2019年1月25日金曜日
梅一輪
当博物館の芝生広場の奥に梅の木が数本植わっていますが、そのうちの白梅の木にきょう、花が一輪開きました。
去年の今頃は、雪がたくさん降り積もって駐車場の雪退けにテンテコ舞いで、梅の花が咲くこともなかったので、やはり今年は暖冬なのだと実感しました。
1週間後くらいには紅白の梅が見頃になると思いますので、是非、お花見にお越しください。
修理中だった橋の工事が終わって、何年振りかで渡っていただけるようになりました。
橋が架かっている池はまだ冬枯れの状態ですが、こちらの方も一度ご覧になってください。
2019年1月14日月曜日
冬本番
大寒(ことしは1月20日)を控え、これから1年で最も寒い時期を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
当博物館のある安土は気候区分では滋賀県南部に位置しますが、その中では北部に近く、また裏手の繖山(きぬがさやま=観音寺城跡が所在)の影響でしょうか、時として雪が積もりやすくなっています。
雪がたくさん積もると博物館へのアクセスが一層困難にはなりますが、一面雪に覆われた当博物館はたいへん神秘的で厳かな雰囲気に包まれて、私はとても好きです。
皆様も、是非一度、雪の日の博物館へお越しください。
もちろん、お足元には十分気を付けてください。
当博物館のある安土は気候区分では滋賀県南部に位置しますが、その中では北部に近く、また裏手の繖山(きぬがさやま=観音寺城跡が所在)の影響でしょうか、時として雪が積もりやすくなっています。
雪がたくさん積もると博物館へのアクセスが一層困難にはなりますが、一面雪に覆われた当博物館はたいへん神秘的で厳かな雰囲気に包まれて、私はとても好きです。
皆様も、是非一度、雪の日の博物館へお越しください。
もちろん、お足元には十分気を付けてください。
2019年1月12日土曜日
修復工事
去年の台風で大きな被害を受けた、芝生広場の藤棚と橋の修復工事が始まっています。
藤棚は、枠が暴風で倒れたので、これを元に戻しました。あとは、フジのツルを巻き直せば完成です。
今年の春に再び美しいフジの花が見られると最高ですが、どうでしょうか?
庭園の池にかかる木橋も、鉄骨の枠を残して解体し、新しい木材で修復に取り掛かってもらっています。
まもなく元通りの姿に復旧して、渡っていただくことができるようになります。
5月頃、池のスイレンが咲き誇る季節になれば、橋の上から素敵な眺めが楽しめると思いますよ。
2018年11月18日日曜日
お正月飾りを作ろう!
この時期の当博物館恒例のイベント「お正月飾りを作ろう」を今年も開催します。
カイコのまゆ玉を使って、来年のえと(亥)にちなんだ可愛らしい置き物を作る体験イベントです。
子どもから大人まで、みんな楽しめる催しで、毎年多くのお客様に参加してもらっています。
今年は、12月16日(日)13:30~15:00まで、当館エントランスホールで開催します。(参加費 300円、定員 10名)
現在申込み受付中ですので、急いでお申し込みください。電話(0748-46-2424)で朝8時30分から夕方5時まで受け付けています。
ただし、小学校低学年の方は、保護者の方とご一緒にご参加ください。
カイコのまゆ玉を使って、来年のえと(亥)にちなんだ可愛らしい置き物を作る体験イベントです。
子どもから大人まで、みんな楽しめる催しで、毎年多くのお客様に参加してもらっています。
今年は、12月16日(日)13:30~15:00まで、当館エントランスホールで開催します。(参加費 300円、定員 10名)
現在申込み受付中ですので、急いでお申し込みください。電話(0748-46-2424)で朝8時30分から夕方5時まで受け付けています。
ただし、小学校低学年の方は、保護者の方とご一緒にご参加ください。
近江源氏
近江国の守護として、中世から戦国時代にかけて近江を支配した近江源氏・佐々木氏。南の六角氏と北の京極氏の歴史を辿る連続講座を下記のとおり開催します。
佐々木六角氏の拠点となった巨大な山城=観音寺城は、当博物館の裏手にそびえる繖山(きぬがさやま)に築かれましたが、広大な山域にまたがって、中世の山城としては珍しい高石垣を用いた雄大な遺構が残されています。
安土城跡と並んで日本百名城に選定されている観音寺城跡は、「近江風土記の丘」を構成する史跡であり、当博物館にそのジオラマを展示しています。(右の写真)
佐々木氏の氏神様と言えば、当博物館の近くの沙沙貴神社です。県指定有形文化財の楼門や、重厚な建物が並ぶ風格のある神社で、今も全国の佐々木姓の皆さんの崇敬を集めておられます。
残念なことに江戸時代に建てられた本殿の屋根が、今年の台風で大きな被害を受け現在修復中ですが、皆さんの祈りとご寄付で元通り荘厳な姿によみがえるよう念じています。
さて、佐々木氏に関する連続講座の予定ですが、次のとおりです。
⓵12月 1日(土)「戦国期京極氏守護領国における近江と出雲」 講師:松江市歴史館 西島太郎氏
⓶12月 8日(土)「近江源氏六角氏の歴史」 講師:近畿大学 新谷和之氏
⓷12月15日(土)「六角氏の守護代・伊庭氏」 講師:当館学芸員 髙木叙子
⓸ 1月12日(土)「京極氏の系譜と京極高次」 講師:長浜市 太田浩司氏
⓹ 1月19日(土)「六角氏の巨大山城 観音寺城」 講師:滋賀県教育委員会 松下 浩氏
⓺ 1月26日(土)「京極氏の城」 講師:米原市教育委員会 高橋順之氏
いずれも、会場は当館セミナールーム、13:30~(受付は13:00~)、定員140名(先着順)、参加費は200円です。
奮ってご参加ください。
佐々木六角氏の拠点となった巨大な山城=観音寺城は、当博物館の裏手にそびえる繖山(きぬがさやま)に築かれましたが、広大な山域にまたがって、中世の山城としては珍しい高石垣を用いた雄大な遺構が残されています。
安土城跡と並んで日本百名城に選定されている観音寺城跡は、「近江風土記の丘」を構成する史跡であり、当博物館にそのジオラマを展示しています。(右の写真)
佐々木氏の氏神様と言えば、当博物館の近くの沙沙貴神社です。県指定有形文化財の楼門や、重厚な建物が並ぶ風格のある神社で、今も全国の佐々木姓の皆さんの崇敬を集めておられます。
残念なことに江戸時代に建てられた本殿の屋根が、今年の台風で大きな被害を受け現在修復中ですが、皆さんの祈りとご寄付で元通り荘厳な姿によみがえるよう念じています。
さて、佐々木氏に関する連続講座の予定ですが、次のとおりです。
⓵12月 1日(土)「戦国期京極氏守護領国における近江と出雲」 講師:松江市歴史館 西島太郎氏
⓶12月 8日(土)「近江源氏六角氏の歴史」 講師:近畿大学 新谷和之氏
⓷12月15日(土)「六角氏の守護代・伊庭氏」 講師:当館学芸員 髙木叙子
⓸ 1月12日(土)「京極氏の系譜と京極高次」 講師:長浜市 太田浩司氏
⓹ 1月19日(土)「六角氏の巨大山城 観音寺城」 講師:滋賀県教育委員会 松下 浩氏
⓺ 1月26日(土)「京極氏の城」 講師:米原市教育委員会 高橋順之氏
いずれも、会場は当館セミナールーム、13:30~(受付は13:00~)、定員140名(先着順)、参加費は200円です。
奮ってご参加ください。
2018年10月11日木曜日
西の湖の夕陽
災害級とまで言われた今夏の超高温も嘘のように過ぎ去って、いきなり「秋本番」になったような今日この頃です。
当博物館から車で10分も走ると、西の湖(琵琶湖最大の内湖)の畔に着きますが、この季節には八幡山(豊臣秀次の八幡山城跡が残っています)や長命寺の山並みに沈む夕日に照らされて、湖面も美しく輝きます。
西の湖巡りの観光船も夕やみに包まれていきます。
物音ひとつしない静けさかと思いきや、湖畔のヨシ群落には、西日本最大ともされるツバメのねぐらがあるということで、ねぐらに向かうツバメたちの賑やかなさえずりが遠く聞こえてきます。
これから秋が深まっていくと、当博物館を中心に安土城跡や観音寺城跡などを巡るハイキング、ウォーキングに絶好の季節となりますし、白洲正子の隠れ里としても有名な「教林坊」の紅葉も見頃を迎えます。
是非、お揃いで(お一人でも)安土にお出かけください。
2018年9月15日土曜日
秋の博物館
秋の長雨が続きますが、これが明けて秋本番ともなれば、当博物館周辺も絶好の行楽シーズンを迎えます。
写真のような秋空(うろこ雲)の下、安土城跡や観音寺城跡(繖山)を巡って戦国ロマンを満喫するウォーキングや、白洲正子の隠れ里「教林坊」の紅葉を愛でたり、心行くまで秋を味わい尽くす旅を楽しんでいただけます。
もちろん、その途中に博物館に立ち寄って遺物や解説に触れていただいたら、歴史への理解もグッと深まって心も豊かになりますよ。
博物館の敷地内でも、秋を十二分に感じていただけます。
伝統的な日本家屋で、昔の暮らしを想像してみることもオツですよ。
写真のような秋空(うろこ雲)の下、安土城跡や観音寺城跡(繖山)を巡って戦国ロマンを満喫するウォーキングや、白洲正子の隠れ里「教林坊」の紅葉を愛でたり、心行くまで秋を味わい尽くす旅を楽しんでいただけます。
もちろん、その途中に博物館に立ち寄って遺物や解説に触れていただいたら、歴史への理解もグッと深まって心も豊かになりますよ。
博物館の敷地内でも、秋を十二分に感じていただけます。
伝統的な日本家屋で、昔の暮らしを想像してみることもオツですよ。
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