2022年2月24日木曜日

 

御朱印を冬日に干して延暦寺 (西脇 妙子)

 

https://fudemaka57.exblog.jp/29780507/ より

 

永くご愛顧いただいていたスタンプを、昨日から御朱印“風”スタンプとして、新調しました。

天下布武の朱印は信長朱印を模したもので、まめのぶくんは当館キャラクターです。

 

当館で開催中の展覧会「伝教大師最澄と天台宗のあゆみ」とともに、望楼下受付で当館御朱印をご来館の記念にどうぞ。

 

なお、スタンプは乾きが早いので、朱肉のように延暦寺の冬日に乾かす必要はありません。





 

2022年2月18日金曜日

試みる口にキャッチの牡丹雪 (林 雄次郎)


野田ゆたか編 清月俳句歳時記

https://haiku575.info/saijiki/01/b/04/04_019.htm より

 

今朝の博物館は、桜や欅の木々が牡丹雪におおわれて、きれいな雪景色でした。

 

冬の企画展が開幕して、二週間となりますが、多くのお客様にお越しいただいております。

ガラス越しに単眼鏡で曼陀羅図をじっと観察されているお客様、経典を一字一字お読みになるお客様などなど、高い関心をいただいております。

 

読売新聞(滋賀版)2022/2/5

至宝が語る 最澄の功績 : ニュース : 滋賀 : 地域 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

朝日新聞(滋賀版)2022/2/13 でも

天台宗の根本経典、濃紺と金のコントラスト:朝日新聞デジタル (asahi.com)

取り上げていただきました。

 

コロナ対策も、万全に対応しております。残雪に十分気を付けてお越しください。




 

2022年2月8日火曜日

 冬の梅気の利きすぎる子と云われ (藤色 葉菜)

 

夏井いつきの365日季語手帖2022年版より

 

滋賀県北部は10数年ぶりの大雪となりましたが、幸い当館は影響もなく、2月5日から企画展を開幕しました。

 

今回の企画展では、最澄が唐(中国)からもたらした経典類を紹介しています。

「最澄は唐から多くの仏教教義を将来しましたが、日本の神に対する信仰のあり方についても・・・」との展示説明に? 仏教を『招来』ではないのか!

 

昨秋の展覧会で、展示説明をご観覧のお客様から「条痕式土器は、貝で前面にがらを付けるとあるが、貝で『全面に』がらを、ではないか。」との指摘を受けたことを思い出しました。

 

気を利かして、担当学芸員に確認すると、天台宗では、最澄をはじめとする祖師たちが中国から日本に仏教をもたらしたことを、「将来」と呼ぶのです、と答えてくれました

 

修正をすれば、あやうく間違いを犯すところでした。

気を利かすの当館梅園の花だけで良いでしょう。あと少しで開きます。