<特別陳列Ⅲ 信楽焼と民藝 -柳 宗悦に見出された信楽の美- 開催中>
当館の望楼下において、当館と滋賀県立陶芸の森との連携企画、「令和7年度 特別陳列Ⅲ 信楽焼と民藝 -柳 宗悦に見出された信楽の美-」を開催しています
“民藝”とは、 1925(大正14)年に柳 宗悦(やなぎ むねよし)が、河井寛次郎や濱田庄司らと創案した「民衆的工藝」を略した造語です。近代化の進展とともに失われつつある手仕事に美を見出そうとした民藝運動は、当時の権威主義的な官展とは異なる新たな美意識を創り出しました
柳は、調査や蒐集のため朝鮮や日本各地を旅しましたが、滋賀県でも信楽・八田(ともに甲賀市)・下田(湖南市)などの陶産地のほか、ここ近江八幡を訪れています。近江八幡の古道具屋で柳が買い求めた信楽茶壷は、日本民芸館の名品のひとつに数えられています
本陳列では、『手仕事の日本』に綴られた言葉を道標に、柳 宗悦が見出した信楽焼の魅力を陶芸の森コレクションなどから紹介します
【望楼下から見上げると】
インスタグラム:安土城考古博物館 https://www.instagram.com/azuchihaku/
リンク:安土城考古博物館 https://azuchi-museum.or.jp/
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