎年6月に開かれる「あづち信長まつり」の武者行列で、武将役の人が身に着ける甲冑(紙製のレプリカ)を地元有志の方たちが手作りで作ったプロセスを、地元の柴垣源二さんが撮影し、記録映像を制作されたものです。

 紙を形に合わせて切り、様々な塗料を塗り重ねたり兜の形に成形したりと、延べ600時間(!)にも及ぶ大変な作業の末に、ようやく完成した甲冑です。

 手作りの甲冑が、まつり当日にお披露目されました。

 当館では、地域で歴史文化資源の保存や活用に取り組んでおられる皆さんの活動を応援するために、展示やDVD上映で協力しています。
 今回の上映は12月3日(日)まで行いますので、ご来館の折には是非ご覧ください。


2017年11月1日水曜日

開館25周年記念リレー講座

 きょう、「開館25周年記念リレー講座」(全3回)の第1回目「織田信長研究の25年」を開講しました。
 当博物館が平成4年11月1日にオープンしてから、丸25年が経ちました。
 これを記念して、この25年間の研究の進展と、当博物館の歩みを振り返る連続講座です。
 今後の予定は次のとおりですので、是非ご参加ください。
  第2回「安土城跡調査研究の25年」 11月15日(水)、講師:滋賀県教育委員会 松下 浩氏
  第3回「近江の縄文時代研究の25年」11月29日(水)、講師:(公財)滋賀県文化財保護協会 瀬口 眞司氏
  開始時刻は、いずれも13:30。参加費:200円。定員:140名(先着順)



 また、開館25周年を記念する催しとして、記念シンポジウムも予定しています。
 日時は、来年1月14日(日)13:30から、お隣の文芸セミナリヨで開催します。
 基調講演の講師に、城郭研究の第一人者、滋賀県立大の中井 均教授をお迎えし、城郭研究の最新成果と安土城考古博物館が果たしてきた役割についてお話しいただくほか、今後のあるべき姿について話し合います。
 まもなく詳しいお知らせをしますので、是非ご来場ください。(参加無料、先着380名)