2016年10月13日木曜日

博物館お得情報!

 いきなり秋が深まったような、この2、3日の気候ですが、風邪などひかれていないですか?
 さて、文化財に親しむシーズンを満喫していただくために、当博物館をお得にご利用いただく方法をお教えしましょう。
① 信長の館との共通券 
   両方の入館料がそれぞれ団体割引になります。例えば、当館が特別展を開催している期間中に大人の方が両館に入館されると合計1490円のところを1180円と、310円   (20.8%)も割引になります。
②「赤チラシ」でもれなくプレゼント進呈
   安土城跡や安土駅などに配置している「赤チラシ」を持参いただくと、もれなく当館オリジナルの缶バッチなど素敵な品を差し上げます。
③ 会員優待
   JAFカード、けいぶんカード、平和堂HOPカードなど、各種会員カードを見せていただくと、団体割引(2割引き以上)を行います。詳しくは受付でご確認ください。
④ 五個荘地域との連携による相互割引
   東近江市五個荘地区にある近江商人博物館、五個荘商人屋敷、観峰館との間で、それぞれの入館券(半券)をお持ちいただくと団体割引を行うことにしています。それぞれに特徴的な施設をお得に周遊してください。

 このほか、県内のホテル等を利用された方向けの割引制度など、様々な優待をご用意していますので、秋の1日を当博物館で、お得に、楽しくお過ごしください。

2016年10月10日月曜日

常設展が面白い!

 10月22日(土)に秋季特別展「飛鳥から近江へ−天智天皇の意図を探る−」が開幕するまでの間は、当博物館では常設展のみとなっていますが、常設展示も見所一杯です。
 その極く一部をご紹介します。

 まず、右の写真は、高島市の鴨稲荷山古墳から出土した「金銅製冠」(復元品)です。第1常設展示室で展示しています。西近江に勢力を張った豪族の墓に副葬されていた遺物ですが、古代にこんなに金ピカの冠があったなんて、不思議と言えば不思議ですよね。

 次はちょっと地味ですが、第2常設展示室にある、横江遺跡(守山市)の復元模型(ジオラマ)です。
 中世の村の様子を、細かいところまで生き生きと表しています。昔の人の生活の姿を、ありありと想像させてくれますね。

 最後は、望楼下のロビーに展示している、苗村神社(竜王町)の西本殿(国宝)のミニチュアです。
 「流造」という様式の社殿の代表的なものと言われていて、平成18年に文化庁が模型を作成されました。
 写真の写りが悪くてよく分からないと思いますが、木材の種類から構造、作り方まで本物そっくりに作られ、屋根の檜皮葺の1枚1枚まで細かに再現されています。
 作成費は1千万円以上と言われています。是非、実物を博物館でご覧ください。

秋本番!

 雲一つない日本晴れの空の下、木々の葉っぱも少し色づき始めている今朝の博物館です。
 3連休の最終日、「体育の日」ということで運動会に参加するという方も多いかもしれませんが、運動会でなくても、思わず体を動かしてみたくなるお天気ですね。
 当博物館の周りには、安土城跡や西の湖などハイキングやサイクリングにぴったりのコースが満載です。小さいお子さんには、敷地内の芝生広場がオススメ。安全に遊んでいただけます。
 秋の1日を、安土でゆったり、のんびり過ごしてみては如何でしょうか?

 さて、文化に親しむ秋にピッタリの、秋季特別展「飛鳥から近江へ−天智天皇の意図を探る−」がもうすぐ開幕します。
 「なぜ都は近江・大津に遷されたのか?」という古代史の謎に迫る展覧会です。
 重要文化財を含む数多くの展示資料から、当時の激動する国際情勢と滋賀の関わりを読み解く内容となります。
 滋賀の地が古代から、都が営まれるくらい豊かで重要な地域であったことを再認識していただく機会になると思います。
 秋季特別展は、10月22日(土)から12月4日(日)まで(月曜休館)、午前9時から午後5時まで(入館は午後4時半まで)開催します。入館料は大人890円です。
 ご期待ください。

2016年10月7日金曜日

週末の博物館

 あすから3連休という方も多いと思いますが、当博物館、また安土のエリアでも催し物が目白押しです。
 まず、あす10月8日(土)には当館で連続講座「伊賀の古墳と王のまつり」を開催します。三重県の斎宮歴史博物館の穂積裕昌氏から、お隣の伊賀地方の古墳の特徴をご紹介いただきます。
 13:30開講(受付は13:00頃から)、事前予約は不要ですが定員は先着140名です。参加費は200円です。

 10月9日(日)には沙沙貴神社で「近江源氏祭」が執り行われます(10:30~)。近江源氏佐々木氏発祥の地で、全国の「佐々木さん」の氏神でもある沙沙貴神社の大祭です。厳かな儀式が奉納されるようです。JR安土駅から徒歩15分。

2016年10月5日水曜日

文化財を撮ろう!

 芸術の秋に、文化財の写真を撮りませんか?
 当博物館の敷地内には、重要文化財の「旧宮地家住宅」や県指定文化財の「旧柳原学校校舎」「旧安土巡査駐在所」が移築され、屋外展示されていますが、こうした文化財建造物の写真を上手く撮るには、対象に適した技術が必要だそうです。

 文化財の撮影に造詣の深い写真家・寿福 滋氏から、文化財建造物の撮影技術を具体的に紹介していただく「写真撮影ワークショップ」を10月15日(土)13:30から開催します。
 まだ定員(20名)に余裕がありますので、興味のある方は当館(0748-46-2424)にお申し込みください。
 資料代として300円が必要です。

2016年10月4日火曜日

伊賀の古墳と王のまつり

 おとといの日曜日は蒸し暑い1日でしたが、当博物館の中ではよし笛の涼やかな音色が流れました。
 近藤ゆみ子さんの「よし笛コンサート」は、たくさんのお客様にご参加いただいて盛況のうちに幕を閉じました。
 来年も企画したいと思っていますので、次も是非ご参加ください。
 併せて展示している「ヨシ灯り展」の入賞作品も、10月16日(日)まではご覧いただけます。

 さて、次の日曜日(10/8)には、連続講座①「解明!近江のとなりの古墳時代」の第2弾「伊賀の古墳と王のまつり」を開催します。
 講師は、三重県の斎宮歴史博物館の穂積裕昌氏で、時間は13:30~15:00です。予約不要で、定員は先着140名様。参加費は200円です。
 三重県で長年発掘調査に携わってこられた講師から、伊賀地域の古墳の特徴などを詳しく解説していただきます。どうぞご期待ください。

2016年10月1日土曜日

秋の気配

 きのうは、ようやく秋晴れの空が広がった安土でした。
 これから、だんだんと気温も下がっていき、さわやかな季節になっていくことでしょう。


 秋と言えば、芸術の秋、文化に親しむ季節ですね。
 日本中の博物館、美術館が競って展覧会を開催し、神社仏閣の特別公開なども行われて、お出かけが一層楽しくなる時期です。
 そう言えば、きょうから西国三十三所草創千三百年記念ということで、長命寺や観音正寺で特別公開が行われますね。ぜひ、一度観てみたいと思っています。

 さて、当博物館でも負けじと様々なイベントや展覧会を催します。
 あす10月2日(日)には恒例の「よし笛コンサート」を開催します。13:30からよし笛演奏家の近藤ゆみ子さんの演奏などをお楽しみいただきます。
 予約不要、参加無料ですが、先着70名様を定員とさせていただきますので、お早目にお出でください。
 地元で開催された「ヨシ灯り展」の入賞作品を展示していますので、一緒にご覧ください。

 また、10月8日(土)には、連続講座①の2回目「伊賀の古墳と王のまつり」を開催します。斎宮歴史博物館の穂積裕昌氏から、お隣の伊賀地方の古墳の特徴などをお話しいただきます。13:30から当館セミナールームにて。予約不要。定員は先着140名様。参加費として200円申し受けます。