2020年11月26日木曜日

特別陳列 滋賀県文化財保護協会創立50周年記念 近江の遺跡発掘成果「古代のまじない―高島市上御殿遺跡出土『人形代』―」

 滋賀県文化財保護協会が平成20年から26年にかけて実施した、 高島市の青井川改修工事に関連する発掘調査の成果の一部を展示します。

今回は川跡から大量に出土した奈良時代から鎌倉時代の「人形代」を取り上げます。

「人形代」は律令時代初期に中国からもたらされた呪術(まじない)に関わる遺物です。現代でも6月と12月の「大祓」に使われる紙製の「人形代」の祖形となるものです。
同時に出土した「馬形代」(絵馬の祖型?)とともに、 現代につながる「まじない」にスポットをあてて紹介します。




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