7月20日から第60回企画展「塩津港遺跡発掘調査成果展」が開幕されます。
日本初の発見である「起請文木札(きしょうもんきふだ)」が大集合します!!
この起請文木札には保延3年(西暦1137年)と書かれていました。
『厚く拝礼。
大梵天王 、帝釈天衆、四大天王、八幡大菩薩、賀茂下上、すべての十八大明神、特に近江国の鎮守の山王七社。
ことに塩津鎮守の五所大明神、稲懸祝山、津明神ならびに若宮三所。
このほか日本国中1万3700余所の大小の神々の御前に謹んで申し上げます。
草部行元は、もしこの請け負った荷物の内、たとえ魚一巻でも取り流すことがあれば、近くは3日遠くは7日以内に行元の身の上に、これらの神々の神罰を
体の8万4000の毛口穴ごとに加えられてもかまいませんことを申し上げます。』
と、このように神様に約束した、とっても厳しく恐い契約内容が書かれています。
ぜひ、当館でこの起請文の木札に接し、当時の人々の暮らしに想いを馳せてくださいませ。
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