2016年4月30日土曜日

安土城お堀めぐり

 絶好の行楽日和に恵まれて、安土エリアにはたくさんの観光客が見えています。
 安土城跡は、マイカーや徒歩、自転車で次から次へとお客様が来られてにぎわっています。
 安土山のふもとから県道を渡ったところにある安土城の外堀跡では、「安土城外堀お堀めぐり」が6月5日(日)までの土日祝日に運行されています。
 昔の安土城下町の入口に当たる百々橋(どどばし)まで往復40分かけて「船旅」を楽しみます。

 ゴールデンウィーク中は、安土城跡前のガイダンス施設に主催者の方が立って、お堀めぐりや安土城跡の案内もされています。
 お一人800円ですが、日常のせわしさとストレスを忘れて、の~んびりできるそうですよ。

 もちろん、そのお帰りには当博物館にお立ち寄りいただいて、開催中の春季特別展「信長の家臣たち」を観ることをお忘れなく!

親子写生大会

 当博物館では、親子写生大会を催しています。
 博物館の周囲をはじめ、近江風土記の丘の風景などを描いていただきます。
 参加無料で、子どもだけ、大人だけの参加も受け付けています。5月8日(日)まで。
 博物館の事務室で受け付けています。

 作品は、審査の上、優秀な作品を表彰し、博物館で展示します。素敵な景品も多数用意していますよ!
 参加者にはもれなく参加賞も差し上げます。
 奮って参加してください!

 うららかな春の陽ざしのもと、芝生広場でのびのび過ごすのは、とても気持ち良いですよ。
 小さいお子さんも、安全に楽しく走り回れます。
 是非、お揃いでお出かけください。
 池のほとりでバードウオッチング?
 カワセミの写真を撮っておられるとのことでした。



2016年4月29日金曜日

太田浩司さんの講演会、やります!

 きょう開幕した春季特別展「信長の家臣たち」に伴う記念講演会の第一弾として、ご存知、長浜城歴史博物館館長の太田浩司さんの講演を開催します。
 信長の家臣の中で、一番人気はやはり豊臣秀吉でしょう。
 足軽から天下人まで異例の大出世を成し遂げた、庶民のヒーロー・秀吉が、信長家臣団の中で果たした役割などを分かりやすく語っていただきます。
 
 5月1日(日)13:30~15:00、当館セミナールームにて。事前予約は不要で、先着140名様。参加費は500円です。
 奮ってご参加ください。

春季特別展 開幕!

 きょうから、いよいよ春季特別展「信長の家臣たち」が開幕します!
 信長を支えて縦横無尽に活躍した家臣たちの働きぶりと、その様々な運命を通して、信長のリーダー像にも迫ります。
 きょうから34日間の展覧会で、どんな物語に出会えるか、ご期待ください。

2016年4月27日水曜日

沙沙貴神社


佐々木源氏の氏神にして、全国の佐々木姓の方々の氏神様でもある沙沙貴神社。
ナンジャモンジャの木や、ウラシマソウなどの珍しい花木でも有名な観光スポットです。
ナンジャモンジャとは、昔の人がこの木を見て「なんと変わった花だろう。なんじゃ?」と不思議がったところから名前が付いたと言われるほど珍しい花をつけますが、本当の樹種は「ヒトツバタゴ」という木だそうです。

ナンジャモンジャは連休明けに満開になるとのことで、まだ花は咲いていませんが、境内では他の花が色とりどりに咲き誇っています。


安土エリアにお出かけの際は、これから見ごろを迎える花や木を愛でに沙沙貴神社にも立ち寄られてはいかがでしょうか。

2016年4月26日火曜日

田んぼでは、、

 当博物館の周りでも、田植えの準備が本格化してきました。
 田んぼに水を張って、田んぼの土を均しておられます。
 これから、ゴールデンウィークに向けて田植えが一斉に始まります。
 おいしい近江米のゆりかごです。


 また、田んぼに水が張られると、一瞬にして「水の国」が現れます。 
 土の中に隠れていた虫たちが息を吹き返し、卵がかえり、それを狙ってカエルや鳥たちが田んぼに集まってきます。
 昔は、琵琶湖から川や水路をさかのぼってコイが産卵に来たり、オタマジャクシが群をなして泳いでいたり、田んぼの中の水たまりには生命があふれていました。
 滋賀県では、こうした命の循環をよみがえらせるために、行政と農家が協力して「魚のゆりかご水田」の取り組みを各地で進めています。
 魚が琵琶湖から水田に上ってこられるように「魚道」を設けたり、農薬の使用を控えたりして、魚が住める環境を整備すると同時に、安全でおいしいお米を作るのです。


 一方、少し目を転じると、麦の穂が風に揺れています。もうひと月もすると、麦の穂も黄金色に実って「麦秋」を迎えることでしょう。
 お越しになるときは、安土駅からレンタサイクルや徒歩で博物館に向かっていただくと、豊かな自然と農家の営みに囲まれながら来られますよ。
 もちろん、安土山や繖山(きぬがさやま)の景色も堪能できます。

 

きょうのお客様

 けさは、近くの安土小学校6年生が校外学習で来館してくれました。
 みんな元気で、ハツラツとしていました。
 展示室で調べ物をしたり、「火起こし体験」に挑戦したり、お昼前まで元気いっぱい過ごしていました。
 また、午前中に、ヤサカタクシーのドライバーさん達が下見に訪れていただきました。
 最近の修学旅行は、班ごとにタクシーで移動する学校が主流になっているとのことで、先生や生徒たちを案内するドライバーさんが各地の施設を見学し、きちんと下調べをしておられる、ということです。
 京都から安土まで足を伸ばす生徒さんもいるのか、と驚きました。
 また、きょうは、奈良コープ(生協)の皆さんも、安土観光の一環で当館にお越しくださいました。
 博物館で安土城や信長に関する知識をおさらいした上で、安土城跡にも行かれるとのことで、皆さん、ハイキングのスタイルでとてもお元気そうでした。


2016年4月24日日曜日

春季特別展、開幕間近か!

春季特別展「信長の家臣たち」の開幕が、4月29日(金・祝)に迫ってきました。
信長を支えた多彩な家臣たちの働きぶりや、時代の変化に翻弄されて浮き沈みを余儀なくされた姿を、多くの肖像画や古文書でお示しします。
併せて、信長のリーダー像を明らかにする展覧会です。
「真田丸」では、あっという間に死んでしまった信長ですが、大河ドラマの主要な登場人物も多く取り上げている展覧会にぜひご期待ください。
また、当館のホームページのトップページでもお知らせしていますが、現在、第2常設展示室では、信長の嫡男・信忠の肖像画(左の写真)を特別公開しています。
先日のNHK「歴史秘話ヒストリア」をご覧になった方もあると思いますが、番組の中で紹介された信忠像を、5月27日まで展示しています。
一時は信長の肖像画とされていたものを、当館学芸員らの研究で信忠像であることが判明したいわくつきの品です。
「日本一怖いパパ」信長の嫡男として、本能寺の変の際に父とともに討ち死にした信忠の貴重な絵姿を、この機会に春季特別展と合わせてぜひご覧ください。

2016年4月21日木曜日

校外学習

 きょうは、近江八幡市の桐原小学校と桐原東小学校から約70名ずつが校外学習に訪れていただきました。
 右の写真は、多目的広場で「火起こし体験」にチャレンジしているところです。
 あいにくの雨模様で湿気が多いせいか、火の付き方が悪くてみんな悪戦苦闘していましたが、最後には煙が立ち上って大成功!
 別のグループは館内で展示の見学をしました。
 ノートにメモを取りながら、それぞれの調べ物に熱心に取り組んでいました。
 古墳の石室(遺体が葬られていた場所)の模型の中ではしゃいでいる子もいました。

 これから、近隣の小中学校から来館していただく学校団体が続いています。
 夏休みと並んで、博物館が一番子供たちの歓声で包まれる季節です。

2016年4月15日金曜日

小学生が来館

きょうは、近江八幡市立岡山小学校の6年生が博物館を訪ねてくれました。
午前中は館内の展示見学や、出土した遺物の整理を行う整理室の見学をしてくれました。


午後からは、勾玉(まがたま)づくりや火起こし体験に取り組みました。
会場が屋外だったので、折からの強風にあおられて少し寒そうでしたが、子どもたちは元気に活動していました。

これから、小中学生がたくさん博物館に来館してくれます。
郷土の歴史を知り、地域に誇りを持った大人になってもらうために、当館としても頑張りたいと思います。  

2016年4月14日木曜日

新緑萌える山並み

昼前から晴れ上がって、繖山の新緑が目に沁みるようです。
週末のお天気も、何とか保つようですので、山の緑や、田植えの準備の進む田んぼの様子を見ながら博物館にお越しください。
博物館の池も、すっかり春模様に様変わりして、大きな鯉がノンビリ泳いでいます。
受付に、鯉のエサも置いていますので、エサやりもしてみてはいかがでしょうか?

2016年4月12日火曜日

ツバメの飛んだ日

 けさ、博物館の周りをツバメが飛んでいるのを今年初めて見ました。
 昨日の寒さも随分和らいで、一気に新緑の季節に突入した感じです。
 右の写真は、今年植えた桜の苗木が芽吹いたところです。小さいながらも一生懸命葉をつけて成長しようという姿に勇気づけられました。

2016年4月9日土曜日

博物館の売れ筋グッズ

きょうは、当博物館のミュージアムショップで最近よく買っていただいている「売れ筋グッズ」をいくつかご紹介します。
まず、右の写真は、「1冊でわかる滋賀の仏像」(滋賀県教育委員会文化財保護課企画・編集)です。滋賀の地に古くから守り伝えられてきた仏像の魅力を解説した”鑑賞マニュアル”として重宝されています。1冊1,080円(税込み)と、お手頃価格でも人気を博しています。
 滋賀県が最近認定した「滋賀のいいもの」にも選ばれています。
 次は、㈱コクヨ工業滋賀の「とび太くんノート」(中央。@216円)と「忍者ふせん」(両端。各378円)です。琵琶湖のヨシを使った紙製品で、環境配慮商品です。「とび太くん」は、滋賀県発祥の「飛び出し坊や」をモチーフにしたヒット商品で、「忍者ふせん」は有名な甲賀忍者にちなんで「手裏剣の巻」と「忍び刀の巻」が出ています。
 これらも、「滋賀のいいもの」に選定されています。
 左の写真は、ご存知、「真田丸」グッズです。
 双六(税込み540円)、クリアファイル(同324円)、ブックカバー(同800円)など、ただいま人気急上昇中です。老若男女を問わず、幅広い層から支持を受けているようです。NHK大河ドラマさまさまです。
 このほかにも、多彩なラインアップを取り揃えていますが、今後もいろいろな新商品が出てくるとの話もあるようで、ますます乞うご期待です!
 最後に、これから人気が出そうなグッズをご紹介します。写真は、「近江上布」(滋賀県特産の上質の麻織物)を使ったネコのぬいぐるみです。旧愛知川町を中心に受け継がれてきた近江上布の繊細で軽やかな肌触りを活かして、様々な商品開発がされています。一度、お手に取ってごらんください。

2016年4月8日金曜日

博物館お得情報


博物館の桜が散り初めました。いつ見ても、心が騒ぐ景色ですね。
裏山で鳴くウグイスも、随分上手に鳴くようになってきました。

さて、4月29日(金・祝)からは、春季特別展「信長の家臣たち」が始まります。
これに合わせて、当博物館へお越しいただく際の「お得情報」をお知らせします。
1つ目は、安土城跡やJR安土駅まで来られた人向けの「お得情報」です。安土城跡のガイダンス施設、安土駅、安土駅前観光案内所、レンタサイクル店、城郭資料館などに置いている当博物館の赤いチラシをご持参いただくと、当館オリジナルの缶バッジなどをもれなく差し上げます。
2つ目は、当館のお隣の「信長の館」との共通券です。「信長の館」は、セビリア万博に出展された安土城天主(5・6階部分)の原寸大復元模型と、在りし日の安土城を描くヴァーチャルリアリティ映像で有名ですが、両方を見ていただく共通券ですと、それぞれ団体割引となりますので「お得」です。
3つ目は、レンタサイクル割引券です。当館のホームページの「アクセス」をクリックし、「レンタサイクル割引券」をプリントアウトしてご持参いただくと、安土駅前のすべてのレンタサイクル店で100円割引が受けられます。

これから、田植えの準備も進んで、安土駅から博物館までの道筋は田園風景満載となります。
少し時間はかかりますが、ゆったりした景色ときれいな空気を満喫しながら徒歩や自転車でお越しいただくと、都会の大きな博物館にはない魅力も見つけていただけるかも知れません。

2016年4月6日水曜日

企画展講座

 桜の向こうに安土山が見えます。
 きょうも、安土の桜は健在で、たくさんの花見客の方々に囲まれています。

 さて、今週土曜日4月9日に、開催中の企画展の関連講座として「垂迹曼荼羅の世界」を開催します。
 琵琶湖文化館の学芸員として、長年、滋賀の仏教美術・神道美術を研究してこられた上野良信さんを講師にお招きして、琵琶湖文化館の収蔵品の中から、日本独自の神仏習合を現した「垂迹曼荼羅」についてわかりやすく解説してもらいます。
 開講は13:30、当館セミナールームにて。予約不要。定員は先着140名で、資料代等として1人200円を申し受けます。
 奮ってご参加ください。

2016年4月5日火曜日

桜、満開!

 お待たせしました!
 博物館周辺の桜が、一斉に満開を迎えました。
 うす曇りの空のため、やや豪華さを欠いて見える写真ですが、実物は素晴らしい別天地のような美しさです。
 たくさんの方が、家族連れで、カップルで、花見においでになっています。
 小さな子供さんの声も各所に響き渡って、春の賑わいを感じさせます。
 ただ、多くの方がお花見だけで、博物館に入っていただけないのが少し残念ですが、、、、。
 

 それはともかく、安土の桜はまだまだ見頃が続くようです。
 学校が始まる前にご家族おそろいで、また、独り心静かに、博物館の桜を愛でにお越しください。

2016年4月1日金曜日

新しい年度の始まり

 きょうから、平成28年度が始まりました。
 私も、館長としてようやく2年目を迎えました。まだまだ右往左往する毎日ですが、これからもよろしくお願いします。

 平成27年度の入館者は、44,684人でまだまだ少ないですが、26年度よりも2,000人あまり増え、「長期低落傾向」から抜け出しました。
 これも、ご愛顧を頂いた皆様のお陰です。
 今年度も、より多くのお客様に楽しんで、満足していただける博物館を目指して頑張りますので、ご期待ください。
 博物館周辺の桜は、3分咲きぐらいになっています。
 これからグングン花が開いて見頃になっていきますので、是非お立ち寄りください。