滋賀県を拠点に全国で活躍した建築家、ウィリアム・M・ヴォーリズが設計した「ヴォーリズ建築」が安土にもあります。
旧伊庭家住宅がそれです。大正2年(1913年)に地元の資産家のアトリエ兼邸宅として建てられたもので、洋風の外観の中に巧みに和風が取り入れられています。
光と風をうまく採りいれて、快適に暮らせるように工夫されているのが特徴です。
JR安土駅南口から徒歩10分で、近くには沙沙貴神社が、また少し足を伸ばせば、信長時代の「安土問答」で有名な浄厳院もあります。
旧伊庭家住宅の見学のお問合せは、☎0748-46-6324まで。
安土駅に戻って、2階自由通路の北側にある展望窓から安土城跡の方向を見た写真です。
残念ながら、近くの神社の木立に遮られて安土山の全景は見えませんが、徒歩やレンタサイクルで目指す方向はつかめると思います。
当博物館に来ていただく際に、旧伊庭家住宅や安土駅周辺も併せて見られると楽しいと思います。
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