2015年9月29日火曜日

ヨシ灯り展

 先日、西の湖のほとりで開かれた「西の湖ヨシ灯り展」を見て来ました。ことしで9回目を迎えた野外展示には、幼児からお年寄りまで幅広い世代の人々から何百点もの作品が出展されて、大いに賑わいを見せていました。
 オープニングセレモニーの後、灯りが点灯されると、夕闇の中にほの暗い光が浮かび上がって、幻想的な眺めです。



 訪れた方々は、「きれいやねえ」「ロマンティックだ」と話し合いながら見入っておられました。(撮影テクニックが未熟なため、なかなか魅力をお伝えできませんが、)

2015年9月26日土曜日

博物館で写真を撮ろう

 日一日と秋が深まっていく今日この頃。「芸術の秋」を満喫できる催しをご紹介します。
 来る10月12日(月・祝)13:30から、県内在住の有名な写真家・寿福滋氏による講座と体験レッスンを組み込んだ、ワークショップ「博物館で写真を撮ろう」を開催します。
 寿福氏から、文化財の撮影に関する基礎とノウハウを教えていただくとともに、実際に写真撮影の現場も体験できます。また、希望者には、持参のカメラで撮った文化財の写真を寿福氏に批評していただくことも出来ます。
 定員は30名ですが、もう少し余裕があります。お申込み・お問い合せは、当館(電話0748-46-2424)へ。資料代300円が必要です。

 穏やかな秋の陽射しに包まれた当館の周囲の模様をご覧ください。




西の湖ヨシ灯り展

 きょう9月26日(土)と27日(日)の2日間にわたって、「西の湖ヨシ灯り展」が開催されます。西の湖をはじめ琵琶湖岸に生えて、水質浄化や生き物の住み処を提供するヨシの恵みに感謝し、その価値を再発見することを目的として開かれる「ヨシ灯り展」も、今年で9回目を迎えます。
 ヨシで作ったオブジェに灯りを点すと、優しい光が暗闇に浮かび上がって、とても幻想的な雰囲気を醸し出します。是非、一度ご覧下さい。
 きょうは、午後6時に点灯されると同時にオープニングセレモニーが行われます。会場は、安土B&G海洋センターの付近一帯です(JR安土駅からタクシー5分)。入場無料です。

2015年9月20日日曜日

安土秋天

 本当に爽やかで、穏やかな秋晴れの下、ご家族連れなど大勢のお客様が当博物館にお越しいただいています。
秋の大型連休「シルバーウィーク」のお出掛け先に、是非、安土を加えてください。
当博物館では、9月23日(水・祝)まで、企画展「よみがえる弥生のムラ-大中の湖南遺跡 発掘五〇年-」をやっています。
お隣の「信長の館」も、安土城天主の復元展示とヴァーチャルリアリティの映像で人気を博しておられます。
もちろん、安土城跡や観音寺城跡に登るのも、健康づくりやハイキングにうってつけです。
いろんな魅力のある「安土」をお訪ねください。

2015年9月16日水曜日


西の湖のほとりから、八幡山(鶴翼山)方面を撮ってみました。少し雨模様で曇っていますが、穏やかな湖面です。ブラックバスの釣り船も出ていません。


 安土からも、西の湖めぐりの観光船が出ます。畳敷きの屋形船で、鶏肉のすき焼き(この辺りでは、「じゅんじゅん」と言います)も味わえるそうです。ノンビリ、ゆったりと船遊びを楽しむのもオツなものでしょうね。

2015年9月12日土曜日

秋の陽うらら

 お昼前から秋の陽射しが降り注ぎ、きれいな秋晴れになりました。
 博物館の裏側にある芝生広場では、ご家族連れや子どもさん達が秋の陽を一杯に浴びて、ピクニックや遊びを満喫しておられます。



 広場の池には、やや季節遅れのスイレンがポツリと咲いていました。

秋の朝

清々しく晴れわたった青空が、どこまでも広がっているけさの安土です。
半分ほど稲刈りが終わった田圃の向うに安土山が見えます。


澄んだ空気に、木々の葉も輝きが増したようです。博物館の裏側を撮ってみました。


お出掛けには絶好の日和です。安土城考古博物館に是非お立ち寄りください。

2015年9月9日水曜日

地域で守る文化財

 先日、史跡観音寺城跡の整備に取り組んでおられる住民グループ「豊かな杜づくり隊」が開いた講演会に参加しました。日本百名城に数えられる観音寺城跡ですが、整備の手が入らぬまま、木々に半ば埋もれた状態になっていたのを、地元の誇りとして取り戻そうと立ち上がられたのが「豊かな杜づくり隊」の皆さんです。石垣の周囲に生い茂った木を切って、新幹線から見えるようにしようというプロジェクトに取り組む一環として開かれた講演会です。地元の方を中心に60名以上の参加者が、観音寺城の歴史的価値を知ろうと熱心に聞き入っておられました。
 活動には、地元の住民だけでなく、滋賀銀行安土支店の皆さんなどいろいろな立場の方が参加しておられるとのことで、地域ぐるみで文化財を守り、活かす取組みに発展してほしいと思います。当博物館としても、近江風土記の丘の中核施設として、こうした活動に協力していかねば、と改めて肝に銘じました。




 きょうは台風で、県内の学校は臨時休校となりました。被害に遭われないよう、お気をつけください。

2015年9月6日日曜日

雨の日曜日

 朝から降ったり止んだりの生憎のお天気で、気温も日中の予想最高気温が24度と秋本番を思わせるような涼しさです。
 せっかくの日曜日、御家族でどこかへ出かけたいなとお考えのあなた!
 安土城考古博物館がオススメです。弥生時代の暮らしの様子が手に取るようにわかる「よみがえる弥生のムラ-大中の湖南遺跡 発掘五〇年-」を9月23日(水・祝)まで開催中です。館内では、香り高いコーヒーが味わえるレストランもあります。雨の日も、ゆったりと流れる時間を博物館で過ごしてみませんか?


2015年9月3日木曜日

博物館講座のご案内

 9月5日(土)13:30から、開催中の企画展「よみがえる弥生のムラ-大中の湖南遺跡 発掘五十年-」の関連講座「下之郷遺跡の環濠集落」を開催します。講師は、守山市教育委員会の川畑和弘氏で、参加費は200円です。(当館セミナールームにて。予約不要) 弥生時代中期後半の大規模な環濠集落遺跡である下之郷遺跡と大中の湖南遺跡との違いなどについて、下之郷遺跡の発掘担当者に解説していただきます。

 同じく9月5日(土)には、観音寺城跡の保存・活用を図るプロジェクトの一環で、「観音寺城講話」が開かれます(老蘇コミュニティセンター=近江八幡市安土町東老蘇)。 地元の皆さんが新幹線の車窓からの「見える化」に取り組んでおられる観音寺城の魅力について、もっと知ってもらおうと企画された講演会で、安土城郭調査研究所元所長の近藤滋さんが話されます。

 できれば両方の講演を聴いて、博物館の展示でさらに知識を深めれば、きっと充実した初秋の1日になると思います。お待ちしています!