2019年7月29日月曜日

体験博物館「子ども学芸員」

土器などの文化財資料を調査するといった博物館学芸員の仕事を体験します。

この下の写真の右側の土器は2500年前の物です。
この左側の土器のカケラはなんと5000年前の物です。

今回は、本物の縄文土器を観察し、ヨシを使って縄文土器の文様を再現します。

これが↓5000年前のカケラの拡大図です。この模様は竹管文(ちっかんもん)と言います。ヨシのような植物を縦に割って、それの動かし方や角度でさまざまな文様を描いたようです。


ヨシを削って粘土の表面に垂直に当てたり、
線で引きながら、途中で押し、また線を引き、
押すを繰り返します。
当時の人もこうして土器に文様をつけてたんですね。

夏休みは休館しません。

梅雨も明け、台風6号も過ぎ去り、夏本番を迎えました。
今日は近江八幡安土も34℃と猛暑です。熱中症の危険性があります。ご注意ください。

今日は月曜日ですが、夏休み中は休館いたしませんので、博物館に涼みにお越しくださいませ。
レストランには、近江牛冷やしうどんや麻婆ナス丼など夏限定メニューもあります。

企画展関連博物館講座

昨日は企画展関連の講座「古代・中世の塩津港と地域社会」と題して、滋賀県立大学の水野章二先生による講義がありました。
文献資料を丁寧に読み解き、中世の村落の景観や周辺環境を復元された研究を簡潔に説明いただきました。
また、自然科学による過去の降雨量や気温の変化と、文献に見られる大雨や日照り、飢饉といった災害が、ちょうど一致するという最近の研究成果をお教えいただきました。

2019年7月27日土曜日

台風の雨風ひどくないので開館しております。


台風第6号が近畿に上陸しました。今日の滋賀県は台風の影響で雨が降り、大雨や強風に関する注意報が発令されています。
今日は高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意してください。

こちらは雨風はひどくないので開館しております。どうぞ涼しい博物館にお越しください。

2019年7月26日金曜日

大阪府立近つ飛鳥博物館連携企画「でかける博物館」開催!

大阪府立近つ飛鳥博物館と滋賀県立安土城考古博物館の連携企画として、所蔵資料を交換展示する「でかける博物館」を開催しています。

でかける博物館in滋賀県立安土城考古博物館
「6世紀の武器と武具―寛弘寺75号墳と継体大王―」
大阪府立近つ飛鳥博物館の資料を当館で展示します。
会期:2019年7月20日(土)~9月16日(月)

スタンプラリー企画

当館では、スタンプラリー企画に参加しています。

この夏!びわ活!スタンプラリーでは


ほかにもこちらを

2019年7月23日火曜日

「近江風土記の丘回顧パネル展」開催してます

「近江風土記の丘」が開設50周年を迎えます。

エントランスホールでのミニ展示「近江風土記の丘回顧パネル展」を開催してます。





平成6年には上皇、上皇后両陛下もご来館いただきました。





2019年7月22日月曜日

「勾玉を作ろう」

今日は、体験博物館です。

「勾玉を作ろう」
ろう石という石を削って磨いて、本物そっくりのピカピカの勾玉をつくります。
カッターナイフで削りますが、慣れないため四苦八苦。



そして、きりを使って穴をあけます。
こんなおしゃれなネックレスが!これはお持ち帰りいただけます。
今日はあいにくの雨降りでしたが、お父さんやお母さん、保護者の方々と夏休みの思い出の1ページになったのではと思います。Zテレビさんからも取材がありました。いつもありがとうございます。

2019年7月21日日曜日

ギャラリートーク「観音寺城跡発掘調査50周年展」



本日、ギャラリートークを開催してます。
特別陳列「観音寺城跡発掘調査50周年展」の展示資料について、担当学芸員が詳しく解説いたします。

企画展がはじまりました。涼しい館内でご鑑賞ください。

待ちに待った夏休みが始まりましたね。
当館も、これに合わせて第60回企画展「塩津港遺跡発掘調査成果展-古代の神社と祭祀を中心に-」が開幕しました。(~9月16日(月・祝)まで)
日本初の発見となった起請文木札(きしょうもんきふだ)など見所が満載です。
まだ、梅雨明けもせず、毎日、蒸し暑い日々が続いていますが、冷房の効いた涼しい館内でゆったりとお過ごしください。
図書室やレストランもございます。


詳しくはこちらへ

2019年7月19日金曜日

お詫び申し上げます。

本日は金曜城郭講座「明智光秀と近江」の第3回目「元亀争乱と光秀」が13時30分からはじまりましたが、来年の大河ドラマが初めて明智光秀を主人公とする「麒麟がくる」に放映が決まっていることからも、大変人気が高く、定員に達したため、参加していただくことがかないませんでした。
蒸し暑い中、遠くからお越しいただきましたのにお断りいたしました皆さま、誠に申し訳ありませんでした。



埋蔵文化センターの「レトロレトロの展覧会」はじまります

瀬田の文化ゾーン内にある滋賀県埋蔵文化センターにおいて、本日から9月1日まで「レトロレトロの展覧会2019 夏の特別陳列 京と海を結ぶ近江の港と船」展がはじまります。
かっては日本有数の物流量を誇った「塩津港」の姿が近年の発掘調査で少しずつわかってきました。
職員お手製の船もたくさん展示しています⛵


詳しくはこちらへ

2019年7月17日水曜日

すごい人気です。子ども学芸員、定員いっぱいとなりました。

夏休みの7月29日月曜日、体験博物館「子ども学芸員」を開催します。
土器などの文化財資料を調査するといった博物館学芸員の仕事を体験できます。


詳しくはこちらです

なんともう定員いっぱいとなりました。
残念ながらお断りした方々、申し訳ありません。

2019年7月13日土曜日

近江風土記の丘入門講座「安土瓢簞山古墳」は本日です

風土記の丘にある3つの史跡、史跡観音寺城跡・史跡瓢簞山古墳・史跡大中の湖南遺跡について、
当館の常設展示資料とともに当館学芸員が解説します。
本日7月13日(土)13時30分から「安土瓢簞山古墳」
講師:伊庭 功(当館学芸課長)
当館NPSセミナールームです。

寿福さん撮影の安土瓢箪山古墳です。


【NPSセミナールームについて】
この度、日産プリンス滋賀販売株式会社様が
当館セミナールームのネーミングライツパートナーに決定しました。
NPSは、日産プリンス滋賀販売株式会社(Nissan Prince Shiga)と安土城を築いた織田信長とのパートナーシップ(Nobunaga Partner Ship)の頭文字です。
▶日産プリンス滋賀HP《https://np-shiga.nissan-dealer.jp/》

2019年7月10日水曜日

いよいよ夏の企画展です

7月20日から第60回企画展「塩津港遺跡発掘調査成果展」が開幕されます。
日本初の発見である「起請文木札(きしょうもんきふだ)」が大集合します!!
この起請文木札には保延3年(西暦1137年)と書かれていました。

『厚く拝礼。
大梵天王 、帝釈天衆、四大天王、八幡大菩薩、賀茂下上、すべての十八大明神、特に近江国の鎮守の山王七社。
ことに塩津鎮守の五所大明神、稲懸祝山、津明神ならびに若宮三所。
このほか日本国中1万3700余所の大小の神々の御前に謹んで申し上げます。
草部行元は、もしこの請け負った荷物の内、たとえ魚一巻でも取り流すことがあれば、近くは3日遠くは7日以内に行元の身の上に、これらの神々の神罰を
体の8万4000の毛口穴ごとに加えられてもかまいませんことを申し上げます。』

と、このように神様に約束した、とっても厳しく恐い契約内容が書かれています。

ぜひ、当館でこの起請文の木札に接し、当時の人々の暮らしに想いを馳せてくださいませ。

詳しくはこちら

2019年7月7日日曜日

今日は七夕☆彡

今日は七夕です★★☆彡           
梅雨の晴れ間でしょうか。久しぶりにお日様が射していますが、爽やかな風もあり、
蒸し暑くないです。
きっと今夜は晴れるでしょうから、皆さんのお願い事がどうか天に届きますように!!

このように澄み切ったきれいな青空です

2019年7月4日木曜日

お待たせいたしました。旧柳原(りゅうげん)学校の見学なさっていただけます。

お待たせいたしました。
柳原学校校舎は、昨年秋の台風により漆喰壁が剥がれ落ちたり、屋根瓦が飛ぶなどの被害を受け、修理工事を実施していました。
このたび、修理点検が終わり、ご見学が可能となりました。

旧柳原(りゅうげん)学校
明治9年(1876)、現在の高島市新旭に建てられた小学校の校舎です。
明治時代には「文明開化」で海外の建築要素を取り入れた「擬洋風建築」がつくられるようになります。
柳原学校校舎もこの要素を取り入れた建築で、清水吉平という大工により建てられました。


昭和34年には、滋賀県の文化財に指定されました。