2013年12月27日金曜日

新年は1月5日から開館します


本格的な寒気団が日本列島を覆い、寒い日がまだまだ続きますが、避寒場所として当博物館をご利用いただくのはいかがでしょうか。スタッフが手作りの門松を玄関に置いてくれました。新年の皆様のご来館をお待ちしております。

 

 
   
 
                              
 
 
 
 
 
 

2013年12月17日火曜日

安土駅前の灯り

ますます寒さが加速している今日この頃です。自分の身を寒さから守るという意識がないと、冬に体を持って行かれるような気がします。さて、今年も商工会が中心となって、JR安土駅前に信長像と一体化したイルミネーションが設置されました。13年前から続いており、毎年少しずつ形を変えているようです。昨年との違いはわかりますか?年明けて1月13日(月・祝)まで、点灯時間は17:00~23:00です。


2013年12月13日金曜日

季節の飾り付け

12月は何かしら気忙しい雰囲気ですが、少し季節を感じられるクリスマスの飾りが来場者の皆さんを和ませてくれます。館内を案内してくれるアテンダントさんが、心を込めて準備してくれました。
さて、今年も残り少なくなって、一年を振り返る時期になっています。よかったこと、よくなかったこと、いろいろとあると思いますが、是非ともよかったことを伸ばしていきたいものです。

2013年12月10日火曜日

クリスマス親子映画会

博物館恒例のクリスマス親子映画会です。上映作品は、「チリンの鈴(アニメーション)」で、抒情あふれるメルヘン作家、やなせたかしの原作作品です。(監督:波多正美、音楽:いずみたく)
上映日時は12月23日(月・祝) 13:30~14:30、定員は140名です。是非とも親子で参加下さい。

2013年12月8日日曜日

お正月飾りを作ろう!

2013年もあとわずかになりました。今年はどんなことがありましたか?充実した年でしたか?やり残したことは多かったでしょうか?
博物館では、年末の忙しい時期ではありますが、館周辺で採取した植物や繭玉などを使って、お正月飾りを作ります。簡単にできますので、是非チャレンジしてみて下さい。
12月23日(月・祝) 10:00~12:00、定員は先着20名程度、参加費は500円です。


2013年12月6日金曜日

クリスマスリースを作ろう!

クリスマスはイエス・キリストの降誕(誕生)を祝う日ですが、日本で初めて行われたのは、いつなんでしょうか?明治の頃かなと思っていたら、ウィキペディア曰く、「1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において宣教師コスメ・デ・トーレスたちが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが日本で初めてのクリスマスである。」との事。
もうすぐそこに来ている12月25日(水)はお祭りですから、いろんなもので飾って賑やかにしてはどうでしょうか。当館ではクリスマス・リースづくりのワークショップを開催します。12月14日(土)13:30~16:00、定員は先着20名程度、材料費は500円です。是非ご参加下さい。



2013年12月1日日曜日

企画展関連行事等のお知らせ

第48回企画展「文化財の達人たち」の関連行事として博物館講座を予定しています。12月15日「遺物が蘇る、とっておきツール」、12月22日(日)「地図と空中写真を読む」の2回、午後1時30分から当館2階のセミナールームで開催します。また、両日ともワークショップ体験メニューとして、「木簡に書かれた文字を読んでみよう」(12/15;①10:00~10:30、②15:30~16:00の2回)、「地図や航空写真を見る方法」(12/22;15:30~16:00)、いずれも当日先着順で定員10人となっています。

2013年11月26日火曜日

特別陳列「錦秋から白銀へ」始まる

地球温暖化が言われて久しいですが、私達の日常ではまだまだ季節の変化が感じられる昨今です。ただ、春や秋が少々短くなっていることは、皆さんも感じておられるのではないでしょうか。体調の管理もうまく季節に合わせてやっていかないといけません。
さて、本日から、琵琶湖文化館秘蔵品で味わう「錦秋から白銀へ」のテーマ展示が始まりました。当館第二常設展示室の一部を使って展示しています。菊花、月と紅葉、柿と鳥や山水画の掛物(かけもの)を見ていただき、季節感を味わっていただければと思います。会期は1月13日(月・祝)までです。

2013年11月25日月曜日

紅葉と博物館見学


少し寒さが身にしみるようになってきました。博物館の周辺や裏山、繖山の紅葉は今が見頃です。
さて、当館のバックヤードでは、発掘作業で出土した遺物を調査・整理・記録し、歴史資料として残すための作業を行っています。この作業を見学するツアーへの参加者を募集しています。12月1日(日)13:30~、定員20名です。まだ、余裕がありますので応募下さい。なお、参加には実費として200円いただくことになっています。

第48回企画展「文化財の達人たち」

11月23日から第48回企画展「文化財の達人たち」が始まっています。発掘現場での調査作業や出土した遺物の整理作業、遺物の保存処理作業の技(わざ)を紹介しています。普段、博物館で展示されている遺物(文化財)は、様々な技を駆使し、様々な作業工程を経て展示物となります。文化財の保存・継承を支えるプロフェッショナルの技や作業工程を見ていただきたいです。会期は来年1月26日(日)までです。

2013年11月19日火曜日

地域の歴史文化に親しむワークショップ

文化財調査の舞台裏をテーマにしたワークショップで、子ども達(小学校高学年~中学生)を対象に参加者を募集しています。1回目は「子ども学芸員」11月23日(土・祝)9:30~11:30、実際に資料を調査して博物館に展示します。2回目は「子ども調査員」12月1日(日)10:00~12:00、実際に資料を観察して作成した調査カードを展示します。第3回目は「木簡に書かれた文字を読んでみよう」12月15日(日)①10:00~10:30②15:30~16:00、赤外線カメラで文字を読みます。きっと地域や歴史文化財身近になることと思います。定員は1回目12人、2・3回目10人ですが、まだ空きがありますので電話で応募下さい。0748-46-2424

2013年11月8日金曜日

ミュージアムJazzコンサート

来週の土曜日11月16日にJazzのコンサートを当館中庭・回廊で開催します。4月に開催される琵琶湖ジャズフェスや10月の大津ジャズフェスに出演している地元のミュージシャンが出演してくれます。皆プロではありませんので、ボランティアで来てくれます。ジャズの名曲は映画や舞台などで使われることが多く、メロディは親しみのあるものが数多くあります。是非ともライブ演奏を聴きに来て下さい。①14:30~と②15:30~の2回、彼らの熱演にふれていただければと思います。(雨天の場合は回廊軒下で)

2013年10月25日金曜日

連続講座「仏像シリーズ」

明後日の10月27日(日)13:30~15:00、「近江路の仏像彫刻」と題して、滋賀県立近代美術館の高梨さんがお話しされます。11月10日(日)には「異形の神仏-私の偏愛する彫像たち-」と題して当館の山下学芸員が話します。於;2階セミナールーム、資料代300円、定員は140名です。是非ともご参加下さい。また、11月30日には文化財探訪バスツアー「甲賀の仏を訪ねて」を企画協力事業として予定しています。白州正子が愛した甲賀の仏たちをめぐるバスツアーです。参加費は昼食付きで7千円。主催・お申込みは(株)ジョイックス(0748-34-8400)

2013年10月24日木曜日

南蛮文化とその時代

安土の文芸セミナリヨ(安土町桑実寺、0748-46-6507)では、「南蛮文化とその時代~南蛮屏風・安土城から世界の城まで~」と題し、歴史講座が開催されます。講師は愛知産業大教授の石川さん、同大学准教授の新井さん、岐阜高専名誉教授の水野さんの3人です。安土城の復元研究に貢献された建築史家、内藤昌さんの一周忌を迎え、ゆかりの講師陣が南蛮屏風や安土城復元などについて講演や鼎談をされます。明日10月26日(土)13:15~、於;文芸セミナリヨ。参加費400円、定員100名。まだ、余裕があるようですので、事務局にお問い合せ下さい。

2013年10月23日水曜日

ミュージアムカフェ「ムエール」

当館のカフェ「ムエール」を紹介します。平成4年の開館当初から営業していまして、来館者の皆様にお食事やちょっとした休憩にご利用いただいております。人気のメニューとしては、近江牛の大うつけうどん(牛肉が通常の4倍)や近江牛の釜揚げうどんで、いずれも焼きおにぎり付きです。ハヤシライスやいろんなカレー、丼物もありますが、毎月第2と第4の金曜日には特別ランチがあります。特別ランチは数に限りがありますので、早めに注文するとよいです。飲み物もコーヒー、紅茶、ジュースなどいろいろとあります。 営業時間:9:00~17:00  席数:28

2013年10月19日土曜日

安土観光関連団体ネットワーク会議

毎月参加している安土地域の情報交換の場があります。行政や民間、各種の団体が参加メンバーで、イベント情報や地域の新しい動きや課題などについて、お互いに情報共有しています。今後の注目すべき動きとして少し気になるのは、JR安土駅舎の改築と安土町観光協会と近江八幡市観光物産協会の合併、旧伊庭家住宅の活用の話題です。秋はまた観光シーズンでもあり、教林坊の特別公開(11/1~)や紅葉ライトアップ(11/16~)、石馬寺の法話と琵琶演奏(11/24)、パワースポット繖三観音を巡る「幸せの石お守り」プレゼント、JRさんのふれあいハイキング(11/10&11/24)など盛りだくさんです。

2013年10月16日水曜日

博物館長研修

10月9日(水)から11日(金)までの3日間、平成25年度の博物館長研修に参加してきました。参加者は55人、都道府県・指定市立、市町村立、私立、大学、独立行政法人、指定管理など様々な館長・副館長職の方々が3日間、一緒に講義を受け、演習・グループ討議などを行いました。歴史・文化系や自然系の博物館だけでなく、美術館や植物園、水族館などからも参加しておられました。テーマは「館長のリーダーシップ」で、上野動物園や大阪市立自然史博物館、横浜美術館などよく知られた館長さんが講師陣でした。人材育成、利用者との対話、地域のコミュニティ形成、危機管理、リーダーシップなど久しぶりに研修らしい研修でした。施設・設備の老朽化や予算の減少、人員の確保はどの館でも大なり小なり課題となっていました。研修成果は日々の館運営に活かしていきたいと思っています。多くの館長・副館長さんと知り合えたことは今後の大きな財産となっていくでしょう。

2013年10月12日土曜日

第47回企画展「新たな国民のたから-文化庁購入文化財展」が始まりました

10月なのに暑い日が続き、出かけるのも億劫になる状況ですね。ただ、ようやくこの酷く暑い状況は改善されそうですので、文化の薫る秋、是非とも第47回企画展にお越し下さい。会期は来月10日(日)までです。
展示作品については、近年国(文化庁)が様々な理由で購入された文化財の中から、滋賀・近江にゆかりの深いものや、当館のテーマの一つである安土桃山時代の文化に関わりのあるものを中心に32件選んでいます。これらを5つのテーマ、「信仰の形象」「伝統美の世界-桃山から江戸へ-」「江戸絵画の世界」「茶の湯の世界」「近江ゆかりの古文書」で構成しています。
注目の展示作品は、重文「紙本著色群仙図」(曾我蕭白筆)、重文「歓喜天霊験記」、重文「銅造薬師如来坐像」、重文「木造四天王立像のうち持国天、増長天」、重文「墨書墾田立券文」、重文「信楽檜垣文壺」、重文「松尾社法楽和歌」、「能面曲見・面裏焼印「天下一近江」、「肩衝茶入・銘残月」などです。
ちなみに、解説リーフレットは来場されますと、無料で入手することができます。

2013年9月30日月曜日

信楽まちなか芸術祭

昨年に引き続き開催される「信楽まちなか芸術祭」(10月1日~10月20日;甲賀市信楽町)では、作家や学生が制作したタヌキ160体を町中に展示し、工房見学などとともに楽しんでもらうよう企画しています。過ごしやすい季節となりましたので、当博物館の秋企画展とともに訪れていただけると幸いです。期間中の「陶器まつり大即売会」は12日(土)~14日(祝・月)、各陶器店で実施。陶芸の森では、信楽セラミック・アート・マーケットも開催されます。台風で不通になった信楽高原鉄道は現在復旧中ですが、この芸術祭の期間に合わせ、発行する信楽線開業80周年の記念乗車券は、代行バスの乗車に使えます。台風被害のため、まだ復旧中の道路もありますので、下記ホームページで確認下さい。
<甲賀市ホームページ>
http://www.city.koka.lg.jp/item/10229.htm#ContentPane
http://www.city.koka.lg.jp/item/10230.htm#ContentPane

2013年9月29日日曜日

今秋の第47回企画展のお知らせ

来月12日(土)から11月10日(日)までの28日間、当博物館では文化庁との共催で「新たな国民のたから -文化庁購入文化財展-」を開催します。国で近年購入された文化財、中でも滋賀にゆかりのある作品を中心に、絵画・彫刻・工芸・書跡・典籍・古文書・考古の各分野の名品39点を紹介します。重要文化財も数多く含まれますし、優品揃いの展示となります。お出掛けには気候もよいようです。ご来館をお待ちしています。

2013年9月22日日曜日

台風18号の被害状況

9月13日に小笠原近海で発生した台風18号は16日8時前に豊橋市付近で上陸し、滋賀県では記録的な大雨となり、16日早朝には大雨特別警報が発表されました。15日(日)から16日(祝・月)にかけて300~400mmを超える地域が続出し、被害は床上浸水、床下浸水併せ500棟を超え、住家全壊数棟などとなっています。今回栗東で1名の方が亡くなられたとのこと、御家族、関係者の皆様にお悔やみ申し上げる次第です。、また、住宅など被害に遭われた関係者の皆様には一刻も早く復旧が進みますことをお祈りいたします。文化財については、建造物、美術工芸品、史跡名勝天然記念物20件ほどに被害が出ているようです。当博物館の近隣では、特別史跡安土城址の一部に被害が出ていますが、来て見ていただくのには支障はありません。16日朝9時頃の博物館周辺は水浸しで、農道が川のようになっていました。JR運休のため一部スタッフも来られず、16日(祝・月)予定していた「沖島フォーラム」は中止としましたが、問い合せの電話が何本も来ており、沖島小学校と相談し、都合のつく、できる限り早い時期に開催することとしています。



2013年9月14日土曜日

西の湖 ヨシ灯り展

「仄かに映える郷愁のの美」をテーマにヨシでの造形を灯りで浮かび上がらせます。今年で7回目、昨年は近江八幡市内の小中学校からの応募がたくさんあったようです。9月28日(土)13:00~と29日(日)10:00~の両日に展示していますが、やはり少し暗くなってからの方がいいでしょう。オープニングセレモニーが28日18:00から行われます。会場はヨシキリの池・安土B&G海洋センター一帯です。お問い合せ:安土町総合支所0748-46-7205

2013年9月12日木曜日

駅からのアクセス あかこんバス

駅からのアクセスが不便との声を絶えず聞いていますが、JR安土駅からバスの便があるのはご存知ですか?近江八幡市の委託している近江バス(通称あかこんバス)が一日5便、「近江八幡駅北口」から「文芸の郷」まで、「安土駅南広場」を経由して運行しています。終点の「文芸の郷」で下車いただくと、徒歩7分程度です。運行コース名は「安土南・金田コース」、平日のみの運転で、「近江八幡駅北口」発は8:50、10:50、13:30、15:30、17:30で、一方「文芸の郷」発は7:45、9:45、11:45、14:25、16:25です。所要時間は時間帯によって多少遅れはあるでしょうが45分となっています。料金は区間均一で1回乗車につき200円/人で、1日乗り放題の「1日乗車券」は500円/人となっています。ちなみにJR安土駅から来られる場合は、「安土駅南広場」発は9:21、11:21、14:01、16:01、18:01です。本数は5本と少ないですが、うまく活用下さい。(バス時刻は平成25年10月1日改正)

2013年9月8日日曜日

節電クールライフキャンペーン期間中の入館状況

夏休み期間中の7月22日から8月30日まで、節電クールライフキャンペーンとして、土日およびお盆の期間を除いて、キャンペーンチラシや滋賀プラスワンをお持ちいただくなどすると、入館料(常設展)を無料にさせていただきました。今年の夏は暑い日が続き、夏休み中40日間の総入館者数は7,205人、入館料を無料とした平日(8/11~15は除く)26日間の入館者数は3,479人でした。この期間の平日一日当たりの入館者は約134人となります。昨年と比較して、異常気象であったこと、 料金値上げも既に決定し、電力需給逼迫の危機感が昨年より少なかったこと、 夏季特別展(入館料660円年)として開催し常設展料金(400円)との差額をいただいたこと(昨年は常設展・企画展のため無料)、 除外するお盆期間が伸びたこと(3日間→5日間)も含め、単純には昨年とは比較できないように思います。入館者総数そのものが2千人ほど減っているのです。ただ、入館者総数に占めるキャンペーン対象の平日入館者数の割合を見ますと、5割弱で昨年とほぼ同じ状況で、過去のキャンペーンをしていない年より高いと言えます。

2013年9月7日土曜日

よし笛と絵語りでつづる「湖水曼荼羅」

ヨシ笛コンサートを9月23日(月・祝)13:30から開催します。当館セミナールームにお越し下さい。入場は無料です。今回はレイクリード(ヨシ笛)の演奏だけでなく、絵語りとのコラボレーションを試みます。よくご存知の曲やオリジナル曲なども工夫した曲目編成になっていますので、短い時間ですが、楽しめる内容になっています。笛の音色もじっくり聴いていただけるとと思います。

2013年9月5日木曜日

夏季特別展と猛暑・豪雨

夏季特別展「華麗なる漁と美味なる食 魚・人・琵琶湖の過去・現在・未来」もスタートから今日までで47日間となり、残り10日間となりました。今年の夏は本当に暑かったですね。その影響もあってか、7月8月の入館者は例年より少ないように思います。救急車の出動もすごかったということですし、気象庁でも今年の猛暑・豪雨は「異常気象」とするようです。竜巻など異常な状態は続くのかもしれませんが、やっと最低気温が下がって過ごしやすくなってきました。今月16日までが会期となっていますので、週末にでもお出かけ下さい。なお、15日(日)は13:30から「フナズシの謎と魅力」と題した講座があります。
また、宿泊券やクルーズ招待券が抽選で当たる、「琵琶湖八珍」の投票応募の期限は同じ16日です。拡大した写真パネルを展示していますので、来館して応募いただくと確実です。16日(月・祝)必着です。

2013年9月3日火曜日

博物館実習を終えて

毎年のことですが、博物館実習に参加した学生さんから元気をいただいたようです。10人の学生さんが熱心にそして積極的に、8月25日までの6日間の講義や体験学習への参加など終え、皆修了することができました。出品展示の交渉や子供考古学教室、資料保存については印象深かったのでしょう、皆さん概ね満足をしていただいたようです。学芸員は雑芸員であること、モノとの対話は専門性の中で当然必要ですが、ヒトとの対話が常に求められること、そしてよく言われていることですが、Think Globally, Act Locally ということに我々自身も気付きがあるのです。現代の閉塞状況を変えていくためには、原点回帰ということが常に必要だと感じますが、若人が自ら考え、行動してほしいと思います。

2013年9月2日月曜日

フォーラム沖島

沖島小学校の生徒さんが「沖島のこと」を当博物館で発表をしてくれます。どんな発表になるのか非常に楽しみにしています。島には戦国時代、関所があったそうです。フォーラムは夏季特別展「華麗なる漁と美味なる食」の最終日(9/16)の関連イベントです。ミュージアムコンサートも開催されますので、展覧会とともに楽しんでいただけたらと思います。(10:00~12:00 於;2階セミナールーム)

2013年9月1日日曜日

夢燈の響き---八幡堀

今年の八幡堀まつりは9月14日(土)、15日(日)です。テーマは「夢燈の響き」だそうで、八幡堀周辺と町並み一体を会場に、ローソクの灯りで幻想的なライトアップが行われ、かわらミュージアムの夜間特別開館、町屋の公開やコンサート、縁日など賑やかな内容になるようです。まち人がつくり、演じ、もてなし、楽しむまつりです。昼間は安土城考古博物館(夏季特別展~9/16)へ、夜間は八幡堀へお出かけ下さい。

2013年8月30日金曜日

月曜日の入館状況について

今年も7月下旬から8月末までの間、通常休館している月曜日を開館しました。昨年は7月23日が月曜でしたので、今年は一日前にずれて、7月22日が始まりでした。入館状況を見ますと、7/22(63人)、7/29(72人)、8/5(93人)、8/12(251人)、8/19(132人)、8/26(78人)の延べ6日間で、689人となりました。1日平均114.8人、お盆開館は定着していますので、8/12の251人をのぞいた5日間の平均は87.6人となります。この期間中のお盆を除いた火曜から金曜までの4日間、4回分の平均は150人弱ですから、月曜の来館者は概ねその6割ということになり、相変わらずPR不足は否めません。昨年は概ね5割だったので少しは改善したと言えるのかもしれませんが、昨年の6日間の平均は156.3人、5日間の平均は94.4人で、いずれの数値も今年は大きく下がっていることの方を注目しなければいけないでしょう。

2013年8月28日水曜日

「天下布武」の歌碑

お隣の文芸の郷のグラウンド前の場所に「天下布武・鳥羽一郎歌唱」の歌碑があるのをご存知でしょうか。今年6月に建立され、5日(水)午後2時から除幕式が執り行なわれました。当日は鳥羽一郎さんや作詞された祝部禧丸さんが来られ、あづち信長まつり協議会の方々も参加されたと聞いています。少し長くなりますが、参考までに歌詞を掲載しておきます。

鎧かぶとに生命をあずけ
戦にかけた 天下布武
眼下に望む びわの湖
安土にきずく 金の屋根
引くこと知らぬ 武士が
勝鬨あげる勝鬨あげる ときの声

近江支配をこの手が握る
乱世に生きる 男意気
時代は動く 時の常
我が身に勝る 敵はない
己が神ぞ 信長ぞ
命をかけた命をかけた 天下道(てんかみち)

天下統一(てんがとういつ) 都を前に
勝利にあける 信長も
運命の風は 吹きよせる
人生わずか 五十年
生きるも死ぬも半分半分(ごぶとごぶ)
炎の中へ炎の中へ 夢と散る

2013年8月26日月曜日

「食」の講座

夏季特別展「華麗なる漁と美味なる食」開催中の講座のお知らせです。前半は「漁」でしたので、後半は「食」となります。博物館では食することはできませんので、食べたり、買ったりする情報を提供することでご容赦下さい。9月1日(日)には「琵琶湖を食べる」 、9月15日(日)には「フナズシの謎と魅力」というタイトルです。いずれも13:30から2階セミナールームです。なお、夏季特別展と同時に開始しました、宿泊券やクルーズ招待券が抽選で当たる「琵琶湖八珍」の投票応募期限は9月16日まで、お忘れなく!!!

2013年8月25日日曜日

身近な予防行動---ラジオ体操

日常生活の中で健康や体力を維持していくのは大切なことですが、ついつい後回しになって、健康診断での指摘や医者にかかるような事態になってから反省することが常です。身近な所ではラジオ体操で体を整えることが手っ取り早く、職場や学校で取り入れられ、経験している方も多いと思います。ラジオ体操の歴史は詳しく知りませんが、幼い頃から夏休みには必ずやっていたように記憶しています。最近はテレビ体操として視覚的に情報量が豊富になった関係で、あらためてやってみますと奥が深いと感じます。ヒトの体の中心線や骨組みの基本をバランスよくし、強化するような様々な動作を繰り返し行う、丁寧に行うことで何のための動作なのか自らの体と対話しながら進めることになります。毎日体と会話するという気持ちで続けられるといいですね。
ところで、8月27日には、午前6時から安土文芸の郷グラウンドで、NHKラジオの夏季巡回ラジオ体操・みんなの体操会が開催され、その様子が全国放送されます。安土文芸の郷20周年事業の一環として実施されるそうです。お問い合せは0748-46-2645へ。

2013年8月24日土曜日

博物館で涼もう

残暑の厳しい日が続きます。2013年夏節電クールライフキャンペーンも残り5日間となり、8月30日には終了します。平日のみですが、常設展示は無料で、夏季特別展も大人260円(小中生200円)の割引料金で観覧できます。是非涼みにお出かけ下さい。

2013年8月23日金曜日

ミュージアムグッズあれこれ

博物館では、体験学習用の勾玉キットやヨシ編みキットをはじめ、旅歩きやクルージング用のマップ(安土城跡、文化財シリーズ)、絵はがき、日常的に愛用いただきたいクリアーファイルやボールペン・シャーペン、一筆箋・メモ帳、缶バッジ・マグネット・ストラップ・鏡などのミュージアムグッズを作成販売しています。他にどんなグッズがあればよいか頭を悩ませていますので、皆さんのご意見を寄せて下さい。グッズ作成の参考にさせていただきたいと存じます。

2013年8月20日火曜日

実習生の受入れ

今年も元気な大学生が学芸員の資格取得を目指して勉強に来てくれます。5大学10人の学生さんが8月25日までの6日間ですが、当館学芸員がつきっきりで、展示事業の実際や資料保存、考古資料・美術工芸資料の取り扱い、「子ども考古学教室」など普及啓発・広報などの分野を実地に学ぶこととなります。 博物館や文化財を取り巻く状況は、グローバルにもローカルにも相変わらず厳しいものがありますが、閉塞状況を変えていくためには、新しい発見や動きに着目し、これまでの蓄積を新たな視点から再構築するなど、若い世代のセンスや頑張りに期待したいと思います。

2013年8月18日日曜日

安土地域に伝わる行祭事

8月24日18:45から老蘇の森・奥石(おいそ)神社で、「安土地域伝統文化のつどい」が開催されます。4月の第一土曜に行われる「沙沙貴まつり」からは鉦(かね)と太鼓、14年ぶりに復活した東老蘇の「老蘇ばやし」、創作神楽として有名な「浦安の舞」、長光寺にある八幡十二神社例祭からは鉦(かね)と太鼓、それぞれ地域文化の伝承として披露されます。地域に伝わる伝統文化を継承していくことはだんだんたいへんになってきています。何か応援できる仕組みが地域全体でできるといいですね。なお、東老蘇の夏祭りも同時開催されます。(問合先:近江八幡市文化観光課0748-36-5529)
沙沙貴まつり  http://www.youtube.com/watch?v=-5V7GgXd2J8
老蘇ばやし http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130816000051

2013年8月16日金曜日

琵琶湖の漁のおはなし

8月18日(日)13:30から「琵琶湖の華麗なる漁法 魚と人の知恵比べ」の話があります。縄文・弥生の時代から漁をしてきた人間と魚の知恵比べの歴史をわかりやすく説明します。魚の種類によって、かなり行動や習性が違うので、漁の方法や形態も違ってきます。季節毎の琵琶湖や川の風景の見方が変わってくるかも知れません。講師は大沼副館長です。

2013年8月11日日曜日

今日から開館時間延長します・・・・・ナイトミュージアム

今日から開館時間を午後8時まで延長します。夏季特別展「華麗なる漁と美味なる食 魚・人・琵琶湖の過去・現在・未来」や常設展示室で開催中のテーマ展「装いの考古学」、「地獄の情景Part2」などを観覧いただけます。是非とも夕涼みに博物館へお越し下さい。

 

 
 



 

2013年8月9日金曜日

ミュージアムコンサート

8月14日(水)15:00から1階エントランスホールで、コンサートを開催します。ピアノやヴァイオリン、ホルンの演奏、マリンバとフルートのアンサンブルなどがあります。気軽に来ていただける雰囲気で毎年開催しておりますので、散歩がてらにのぞいてみて下さい。お待ちしています。(ナイトミュージアム開催中)


2013年8月8日木曜日

勾玉づくり体験に挑戦!!!

古代の装身具の「勾玉」づくりを体験します。8月13日(日)15:00~17:00、勾玉とは何でしょうか、本物の勾玉を見て、感じて、想像力を働かせて、各自で勾玉を製作します。定員に少々空きがありますので、まだ応募できます。申込は 0748-46-2424 まで、参加費は500円です。

2013年8月7日水曜日

博物館の赤いチラシでプレゼント交換

博物館の赤い色のPRチラシにはオリジナルグッズ引換券が付いています。博物館を観覧いただいた後、チラシを提示いただくとオリジナルグッズをプレゼントしています。チラシのある場所は、安土山のガイダンス、安土駅前の観光案内所・レンタサイクル、白雲館などです。是非チラシを持って来館下さい。


2013年8月6日火曜日

信長・夏の夜の夢

安土特別百年事業の一環として、「信長・夏の夜の夢」が8月11日に実施されます。地域の方々が中心に150人ほどがボランティアで参加され、安土城址の大手道をライトアップする催しです。信長が盂蘭盆会の夜、ヴァリニャーノ神父がイタリアに帰国する際に、安土城で催したとされる篝火でのおもてなしの心を再現しようとするものです。点灯は20:00から20分程度だそうです。観覧者は柵の手前から鑑賞することになります(無料)。博物館のナイトミュージアムを楽しんでいただいてからでも十分間に合います。夏の夜長を是非とも安土でお過ごし下さい。
「信長・夏の夜の夢」のお問合せは安土町観光協会、0748-46-7049

2013年8月3日土曜日

田圃の風景

安土駅から自転車でのんびり見る田圃では、早生品種はもう頭を垂れています。8月の初めですが、その田圃だけを見ていると8月は過ぎ去ろうとしているようです。最近は植える時期や品種で田圃の1枚1枚の顔が違うので、観察するにはなかなかおもしろいです。田圃の所有者のいろいろな事情を反映しているのでしょうか?その上、水田野菜の栽培も盛んですし、麦作もある程度の面積を占めています。残念なのは、休耕田があること、そして耕作放棄地があることです。一斉の田植え、一斉の刈取りは今は昔、圧倒的な稲作のモノカルチャーをこの付近で見ることは難しいようです。朝の光がまぶしく差す水路に居座り鴨の家族がいたのが印象的でした。

琵琶湖八珍-あなたと探す琵琶湖の美味しい-を投票応募してください!!!

夏季特別展では、湖魚を使った185種類の料理を写真展示しています。来館された方に、「美味しいかった」「美味しそう」「食べてみたい」料理を選んでいただき、湖魚料理の新たなブランドの提案につなげることができればと思っています。投票用紙は、当館作成のパンフレットに付いていますので、ご記入の上、応募下さい。なお、展示している185種類以外の湖魚料理も受け付けますので、投票用紙に書いて下さい。パンフレットは湖魚料理に関連するお店や施設などでも入手できます。宿泊券やクルーズ招待券が抽選で当たります。期限は9月16日(月・祝)必着となっています。

2013年8月1日木曜日

ナイトミュージアムのお誘い

8月11(日)日から15日(木)まで、開館時間を20:00まで延長します。期間中はいろいろな催し物やお盆の雰囲気づくり、子どもさんにはプレゼントなども用意してますので、是非ともお立ち寄り下さい。なお、クールライフキャンペーン該当の日は、期間中12日(月)だけとなります。催し物は以下のもの以外にもあります。来館をお待ちしています。
      11日(日)15:00~ テーマ展講座「近江の仏教美術から見る地獄の情景」
      13日(火)15:00~  体験学習「勾玉をつくろう!!」(要予約・材料費500円)
      14日(水)15:00~  ミュージアムコンサート

2013年7月31日水曜日

体験学習「子ども考古学教室」の参加者募集中!


今年も「子ども考古学教室」の参加者を募集します。定員は30名、対象は小学校4年生~6年生、日程は8月22日(木)~23日(金)の2日間、両日とも参加出来る方。先着順ですので、事前に電話で申し込んで下さい。参加費は700円です。概要は以下の通り、申込は、℡0748-46-2424、Fax0748-46-6140 へお願いします。

     第1日 平成25年(2013年)8月22日(木)                                  
時間 日程  場所 
13:00~13:30 受付   エントランスホール
13:30~13:40 オリエンテーション セミナールーム
13:40~14:30 歴史を知ろう! 展示室  
(クイズラリー・特別展見学)
14:30~14:45 休憩  多目的広場 
14:45~16:30 勾玉をつくろう!+火おこしをしよう! 多目的広場
     第2日 平成25年(2013年)8月23日(金)                                  
時間 日程 場所
       ~10:30 集合 金森西遺跡
10:30~10:40 発掘調査の方法を知ろう!
10:40~11:25 発掘調査を体験しよう!
11:25~11:50 後片付け~解散式(アンケート記入)



2013年7月30日火曜日

タイムスクープハンター 沢嶋くんを探せプロジェクト


等身大の沢嶋くんフィギアが6月11日から8月31日まで、安土町内の観光ポイント11カ所を移動しています。フィギアを見つけたら、参加チラシにスタンプを押印して、アンケート用紙に記入、その参加チラシとアンケート用紙と引き替えに、安土城郭資料館でプレゼントと交換することができます。安土城焼失の謎を追うタイムスクープハンターの劇場版「安土城 最後の一日」は8月31日に上映が開始されると聞いています。その前に、当館のある安土地域に来ていただくときっといいことがありますよ!

2013年7月29日月曜日

発掘速報 六反田遺跡

  
六反田遺跡(彦根市宮田町)は、平成19年から発掘調査が実施され、縄文時代から平安時代にかけての多数の遺構・遺物がみつかりました。その立地(入江内湖や東山道)や出土遺物などから、陸路と湖上路の結節点としての性格が想定されています。物流ターミナルとしての当遺跡の性格を示すと思われる、奈良~平安時代の資料を中心に展示しています。展示は、墨書土器、円面硯、転用硯、土馬、木沓、三彩、木簡・人形写真パネルで構成されます。第一常設展示室で、10月4日(金)まで見ることができます。

2013年7月28日日曜日

しが☆まなび☆発見!のご案内

県下最大の夏休み親子向け'学びのフェスティバル’が大津7/31(水)と米原8/6(火)の2カ所で開催されます。環境、文化・歴史、健康・福祉、安全・安心、暮らしなど2会場合わせて150プログラムが大集合!!!体験、展示、実演など、楽しめる多彩なコーナーに加え、ステージプルグラムやスイーツゾーンもあります。両会場ともクイズラリーに参加すると、先着150名に素敵な商品が当たるそうです。
安土城考古博物館は、7月31日(水)11:00~16:00、大津会場のピアザ淡海3階で、「勾玉をつくろう」体験で参加しています。なお、安土からは「戦国武将になりきろう」体験で観光協会も参加しています。いずれも有料ですが、是非とも体験に参加下さい。

2013年7月27日土曜日

テーマ展「装いの考古学」


古来、日本人は自分の体を飾ってきています。そこには、自らを美しく見せるだけではなく、魔除けや地位の誇示など、さまざまな意味や想いが込められています。今回のテーマ展では、発掘調査で出土したものの中から、骨や金属、石でできている装身具や化粧道具を展示しています。会期は10月11日(金)までです。
明日28日(日)13:30からテーマ展講座「装いの考古学」が開催されます。講師は当館の阿刀学芸員です。

2013年7月26日金曜日

体験学習 勾玉をつくろう


勾玉(まがたま)は弥生時代から古墳時代にかけて使われた装身具で、硬い石を少しずつ削って作ります。今回は柔らかいロウ石を素材に、勾玉を本物そっくりに作り上げることで、古(いにしえ)の人々が「勾玉」に乗せた想いを体験するものです。まだ、募集枠に空きがありますので、どんどん応募下さい。
○開催日時: 平成25年8月13日(日) 午後3時~午後5時頃
○募集人数: 30名程度(事前申し込み)   500円(参加実費)
○開催場所: 多目的広場 ※受付は博物館エントランスホール
○内  容: ①勾玉の実物を見学 ②勾玉についての説明 ③各自で勾玉を制作

2013年7月25日木曜日

今年のあづち信長まつりを振り返って

今年のまつりは実行委員会方式から協議会方式に大きく変更されました。祭を見に外から来られる方、また地域の中でも協議会に参加しておられない方にはわからなかった思いますが、これまでのやり方、特に商工会中心のやり方から、まち協中心のまつりに変わったということです。準備にはいくつもの部会で何度も会合を開いて、いつもの年より倍も時間をかけていただいたようです。1981年に開催された織田信長400年祭から32年、ようやく地域全体が参加し自ら作り上げる祭として再スタートしたと言えるのではないでしょうか。関係者の皆様ほんとにご苦労様でした、そして新しい試みの成功、おめでとうございます。まだまだ種々の問題はあるとは思いますが、来年、また再来年に向けて、一つずつじっくり対応していけばよいと思います。今後若い世代が祭に積極的に関わってくれることを期待しています。(7月23日の総括会議を終えて)

2013年7月24日水曜日

テーマ展「地獄の情景 part2」


 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天からなる六道の苦しみを説く六道思想、あるいは、冥界において閻魔王をはじめとする十人の裁判官が、死者の罪業を裁くとする十王思想など、地獄をめぐる思想・信仰は、日本人の精神生活に多大な影響を与えてきました。特に、絵画に描かれた地獄の情景は、人々に強い恐怖心を植え付けるとともに、一方では美しい極楽世界への憧憬をますますかき立てる役割をも担っていました。本展は、昨年に引き続き2回目となる企画で、県内に伝わる各時代の十王図を通して、地獄の世界を紹介します。会期は9月1日(日)までです。

2013年7月22日月曜日

日博協近畿支部幹事会

日本博物館協会の近畿支部長を昨年から引き受けています。19日には平成25年度の役員会を開催しました。今年は、長浜市域にある博物館の視察研修や情報交換・勉強の場づくり、インターネットによる会員情報の発信などの活動を計画しているところです。博物館の仲間うちの活動ですが、文化施設を取り巻く厳しい環境について、常に情報交換は欠かせません。

2013年7月21日日曜日

節電クールライフキャンペーン

節電クールライフキャンペーンの一環として、県立文化施設の無料開放が実施されます。7月22日(月)~8月30日(金)の平日にキャンペーンチラシをおもちいただくと、当館の常設展示料金が無料になります。ただし、土日および8月13日(火)~8月15日(木)は除きます。是非ともこの機会に、御家族でお出かけ下さい。詳しくは滋賀県のホームページの「クールアクション2013」を検索参照下さい。

2013年7月20日土曜日

あの遺跡は今!Part17

毎年実施しています「あの遺跡は今!」が明日7月21日(日)安土城考古博物館で開催されます。発掘成果の中間報告会「水にまつわる祈り・信仰」が10:00~と13:30~の2回あります。最近発掘された遺物の展示もあり、考古ファンは必見です。土器の接合復元や瓦などの拓本作業、オリジナルグッズ製作の体験そしてクイズラリーなど親子で楽しんでいただければと思います。夏休み自由研究相談も随時受け付けています。9:00~17:00、参加は無料ですが、人数制限しているものもありますので、お早めに来館下さい。

夏季特別展始まる

夏季特別展「華麗なる漁と美味なる食 魚・人・琵琶湖の過去・現在・未来」が7月20日から始まりました。午前9時からの観覧会には関係者・マスコミの方々が来られ、セレモニーは20分程度で終わり、展示室でのギャラリートークを楽しんでいただきました。
今回の展覧会は、「琵琶湖とその周辺が淡水域の漁法の博物館」として、発掘成果も含め、今も生き生きと存在すること、そしてどこまで遡れるかは明確ではありませんが、永く琵琶湖に棲む淡水魚を加工した料理を今も食することができることがベースになっております。漁業がいつどのように成立することとなったのか、いつ水産業となったのか、時代時代における遺物を丹念に整理することで、見えてくるものがあります。食や遺物を通して古代人の生活を具体的にイメージし、現代人とどうつながっているのか、想いを馳せていただければ幸いです。また、近江盆地は琵琶湖を中央に位置し、しばしば水の小宇宙と見立てることができ、その中で育まれる食文化の曼荼羅をイメージして、琵琶湖との絆を確認し、楽しんでいただけるかもしれません
9月16日までの会期中、博物館講座やフォーラム「沖島」、お魚体験クルーズなどを実施しますので、是非ともご参加下さい。

2013年4月27日土曜日

ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013キッズプログラム出展

当博物館は4月29日(月・祝)に体験博物館「うつけ茶屋ADUTI」で出展します。会場は大津市におの浜一丁目にあるピアザ淡海(びわ湖ホールの隣)です。担当学芸員の話では、ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013のテーマがフランスとスペインなので、東アジアから伝わった「お茶」を取り上げたようです。ピアザ淡海の3階で茶席を設けています。お菓子目当てでもいいですので、是非ともお立ち寄り下さい。

2013年4月26日金曜日

ゴールデンウィークの博物館

新緑が目にしみる季節になってきました。安土は少し風が強く、まだ風が冷たいかも知れませんが、晴れると本当に気持ちよい空間です。是非お越し下さい・
ゴールデンウィークはいろいろな催しを予定しています。4月27日(土)は13:30から連続講座神の八回目「神仏習合の美術」、28日(日)は13:30~春展の特別記念講演、5月3日(金・祝)は10:00から親子写生大会「近江風土記の丘を描こう」、4日(土)は13:30から連続講座城「安土城を探る」、15:30からギャラリートーク、5日(日・祝)は11:00からギャラリートークです。なお、5日10:00から予定している城郭探訪「安土城を歩く」は定員に達しましたので、受付終了しました。

2013年4月25日木曜日

春展記念講演会①

4月28日(日)13:30から県立大の中井先生に「近江の城が信長に見せたもの」と題して講演いただきます。浅井・朝倉氏や六角氏など主要な勢力のお城の話です。おもしろいお話が聴けそうです。奮ってご参加下さい。

2013年4月20日土曜日

春のお茶会

明日21日(日)は午前10時から午後3時まで、博物館のエントランスホールに茶席を設けます。気軽にお抹茶を楽しんでいただけます。春の特別展の鑑賞と併せお楽しみ下さい。

平成25年度春季特別展スタート

しばらくブログを休んでいましたが、再開させていただきます。
本日から春季特別展「しのぎをけづり、鍔をわり -近江の城、信長とかく戦えり-」がスタートしました。「信長と対峙した近江勢力」をテーマに、その舞台となった城での生活や戦った人に想いを馳せようといった趣向です。江北の浅井氏、江南の六角氏を中心に各城の歴史そして信長との関わりや、近年の発掘調査成果を紹介するものです。大津、長浜、米原、東近江、高島など県内はもとより、岐阜、福井、大阪など県外の関係機関等のご協力、応援も得て開催しております。近江盆地を小宇宙と見て、展示全体を城曼荼羅に見立てて楽しんでいただければと思います。その後の天守閣を備えた近世の城郭を考える上で、多くの示唆を与えてくれることでしょう。

以下の写真は、観覧会の一コマです。特別展・企画展の開始日、午前9時から開催しています。担当学芸員の解説付きで会場をご案内しています。







2013年1月16日水曜日

アドベンチャーミュージアム

学芸員の解説を聞きながら当博物館を裏側から見学します。普段のバックヤードツアーでは案内しないような所にも入り込んで、より深く博物館を知っていただく機会になると思います。企画展のクイズラリーにも参加していただく予定です。
開催日は1月27日(日)、募集定員は30人、参加費200円/人です。 

2013年1月14日月曜日

旨し酒 醸し醸され 冬景色・春景色

近江の酒文化を味わう手作りツアーを「まんなかの会」と当館が一緒になって企画しました。本日が第1回目「地酒仕込み体験と近江郷土料理」で参加費が伴います。蔵元「藤居本家」(愛荘町)で参加者が日本酒の仕込みを行い、最終会の3月9日に賞味します。以降、第2回「ぐい呑み作りと豪快松明鍋」1月27日(日)募集30名、 第3回「早春雛巡りと琵琶湖の幸」2月23日(土)募集30名、第4回「陽春の西の湖巡りとオリジナル地酒を味わう宴(1泊2日)」3月9日(土)~10日(日)募集40名と続きます。各会毎でも参加は可能です。お申し込みは休暇村近江八幡℡0748-32-3138へ。

2013年1月12日土曜日

連続講座シリーズ「城」

最近の調査成果を知る連続講座シリーズ「城」が始まり、本日が第1回目「彦根城を探る」で彦根市教育員会の谷口さんにお話いただきます。この後、3月末までに5回、坂本城、八幡山城、日野の城、佐和山城、長浜の城と続きます。新年度も4月から6月末までに、京極氏の城、甲賀郡中惣の城、安土城、観音寺城、高島の城、境目の城、大溝城と打下城の計7回を予定しています。いずれも調査を担当された方にお話いただく企画ですので、楽しんでいただければ幸いです。

2013年1月6日日曜日

テーマ展「神社と神様の文化史」

テーマ展「神社と神様の文化史」が5日から始まっています(第1常設、4月5日まで)。平成25年に行われる伊勢神宮の式年遷宮に因み、発掘調査で明らかになった神社および祭祀に関わる文化財をもとに神祀りの変遷を解説します。縄文時代の自然神の信仰や磐座(いわくら)・琵琶湖の水神に対する祭祀、そして伊勢遺跡資料を使った弥生時代末に出現した神殿、近年の発掘調査で見つかった神社遺跡(塩津港遺跡、金貝遺跡)を紹介しています。連続講座シリーズ「神社と神様の文化史」もスタートします。第1回目は「伊勢遺跡の構造と神祀り」です。(1月19日(土)13:30~、於;セミナー室)みなさん、奮ってご参加下さい。

2013年1月4日金曜日

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。館長ブログも前館長から引き継ぎ、2年が経過しつつあります。あまり成長がないと、お叱りをうけそうですが、本年もどうぞよろしくお願いします。
年明け早々、風邪をひいてしまい、ブログも少々滞っておりました。少し遡りながらになりますが、今年もお付き合いいただければ幸いです。