2023年12月27日水曜日

 

伊予柑のよきを選びぬ鏡餅 (名和三幹竹)

 

ポケット版入門歳時記より

 

謹賀「辰」年

時日がタツのは早いもので、令和も6年となりました。

 

今年は、6月からリ龍ューアル(リニューアル)工事が始まります。

第一常設展示室で、考古展示が見られるのは5月までです。

 

今のうちに「たっ」ぷりご覧ください。

1月は5日から開館しております。

ご来館をお待ちしております。



 

辰と鏡餅のまゆ玉は、立石文代さん(弥生織りの会代表)によるお正月飾りです。

エントランス左の事務室窓口に展示しています。

2023年12月26日火曜日

 

冬の波冬の波止場に来て返す (加藤 郁乎)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

コロナ禍も一段落し、経済活動や国内の行楽も賑わいを取り戻した一年となりました。

 

新年度版・安土エリアの観光パンフレットに常楽寺港舟入跡が掲載される予定です。

安土城築城にあたって物資の運搬、さらには信長の出陣や移動の際にも使われた常楽寺港、写真の西の湖を通じて琵琶湖の水運が役に立ったことでしょう。

 

年末年始は、1228日から14日まで休館させていただきます。

本年も、多くの皆様にご来館いただき、誠にありがとうございました。



2023年12月22日金曜日

信長の怒り静めよ寒蜆 (田中ブラン)

 

俳句ポスト365 https://haikutown.jp/post/ より

 

秋からの安土城発掘が一段落しました。

調査整理が進めば、当博物館でも成果が公開されることでしょう。

 

寒風の中、現地を拝見して、温かい味噌汁が思い浮かびました。

味噌汁にぴったりのセタシジミは、びわ湖の特産品ですが、なかなか漁獲が回復しません。

 

稚貝増殖に力を注ぎ、志半ばで亡くなった若き研究者、忌明けのテレホンカードを掲載します。

 

28年前のご冥福を祈り、そして20年続く県調査事業に大きな期待をしたいと思います。



2023年12月19日火曜日

 

鴨群るるさみしき鴨をまた加へ (大野 林火)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

いつの間にか、渡来した鴨がお隣の池に群れています。

 

冬の風物詩、雪をかぶった伊吹山に三島池のマガモは、湖北の定番です。

霧の観音寺山と、信長の館の池、そしてマガモ?は、博物館の定番になるでしょうか。

 

鴨が少しずつ増えていっても、冬の寂しさは変わりません。

県内は雪が積もることもあります。冬タイヤを装着の上、安全運転でご来館ください。

 


2023年12月15日金曜日

 

姉川の殊に降りしく秋しぐれ (柴田鏡子)

 

俳句文学館のHPより

 

姉川のしぐれは、冬の訪れを知らせてくれます。

本日15日、NHK制作の番組で、激突!合戦将棋~姉川の戦い~が、放送されます。

 

「姉川の戦い」とは、元亀元年(1570)6月に、近江国(現在の滋賀県)の姉川流域にて、浅井・朝倉軍と織田・徳川軍が一線を交えた戦いです。自身を裏切った浅井長政に対する、信長の報復戦とも言われるこの戦い。信長からの援軍要請を受け、家康も加勢することとなりました。(https://serai.jp/hobby/1123503より)

 

1231日には全国放送もあります。

 

浅井長政の居城・小谷城を、当館第二展示室にてジオラマ展示しております。

しぐれの休日は、安土城考古博物館バーチャルツアー | 滋賀県立安土城考古博物館 (azuchi-museum.or.jp)をお楽しみください。



2023年12月8日金曜日

 

幅広うどん箸をすべつて大師走 (横山泠子)

 

俳句文学館のHPより

 

師走12月になりました。

当館レストランのイチオシ・メニューをご紹介します。

 

12月17日までの期間限定、近江牛が通常の6倍も入った「びっくり」大うつけうどんはいかがでしょうか。

 

せっかく滋賀県までお越しになれば、ぜひ近江牛を召し上がっていただきたいものです。

東近江地域のスタンプラリーも同時開催中です。

 

ご来館をお待ちしております。