2024年11月28日木曜日

 

枯芝に日向(ひなた)たのしむ椅子並ぶ (遠藤 梧逸)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

11月30日 土曜は関西文化の日 無料開放します

 

週末は天気も落ち着いて、芝生で遊ぶにもってこい

山の紅葉も盛りで、園内は色とりどりの紅葉がきれいです。

 

ご来館をお待ちしております。




2024年11月22日金曜日

 

冬晴の道を大津に出でにけり (吉井勇)

 

夏井いつきの365日季語手帖2020年版より

 

滋賀県の南部・大津も紅葉が見ごろです。

埋蔵文化財センターのある文化ゾーンも、もみじが色づきカエデが落葉の時期です。

 

滋賀県埋蔵文化財センターでは、湖国近江の自然災害と人々の活動を、ロビーで展示しております。

 

近くへお越しの節は、一度お立ち寄りください。

(土日が休館なのが残念)



2024年11月15日金曜日

 写真屋に笑顔強ひられ七五三 (坂田吉康)

 

俳句文学館のHPより


七五三参りの季節です。街の写真館では、お子さんと一緒に笑顔をつくる方もおられることでしょう。


東京大学史料編纂所の御指導により、文書史料のデジタル撮影の実技講習が行われました。(滋賀県博物館協議会主催)


100年前から続く技術を活かして、次代が使うために史料撮影と保存をしていく姿勢に感銘を受けました。


史料の実物は、ぜひ博物館で。ご来館をお待ちしております。












2024年11月13日水曜日

 


稲刈って鳥入れかはる甲斐の空 (福田甲子雄)

 

ハンディ版 入門歳時記より

 

主食米の刈り取りに続き、博物館前の田でWCS(稲発酵粗飼料)が最終盤を迎えています。

 

お隣・文芸の郷の前池に飛来している鴨が、刈田の落ち穂をついばんでいました。

(見えますかねぇ)

稲作に欠かせない水の取り合いを裁いた柴田勝家の新収蔵資料、特別公開「中津井文書と柴田勝家」展示中です。

自然豊かな安土に、ご来訪をお待ちしています。





2024年11月9日土曜日

 

夕空や切り絵のやうに鴨飛来 (ストリッチ定子)

 

俳句文学館のHPより

 

夕暮れが早くなりました。

博物館を照らす夕日が西の地平線に沈んでいく夕景も、安土の冬の楽しみの一つです。

 

その夕日に照らされたケヤキの大木が、影を切り絵のように映しています。

壁の向こうには展示室がありますので、ご来館の節には切り絵と夕空もお楽しみください。

 

鴨は、お隣・文芸の郷の前池に飛来しています。