2012年10月26日金曜日

秋季特別展に関連する催し

秋の特別展「織田信長と武田信玄~戦国のうねりの中で~」の会期も、はや3週間が過ぎ、来月11日までとなっています。この後の会期中の催しですが、10月28日(日)13:30から「織田信長と武田信玄」と題して、日本大学の柴辻俊六さんにお話いただきます。武田氏研究の第一人者、大河ドラマ「風林火山」の時代考証も務められ、信長と信玄の関わりについては、興味あるお話をたっぷり聴けそうです。また、11月4日(日)13:30からは、この秋季特別展の担当学芸員である高木主任が、「信長・信玄 徹底比較」と題して、その人生や立ち位置・合戦・城郭・戦略など、様々な視点から2人の違いを描いてくれます。いずれもおもしろい話が聴けると思いますので、奮ってご参加下さい。

2012年10月23日火曜日

大中の湖南遺跡草刈り作業

安土町観光協会は10月26日(金)10:00から大中の湖南遺跡で草刈りと清掃のボランティア活動「安土がんばります隊」を行う。9:30に同遺跡に集合。草刈り機(持参)で下草刈り作業を12:00まで行う。昼食は古代米おにぎりと豚汁を提供する。午後からは専門家から遺跡についての説明に耳を傾ける。13:30解散。参加申込と問い合せは、安土町観光協会(0748-46-7049)へ。(滋賀報知新聞10月23日付けより)

2012年10月18日木曜日

関西文化の日 11月17日&18日

来月17日(土)と18日(日)は、関西一円の文化施設で関西の文化をもっと知っていただくために、11月の一定期間の入館料を無料(原則として常設展)で利用いただく「関西文化の日」となっています。これには福井・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・徳島の2府8県の約480施設が参加しており、滋賀県では当館をはじめ、琵琶湖博物館や近代美術館、大津市歴史博物館など31施設がリストアップされています。参加施設やスケジュールなど詳しい情報はホームページで見て下さい。 検索エンジンサイトで「関西文化.com」と打ち込んで、検索下さい。

2012年10月13日土曜日

安土ほんまもんツアー  壱の風 11月2日

西の湖や安土城址など安土地域の魅力ある歴史・観光資源を巡るツアーを企画しました。第一弾として、壱の風「湖に浮かぶ巨城を訪ねて-安土城と西の湖のふか~い関係を探る」をテーマに、当館学芸員の解説付きで自転車と和船で安土地域を巡ります。現在参加者を募集しています。(観光協会や博物館からグッズプレゼントがありますよ!)
11月2日9:00JR安土駅集合、16:30JR安土駅解散、参加費2,500円(レンタサイクル+観覧料+乗船料)、募集定員40名、弁当・水筒持参、申込は安土町観光協会(℡0748-46-7049)

2012年10月12日金曜日

日本博物館協会近畿支部総会

全国の博物館や美術館・資料館・動物園などが加入している組織として(財)日本博物館協会があります。関西6府県に三重県を加えたエリアで近畿支部を構成しています。今年と来年は滋賀が当番で支部長を引き受けていまして、本日は支部の総会を安土城考古博物館で開催しました。日本博物館協会は80年余り、近畿支部も37年の歴史がありますが、昨今博物館等を取り巻く状況はたいへん厳しく、会員数の減少になかなか歯止めがかからないことが大きな問題です。東日本大震災の復興、東アジアでの外交問題、和歌山や新潟などの災害復旧、その外にも日本社会としては多くの課題があって、今ほど文化の力が試される時はないように思います。文化を担う基盤施設としての博物館は、多様な価値観を育めるよう、また交流を通じて変革の力を養う役割を担っていく必要があります。

2012年10月7日日曜日

秋季特別展始まる

秋季特別展「信長×信玄-戦国のうねりの中で」が10月6日から始まりました。午前9時からの観覧会には関係者・マスコミの方々が来られ、セレモニーは20分程度で終わり、展示室での担当学芸員の説明をたっぷりと楽しんでいただきました。信長と信玄の二人を対比した展覧会は全国的にも珍しいと思いますし、川中島、姉川、長篠の3つの屏風が一堂に見られることも見所の一つです。本日7日午後「長篠合戦-その虚構と現実」と題して國學院大の藤本先生に記念講演いただき、歴史ファン122名が参加されました。11月11日までの会期中、記念講演と博物館講座、古城クルーズを実施しますので、是非ともご参加下さい。

2012年10月4日木曜日

安土城焼失の謎に迫る 映画のロケ

NHKの人気歴史教養番組「タイムスクープハンター」が映画化されることになり、先月30日から10月2日まで、安土城跡、信長の館、彦根城などで撮影が行われた。タイムスクープハンターの映画版は、登場する歴史上の舞台をリアルに描く歴史ドラマ仕立てで、より本物の映像にこだわったドキュメンタリータッチの映画である。主人公の沢嶋雄一役を要潤さん、ヒロイン・細野ヒカリ役を夏帆さんが演じる。監督・脚本は中尾浩之氏。---<中略>---撮影には地元安土商工会や地元有志らが協力、エキストラとしても参加している。公開は来年8月の予定。信長の館での撮影後、本紙のインタビューに応じた中尾監督は、「安土城跡には独特の風景があり、映画としても重要な場所になっている。本物の地形などが残っており、滋賀の歴史遺産が映画に反映できればうれしく思う。」と語った。---<以下略>  (滋賀報知新聞H24年10月4日より)