2023年11月29日水曜日

 

漆黒は果敢なる色武具飾る (船木紅花)

 

俳句文学館のHPより

 

当館展示品が、NHK関西ニュースで放映されましたのでご紹介します。

 

古墳時代初頭、今から1800年前に作られた靫(ゆき・箱状の矢入れ道具)の横帯とされています。

黒漆の輝きを思い起こしながら、ご覧ください。

 

新年1月14日まで展示しています。(月曜、年末年始は休館です。)

古墳時代の武具「靫」の一部を初展示|NHKのニュースと共にご覧ください。



 

2023年11月22日水曜日

 

夫に留守頼む勤労感謝の日 (武井 玖美子)

 

俳句文学館のHPより

 

11月は関西一円の美術館・博物館・資料館等の文化施設が、無料で入館できる日を設定しています。関西文化の日

 

今週23日木曜日、勤労感謝の日は、当館無料入館の日です。

お友達お誘いの上、是非ご来館ください。

 

留守番は、どなたかにお任せして。



2023年11月17日金曜日

 

蝶の黄を淡しと思ふ石蕗(つわ)の花

 

ハンディ版入門歳時記より

 

あの暑かった夏も、いつの間にか晩秋となり、園内はケヤキの落ち葉が芝を赤く染め、時雨の合間には木々の間から晴れ間がのぞいています。

 

園内の一角には、蝶がとまっているかのような黄金色の花が咲き誇っています。

風情ある旧宮地家住宅にもお立ち寄りください。

 

秋の特別展は、19日まで



2023年11月11日土曜日

 

甘蔗刈るまろき背中の二人かな (小松澄子)

 

俳句文学館のHPより

 

丸い背中を見るだけで、芋掘り作業が大変ということが分かります。

甘蔗(かんしょ・サツマイモ)の蔓を刈りながら掘り起こすのは、なかなかの苦労でしょう。

 

さて、背中の写真だけで誰だか判る人は、大河通といえるかもしれません。

正解はご来館の上ご確認ください。(ヒント 信長、お市、秀吉、家康)

 

NHK大河「どうする家康」出演者全身パネルが勢揃いしています。



2023年11月10日金曜日

 

ハロー ハロー お元気?

今夜 なにしてるの?

TVなんか 見てないで

どこかへ 一緒に行こう (井上陽水)

 

「女神」 より

 

文化の秋です。

会期も終盤を迎えましたが、新聞各紙・在阪テレビ局からの取材をいただいております。

 

週末のご予定がまだの方は、博物館でブラブラはいかがでしょう。

ご来館をお待ちしております。

 

古代から人と共存 「馬でひも解く近江の歴史」特別展開催 埴輪や馬具など豊富に展示 滋賀・近江八幡市 (asahi.co.jp)

 

古代~近代、人馬の歴史 埴輪や復元馬具など140点 安土城考古博物館、19日まで特別展 近江八幡 /滋賀 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

朝日放送から転載



2023年11月5日日曜日

 

馬追の武者となる髭のばしけり (三上 昭俊)

 

俳句文学館のHPより

 

しばらく各地を転戦しておりました家康公(等身大パネル)が、無事帰還しました。

 

パネル展は、番組放送のはじまりの頃、今川方の先鋒として桶狭間の合戦で織田勢と争った、金陀美具足(きんだみぐそく)を着用した18歳の松平元康、もちろん髭もありません。

 

現在放映中のドラマでは、関ケ原の合戦の東軍、老練な57歳の総大将として髭を伸ばしています。

そのギャップをお楽しみください。

 

写真出典 大河ドラマ「どうする家康」 - NHK



2023年11月3日金曜日

 

山くれて紅葉の朱(もみじのあけ)をうばひけり (蕪村)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

秋も深まり、ケヤキの紅葉に陽があたり、照り輝いています。

もう少しすると、園内のモミジも朱く色づいてくることでしょう。

 

当館の駐車場からは、地平線のむこうに夕陽が沈むのを見渡せるので、秋の暮を楽しむには絶好です。

ご来館をお待ちしております。

 


2023年11月1日水曜日

 

満月の丘に眠れる古墳群 (高田馴二)

 

俳句季語一覧ナビのサイトより

 

日曜の夜は、澄んだ空に満月がきれいに見えました。

写真はウェザーニュース(https://weathernews.jp/s/topics/202310/280195/)より

今回の展覧会「馬でひも解く近江の歴史」では、古墳時代の文化財だけでなく、今も世界各地で起きる戦争が静まり平和な世界となることを期待して、最後の大戦で動員され犠牲となった軍用馬の馬具を展示しています。

 

担当学芸員の思いを受け止めていただいたご意見を、来館者アンケートから感謝を込めて掲載させていただきます。

・馬に絞った展示は良かった。最後の締めも良い。

・一番最後のキャプションがとてもよかったです。

・最後の展示は、単なる考古資料というより現代の我々にも通じるものとしてよかった。

 

秋の特別展は、11月19日まで。ご来館をお待ちしております。