2024年3月1日金曜日

 

籠り飛ぶ小鳥あるらし大椿 (松本たかし)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

景清道(かげきよみち)をご存じでしょうか。

 

平家再興を祈願するため、平景清が尾張より京都の清水寺へ通ったルートとも、桑実寺の薬師如来に眼病平癒のために日参した道ともいわれています(街道古道廃道道 ブログより)

 

桑実寺に続く景清道が当館の園地を通っており、一抱えもある大木の「銘・景清椿」がこれから花の盛りを迎えます。

 

散策の折に、大椿をご鑑賞ください。



2024年2月22日木曜日

 

下町は雨になりけり春の雷 (正岡 子規)

ハンディ版入門歳時記より

 

温暖化の影響か、いつもなら最後の雪となるころが、昨夜は雨でした。

琵琶湖の水位回復に、少しは役に立ったことでしょう。

 

湖北町尾上の漁師さんが、イサザ漁で数個の縄文・弥生土器を引き上げたことからその存在が明らかとなった葛籠尾崎湖底遺跡の発見から、今年で100年。

(長浜市郷土学習資料「わたしたちの長浜」から引用)

 

今までミュージアムショップでもあまり売れなかった図録が、再び脚光を浴びています。

企画展図録「水中考古学の世界」 | 滋賀県立安土城考古博物館 (azuchi-museum.or.jp)

残部僅少 お買い求めはお早めに。



2024年2月16日金曜日

 

蠟梅(ろうばい)の光沢という硬さかな (山上樹実雄)

ハンディ版入門歳時記より

 

蝋梅の名前は、この花が蝋細工のような形状であるからとか、芳しい香りです。

琵琶湖文化館連携企画展が始まりました。

皆様をお出迎えする最初の展示「仙人図」は、享保年間の作とされています。400年前の作品がどのように修理されたかも、ご観覧のポイントです。

ご来館をお待ちしております。



2024年2月9日金曜日

 

早梅の咲き始むるはこのあたり (森田知義)

俳句文学館のHPより

 

梅が咲き始めました。園地には、ほのかな香りが漂っています。

週末から始まる展覧会「近江の文化財を継ぐ」は、文化財の修復・復元がテーマですが、新旧学芸員が連携して展示に携わっており、ひとの面でも文化財を継ぐ展示となりました。

明日からのご来館をお待ちしております。



2024年2月7日水曜日

 

朝霜の白い地面に靴のあと (草刈明峰)

俳句ポスト365の入選句より

 

来週2月10日から始まる企画展「近江の文化財を継ぐ―修理・複製・復元-」 準備風景です。

靴をそろえた白布から、霜を踏みしめる音が聞こえてきそうです。展示準備の邪魔にならぬよう、静かに撮らせてもらいました。

週末から三連休です。ご来館をお待ちしております。



2024年2月4日日曜日


頬染めて旅行記めくる指二月 (尚川)

俳句ポスト365の入選句より

 

お客様にご記入いただいたアンケート用紙を時折めくることとしています。

鉛筆の筆圧や字の大きさから、旅行でわざわざ博物館までお運びいただいた感想(喜びだけでなく、ご不満)が、集計表の印字ではわからない部分まで伝わってきます。

来週2月10日から、企画展「近江の文化財を継ぐ―修理・複製・復元-」 が始まります。ご来館の節には、アンケートにご意見をお寄せください。




2024年1月26日金曜日

 

重ね着の女集へり講習会 (あるきしちはる)

俳句ポスト365のサイトより

 

毎年1月26日は「文化財防火デー」です。

この日は、昭和24年(1949)に世界最古の木造建築物・法隆寺の金堂が炎上し壁画が損傷したことを契機に制定されたとのことです。

当館でも、消防訓練としてお客様の安全な誘導・文化財の搬出・放水訓練を実施しました。また地元消防ご指導の下、胸骨圧迫や人工呼吸など救命措置の実技指導をスタッフ全員が受けました。

胸骨圧迫30回、人工呼吸2回・・・などの処置を、救急隊に引き継ぐまで続けるのは、なかなか大変です。重ね着をして、なかなかの力仕事でした。

安心な博物館であるよう、毎年の訓練は欠かせません。ご来館をお待ちしております。