2012年3月31日土曜日

館長交代!

   昨年4月に館長に就任しました私(門脇宏)ですが、今回、後任者(鈴木五一)と交代することとなりました。いろいろなチャレンジを積み重ね、いよいよ勝負の2年目という段階で、博物館を去らなければならなくなり、とても残念です。
   後は、新しい執行体制のもと、後任者に引き継ぐこととなりますが、どうか今まで以上に、博物館をお引き立ていただければと思います。
   県内外の皆さんから愛され、親しまれる博物館に、また「学び」を希求する皆さんから頼りにされる博物館に、進化し続けることを念願する次第です。
   1年間という短い期間ではありましたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。
   今後は、一ファンとして、関わってまいりたいと考えています。

平成23年度の入館者数は・・・

   本日をもちまして、平成23年度が終了いたしました。
   最終的な入館者数は、約62,000人となり、ここ15年間では最も多い数字となりました。ご来館・ご利用いただきました皆さんに、心から感謝申し上げます。
   今(閉館後)、第2常設展示室では、学芸員が展示替え作業を行っています。皆さんが、新しい発見に出会われるよう、地道な準備を進めているのです。お楽しみになさってください。
   明日からは、新しい年度が始まります。新しい体制、新しい気持ちでまた頑張ります。

2012年3月29日木曜日

4月の催し物は・・・

4月の主な催しを紹介しますと・・・

○8日(日)13:30~ テーマ展講座「琵琶湖の水城」(講師:当館副館長 大沼芳幸)
○15日(日) 体験学習「まめのぶくん塗り絵大会」
○21日(土)13:30~ 入門講座「信長文書を読む1」(講師:当館学芸員 高木叙子)
○22日(日)13:30~ 博物館講座「古墳と舟運」(講師:滋賀県文化財保護協会 細川修平)
○28日(土) 春のお茶会
○29日(日)13:30~ 春季特別展記念講演会「古代近江とヲホド王を語る」(講師:同志社大学名誉教授 森 浩一氏)
○30日(振) 文化財探訪「春の繖山探訪」

※ いずれも参加料(実費)が必要です。
       詳しくは、博物館(℡ 0748-46-2424)までお問い合わせください。

やっと賑わいが・・・

   春休みに入り、天候も春めいてきたこともあって、やっと入館者が増えてきました。特に、お子さんの姿が増え、博物館に活気が戻ってきたように感じます。
   今も館長室から外を眺めてみますと、芝生広場にはお子さん連れの方が、そして、公園内の通路にはサイクリングされている方の姿が見られます。
   さて、遅くなりましたが、「2012催し物案内」の配布も開始しました。さっそく、館長ブログに好意的なコメントをいただき、企画者として大変嬉しく思っています。
   今日は快晴です。皆さん、博物館にお越し下さい!

2012年3月24日土曜日

安土駅から徒歩で25分!

   JR安土駅から安土城考古博物館までの距離は約2.2㎞です。利用者の皆さんには、徒歩で25分、レンタサイクルで9分と、ご案内しています。
   平日のみ、安土駅南広場から1日4回のバスが出ており、14分で博物館隣の文芸の郷前に着きます。しかし、残念ながら、土日は運行していないんです。
   この約2.2㎞という距離ですが、のんびり散策(サイクリング)すると考えれば、丁度良い距離でもあります。特に、これからの季節は、周囲の美しい景色を愛(め)でながらの散策(サイクリング)もいいのではないでしょうか?
   桜の季節が待ち遠しい今日この頃です。

うつけ茶屋ADUTI

   昨年9月~11月にかけて実施しました「うつけ茶屋ADUTI」が大変好評でしたので、春休み特別企画として、本日と明日の2日間(12:00~14:00)、再び開店することとしました。
   反時計回りに石臼を回す体験は初めての方が多く、「結構重い」との感想をもらす人が多いです。いい香りがエントランスに立ちこめています。
   明日も開店していますので、是非、お越し下さい!

今年度最後の博物館講座

   今年度最後の博物館講座「相谷熊原土偶の源流を探る」が、本日、開催されています。今回が、37回目の講座となります。例年、15回程度ですので、倍以上開催したことになります。
   次年度は、さらに回数を増やし、70回程度の開催を予定しています。特に、連続講座(シリーズ化)は、人気がありますね。
   以前にも書きましたが、「学び」に対するニーズの高さを実感しており、こうしたニーズへの対応にも力を入れていきたいと思います。

語り部ガイド250人

   本日から、長浜市内を会場に、歴史イベント&市民博「戦国大河ふるさと博」が開幕しました。12月2日までのロング博になります。
   この博覧会の特徴のひとつが、「語り部ガイド250人」という市民の力ではないでしょうか。
   昨年の「江・浅井三姉妹博覧会」の成功を一過性のものに終わらせずに、持続可能な地域づくり・人づくりにつなげていこうという試みであり、大変興味深いものがあります。全国的なモデルケースとして大いに期待されるところであり、是非、成功してほしいものです。
   安土エリアも負けておられません!

みんなで選ぼう 琵琶湖のおいしい!

   今、エントランスホールにおいて、「みんなで選ぼう 琵琶湖のおいしい」の結果を、写真付きで展示しています。
   基本的には、当館の副館長が撮影した写真ですが、なかなか美味しそうな雰囲気が出ていると思います。
   こんなにも豊富な食事メニューがあるのかと、今更ながら感心させられます。
   なかでも、「ウナギ」を使った料理に投票された方が多かったのには、少々驚かされました。

2012年度催し物案内

   大変遅くなりましたが、 「2012年度催し物案内」がようやくできあがりました。順次、関係先に送付していきますが、まずは、当館にお越しいただいた皆様に入手いただけるように、館内に配置いたしました。
   加えて、本日、安土城考古博物館のホームページ(トップページ)にPDFファイルを掲載しましたので、ご覧ください!
   内容がかなりボリュームアップしましたので、A4版スタイル(8ページ)に変更しました。「催し物カレンダー」をつくり、情報を一覧できる工夫もしましたので、是非ご活用ください。

2012年3月22日木曜日

春休みは安土城考古博物館へ!!

   本日、春休み特別企画を発表しました。詳細は、当館のホームページ(トップページ)をご覧いただきたいと思いますが、概略は、次のとおりです。

(1)「うつけ茶屋ADUTI」
参加者に茶臼で碾茶(てんちゃ:抹茶用に栽培・加工した茶葉)を挽いて抹茶にしてもらい、自分で点てて召し上がっていただきます。
◎開催日:平成24年3月24日(土)・25日(日)2日間
◎開催時間:12:00~14:00
◎参加費:300円(お菓子代等)
◎参加人数:各日20名(先着順)
(2)「土偶」をつくろう!!
企画展で現在公開中の、相谷熊原遺跡から出土した「土偶」を、粘土(消しゴム粘土)で作ってみよう。
◎開催日時:平成24年 ①3月24日(土)15:00~ ②3月25日(日)14:30~③3月28日(水)14:30~
◎料金:200円
◎参加人数:各回30名(先着順)
(3)「みんなで選ぶ琵琶湖の美味しい 集計結果について」
去る2月15日~2月19日までの間、草津市イオンモール草津において、「みんなで選ぶ琵琶湖の美味しい」を開催しましたので、その結果を報告します。
◎集計結果:参加総人数 2,894人
◎総合ベスト10位
1位 ビワマスのにぎり寿司 766
2位 ウナギのじゅんじゅん御飯 647
3位 鰻丼 638
4位 櫃まぶし 612
5位 スジエビのエビ豆 542
6位 アユの串焼き 501
7位 フナズシ 410
8位 ナマズのお造り 407
9位 モロコの串焼き 337
10位 鯉の立盛(造り) 314

2012年3月18日日曜日

レンタサイクルの利用者が増える!

   JR安土駅から安土城考古博物館までは、約2㎞あります。徒歩で約20分、レンタサイクルだと約9分で当館に着きます。
   暖かくなってくると、雨の降らない日には、レンタサイクルの利用者が増えますが、今日も朝から、館の入り口前にレンタサイクルが10台以上駐輪しています。
   この約2㎞という距離は、徒歩でも自転車でも、丁度いい感じの距離だと思います。これからの季節、サイクリングやウォーキングを楽しまれる人が増えてきますが、そうした人を呼び込めるような工夫も考えたいですね。

2012年3月17日土曜日

春休み特別企画!

   春休みは安土城考古博物館へ!!・・・間もなく、詳しい情報を発表しますが、先立って速報します。
   以下の3つのプログラムです。

①うつけ茶屋ADUTI
参加者に茶臼でてん茶を挽いて抹茶にしてもらい、自分で点てて召し上がっていただきます。
②「土偶」をつくろう!
相谷熊原遺跡から出土した「土偶」を粘土(消しゴム粘土)で作ります。
③琵琶湖の魚料理人気ランキング発表
去る2月15日~19日まで、「イオンモール草津」で開催した「みんなで選ぶ琵琶湖の美味しい」の結果発表を行います。

県の転入超過続く!

   これは、3月15日付け中日新聞の記事(「しがぎん経済文化センター・フラッシュ」)のタイトルです。総務省統計局から「住民基本台帳人口移動報告・平成23年結果」が発表され、滋賀県の状況を一言で表現したものです。
   記事によりますと、滋賀県は毎年、転入超過が続いています。大型ショッピングセンターやスーパーの立地、教育環境の充実など、消費活動を行うのに適した環境であることが、転入超過が続いている一因であろう、と分析しています。
   一方で、労働力の中核をな生産年齢人口の中で、特に20~34歳の若い年代の転出も多いことが指摘されています。その上で、こうした世代の定着化により、地域経済が活性化することを期待すると結んでいます。
   やはり、活力ある県を創造するためには、若い世代が生き生きと暮らし、仕事のできる環境づくりが大切ですね。

最古級の石切場跡

   滋賀県文化財保護協会が発掘調査を進めてきました湖南市正福寺の「岩瀬谷古墳群」で、中世の石切場を確認した、との発表がありました。鎌倉時代から室町時代前期につくられた最古級の「石切場」とみられる跡が見つかったということです。
   このニュースはかなり注目されたようで、主要6紙が全部取り上げていました。その中で、石切場跡をまちづくりに活かしたいという、地元の声を紹介していた中日新聞の記事が特に印象に残りました。文化財を私たちの今や未来の暮らしとどう関連づけるかという視点は、とても大切だと思います。

2012年3月14日水曜日

本日の1枚!

   かなり春めいてきました。博物館周辺には梅の木がありますが、今年は開花が遅れています。 
   2月以降、週末の土日になると、雨や雪が降って、外出しにくい天気が続いています。今週末もあまり良くないようですね。
   でも、なんとなく、ウキウキする感じになってきたように思います。24日からは、春休みが始まりますが、当館でも、春休み特別企画を検討中です。まもなく、皆様にお知らせします。
   どうぞ、ご期待ください!

2012年3月11日日曜日

評価指標

   博物館運営の評価指標には、いつかのものが考えられます。最も代表的な指標が「入館者数」ですが、これだけを重視しすぎると、誤った方向にいってしまいます。とは言っても、お客さんが入ってなんぼの世界であることは事実ですので、常に意識しているところです。
   平成24年2月末現在の今年度の入館者数は、58,728人で、ここ10年間では最も多い状況です。しかし、例年、冬場の集客が難しいとはいうものの、昨年12月以降は、かなり厳しい状況が続いています。
   この58,728人の内訳を、少し詳しく見てみると、
      ①個人:94.4%、団体:5.6%
      ②大人:69.1%、高大生:2.8%、小中生:14.1%、高齢者等:14.1%

   まず、①について、団体というのは観光客が中心ですので、この数字の低さに課題の一つがあると考えています。数年前のデータを見ると、団体の比率は10%を超えていました。今後、旅行エージェント等への働きかけを強化したいと思います。
   次に、②について、この比率はここ数年、ほとんど変わりありません。課題認識としては、高大生および小中生の利用がもっと増えるようにしたいと思います。
  

平成24年度の催し物!

   平成23年度事業も、催し物としてはあと講座を2つ残すのみとなりました。そろそろ(既に遅い?)、平成24年度の催しをご案内すべきところですが、正式には3月28日の理事会で承認された後に、公表することとなります。
   というわけで、まだ事業計画案という前提ですが、概略を申し上げますと、

☆展覧会:特別展(春季と秋季の2本)と企画展(3本)の計5本+テーマ展(16本)
☆講座:特別展・企画展関係(25程度)、テーマ展関係(11)、連続講座(15)、入門講座(11)
☆文化財探訪:琵琶湖クルーズ(7)、現地探訪(2)
☆体験学習:忍者体験・ヨシ笛つくり・ミュージアム歌会など(10)
☆その他の催し:お茶会・写生大会・ミュージアムコンサート・クリスマス映画会など(8)

2012年3月10日土曜日

JRふれあいハイキング

   明日(11日)、JRふれあいハイキング「『天下布武』信長の夢の跡・安土城跡を歩く」が行われます。コースは、安土駅(集合)→安土城天主信長の館→安土城考古博物館→文芸の郷(昼食)→安土城跡→セミナリヨ跡→安土城郭資料館→安土駅(解散)の、約8㎞です。
   安土町観光ボランティアガイド協会さんに、大変お世話になっています。
   天気予報では、明日は気温は少し寒いものの、まずまずの天気のようです。たくさんの方々に参加いただくことを期待しています。

近鉄文化サロンの講座に出前します!

   この4月から、「近鉄文化サロン 阿倍野」の講座に、安土城考古博物館の学芸員が講師として出かけます。テーマは、「織田信長 天下布武の足跡を近江にたどる」です。
   今、決まっている講座の開催日時、個別テーマ、講師等は、次のとおりです。会場・申込先は、いずれも「近鉄文化サロン 阿倍野(大阪市阿倍野区阿倍野筋2-1-40 and4階 電話(06)6625-1771)です。

☆ 4月15日(日)13:30~15:00 「信長の大船と安土城-天下布武そして統治へ-」 当館副館長 大沼芳幸
☆ 5月20日(日)13:30~15:00 「文書から見た信長とその戦略」 当館学芸員 高木叙子
☆ 6月17日(日)13:30~15:00 「戦国武将が縋(すが)った神仏」 当館学芸員 山下 立

※ いずれも、受講料 会員:1,050円 一般:1,575円

左義長まつり

   3月17日(土)・18日(日)の2日間、国選択無形民俗文化財の「近江八幡 左義長まつり」が行われます。左義長まつりは、全国的には正月15日前後に、正月の松飾りや注連縄(しめなわ)を集めて焼く火祭りの行事として行われています。近江八幡の左義長まつりも、以前はその時期に執り行われていたものが、昭和40年代からは3月14日・15日に近い土日曜日に開催されるようになった、とパンフレットに書かれています。
   元来、近江八幡の左義長は、安土城下で行われていたもので、城主であった織田信長らも踊り出たと伝えられています。「湖国に春を呼ぶ奇祭」という紹介をよくされますが、3月6日付けの朝日新聞「週刊まちぶら」の中で、この左義長まつりのことがほぼ一面使って紹介されています。
   こうした記事を見ますと、「いよいよ春だなあ!」という気持ちになりますね。

2012年3月7日水曜日

発掘された地震の痕跡

   戦後最大の被害をもたらした東日本大震災の発生から、3月11日で1年を迎えます。ここのところ、テレビでは、東日本大震災関連の番組が特集されています。何故、こんなにも復興が遅れているのか、というやるせない思いを多くの人々が抱いていることでしょう。
   さて、3月6日付けの中日新聞に「震災から学ぶ」という記事が掲載されています。タイトルは、「遺跡が示す湖岸の危険」というもので、かつて地震のたびに琵琶湖岸を何度も大規模な地滑りが襲い、家々が水没していたことに触れています。
   安土城考古博物館では、3月11日から、第1常設展示室の一角をつかって、テーマ展「発掘された地震の痕跡」を開催します。過去の歴史から、現代の私たちが何を学び、将来の危険にどう備えるかのヒントをつかんでいただければ幸いです。

「見せる」を超えた「魅せる」展示

   この言葉は、2月28日付け京都新聞滋賀版「かいつぶり」の中で、日山正紀記者が使ったフレーズです。彦根城博物館が今年の2月に開館25周年を迎えたことを機に、関連記事を書いたものです。
   内容は、彦根城博物館で最もにぎわったのは、皮肉にも「ひこにゃん」のお目見えシーンであったとしたうえで、企画展の切り口や動態的な陳列など、「見せる」を超えた「魅せる」展示で、人気ゆるキャラの後塵を拝しない存在感を発揮してほしい、と辛口のエールをおくっています。
   今年の11月に、開館20周年を迎える安土城考古博物館としても、非常に参考になる指摘です。利用者のニーズおよび非利用者の意向の把握に努めて、人々の関心を呼び起こせるような切り口や魅力的なテーマ設定を工夫してみたいと思います。

琵琶湖は価値の集合体

   琵琶湖の価値を再発見し、県のブランド力を高めようと、県内の文化人らでつくる「琵琶湖の世界的価値を考える会」が、このたび報告書をまとめました。この会には、当館の大沼副館長も参画しています。
   委員の一人である内藤正明・県琵琶湖環境科学研究センター長は、琵琶湖を「多様な価値の集合体」と表わし、人と琵琶湖が長い時間をかけて築いてきた暮らしは、世界のモデルとして示せるのではないか、と提言されています。
   安土城考古博物館の展覧会入館者や講座参加者の中には、琵琶湖の歴史・文化に関心を持っておられる方がたくさんおられます。こうしたニーズを踏まえ、来年度の事業メニューの中に、琵琶湖関連のテーマや手法(「琵琶湖クルーズ」)を随時盛り込んでいきたいと考えています。

長浜・戦国大河ふるさと博

   長浜市を中心に昨年開かれた「江・浅井三姉妹博覧会」(昨年1月15~12月4日)に続き、同市や地元団体、市民グループが連携して開く「長浜・戦国大河ふるさと博」が24日から始まります。12月2日までの8カ月の開催で、50万人の入場者を目標にしている、と報道されていました。安土エリアへの相乗効果も期待できるので、是非頑張っていただきたいと思います。もちろん、安土は安土で一所懸命に知恵を出し、話題づくりに努めますが・・・。
   相乗効果と言えば、「戦国」をテーマに、もっとインパクトと広がりのある観光展開ができないものでしょうか?現状では、観光客の視点・立場からみて、なんとももったいない気がしますね。官民ともに知恵を出し合いましょう!

2012年3月4日日曜日

県民所得 滋賀4位

   内閣府が2月29日に発表した2009年度の1人当たり県民所得は、滋賀(295万5千円)は前年度より1つ順位を上げて4位でした。トップは東京(390万7千円)、2位が神奈川(308万6千円)、3位が愛知(297万円)という順になっています。なお、お隣の京都は281万5千円で10位でした。
   新聞各社が、沖縄県(204万5千円)が最下位を脱したことを取り上げていました。ちなみに、今回の最下位は高知(201万7千円)でした。
   リーマンショック後の景気低迷で、地域間の所得格差は、やや縮小してきているようですね。

【参考】
5位 静岡県 
6   千葉県 
7   大阪府 
8   埼玉県 
9   栃木県 

映画「八日目の蝉」

   既にご存じだと思いますが、映画「八日目の蝉」が日本アカデミー賞の10部門(10冠)を受賞しました。映画好きの私ですが、残念ながら映画館で観る機会を逃したため、昨日、DVDを借りてきて、鑑賞しました。
   久しぶりに、心が揺さぶられる邦画に出会えました。演技、音楽、映像、どれをとっても本当に素晴らしい映画でした。
   主演女優賞を獲得した井上真央さんの演技はもちろん賞賛すべきものでしたが、私は助演女優賞を獲得した永作博美さんの演技(特に表情)に感動しました。本当は、ダブル主演なのでしょう。事実、他の賞では永作博美さんが主演女優賞を獲得していますし・・・。
   本来はとてもとても重たいテーマなのですが、鑑賞後に何故か、しっとり感が残りました。

ルシオールのミーティング


   昨日(3月3日)、「ルシオール・アート・キッズ・フェスティバル」の事前ミーティング出席のため、守山市民ホールと立命館守山中学校・高等学校に行ってきました。

   出展団体への説明と現地案内が主な用件でしたが、詰めの甘い点を事前に把握できたことは良かったのですが、反面、一抹の不安も感じたところです。スタッフにこうしたイベントの経験者が多いので、ある程度の見通しはできているものの、今回は、参加者の規模が読みにくい状況です(1万人規模か?)。

   イベント内容を楽しいものにしていくことはもちろん大切ですが、同時に、「安全」面に最大の力点を置いて、リスク管理に努めたいと思います。