きのうは、博物館裏の芝生広場で梅の花が咲いた話をご紹介しましたが、きょうは「梅つながり」で安土の「梅の川」という湧水を取り上げます。
JR安土駅前を左に進んで、旧街道へ入りますが、その入り口の角に「万吾楼」という和菓子屋さんが見えます。(右の写真)
信長が今川義元を討ち取った桶狭間の戦いの故事に因んだ「まけずの鍔」という最中(もなか)が有名で、信長の武運にあやかれるとして合格祈願などにも贈られるそうです。
ほかにも、「丁稚羊羹『安土問答』」や「信長軍パイ」(軍配?)など、安土や信長に因んだお菓子がたくさんあります。
「万吾楼」の角から旧街道に入ってしばらく行ったところを右折すると、すぐ「梅の川」の案内看板が目に入ります。
信長が、ここの水で点てたお茶を大変気に入ったという言い伝えの残る湧水です。
武井夕庵という家来が信長に茶を献上したという説明書きが立っています。
いまは、きれいな水がコンコンと湧き上がる、ということはないようですが、信長が生きていた時代のことを想像すると趣があります。
2017年2月8日水曜日
2017年2月7日火曜日
梅一輪
寒気が戻ってきて、今日の安土は時折、横殴りの雪が吹き付ける寒い一日になりました。
それでも、当館の芝生広場の一角にある旧宮地家住宅の傍らで梅の花が咲きました。
寒さに立ち向かう凛とした姿に、身が引き締まる思いがします。
きのうから当館はメンテナンス休館に入り、外壁改修工事も本格化してきました。
作業をしていただいている皆様、雪の中、本当にお疲れ様です。
3月末までの工期が少し延びそうですが、新年度には美しい姿になってお目見えできます。
それでも、当館の芝生広場の一角にある旧宮地家住宅の傍らで梅の花が咲きました。
寒さに立ち向かう凛とした姿に、身が引き締まる思いがします。
きのうから当館はメンテナンス休館に入り、外壁改修工事も本格化してきました。
作業をしていただいている皆様、雪の中、本当にお疲れ様です。
3月末までの工期が少し延びそうですが、新年度には美しい姿になってお目見えできます。
2017年2月5日日曜日
あすから休館です
けさから雨が降り続く安土です。
当博物館は、あすから2月17日(金)まで設備等のメンテナンスのため休館します。
2月18日(土)から再び皆様方を万全の態勢でお迎えするため、しばしのお別れとなります。
再開館する2月18日(土)から、特別陳列「渡来人の古墳と寺」を望楼下の特設ケースで行います。(4月2日まで)
天智天皇の近江遷都の背景の一つに数えられる、渡来人がしっかり根付いていたことを示す考古資料をコンパクトに紹介します。
また、2月25日(土)には「大湖南展−栗太・野洲郡の風土と遺宝−」が開幕します。
文化財の隠れた宝庫と言われる湖南地域の優れた神像・仏像を多数展示して、この地域の文化的水準の高さと特質を詳しくご紹介します。
湖南地域の風土と魅力を再発見できること、請け合いです。
皆様と博物館でお会いできる日を待っています。
当博物館は、あすから2月17日(金)まで設備等のメンテナンスのため休館します。
2月18日(土)から再び皆様方を万全の態勢でお迎えするため、しばしのお別れとなります。
再開館する2月18日(土)から、特別陳列「渡来人の古墳と寺」を望楼下の特設ケースで行います。(4月2日まで)
天智天皇の近江遷都の背景の一つに数えられる、渡来人がしっかり根付いていたことを示す考古資料をコンパクトに紹介します。
また、2月25日(土)には「大湖南展−栗太・野洲郡の風土と遺宝−」が開幕します。
文化財の隠れた宝庫と言われる湖南地域の優れた神像・仏像を多数展示して、この地域の文化的水準の高さと特質を詳しくご紹介します。
湖南地域の風土と魅力を再発見できること、請け合いです。
皆様と博物館でお会いできる日を待っています。
2017年2月3日金曜日
きょうの博物館
けさ、全国の記念物(文化財)行政担当者の皆さん約40名が来館いただきました。
滋賀で開かれた会議・研修の一環としてのエクスカーションで当館を訪れていただいたものです。
専門家の厳しい目が展示に注がれました。
迎春企画の特別陳列「トリにまつわる考古資料」も観ていただきました。
この展示も、2月5日(日)までとなりますから、まだの方は是非この週末にご覧ください。
滋賀で開かれた会議・研修の一環としてのエクスカーションで当館を訪れていただいたものです。
専門家の厳しい目が展示に注がれました。
迎春企画の特別陳列「トリにまつわる考古資料」も観ていただきました。
この展示も、2月5日(日)までとなりますから、まだの方は是非この週末にご覧ください。
2017年2月2日木曜日
ひな人形めぐり
寒い日が続きますが、一足早く春らしい話題をひとつ。
2月1日から、東近江市五個荘地区で「商家に伝わるひな人形めぐり」のイベントが開かれています。(3月20日まで)
近江商人発祥の地の一つである五個荘地区には、豪商の本家に伝えられた豪華なひな人形がたくさん残されています。
そうしたひな人形を見て回るとともに、楽しいイベントや食べ物に出会える機会になります。
写真(右)のようなかわいいひな人形がお出迎えしています。
左の写真は、近江商人屋敷の間を流れる堀に浮かべられた「流し雛(?)」です。かわいいですね。
近江商人の故郷は、近江八幡や日野にもあり、それぞれに工夫を凝らしたひな人形イベントをやっておられますが、五個荘のひな人形めぐりはひときわ豪華で大規模です。
一見の価値があると思います。
実は、五個荘地域の博物館、資料館と当博物館は、お互いの入館券(半券)を提示していただくと入館料を割引(団体料金に)する提携を行っています。ひな人形めぐりの後は、安土まで足を伸ばして、おトクに当博物館の展示を楽しんでいただけば有意義な一日を過ごせると思いますよ。
なお、「ひな人形めぐり」の詳細については、東近江市観光協会(TEL:0748-48-2100)までお問い合わせください。
2月1日から、東近江市五個荘地区で「商家に伝わるひな人形めぐり」のイベントが開かれています。(3月20日まで)
近江商人発祥の地の一つである五個荘地区には、豪商の本家に伝えられた豪華なひな人形がたくさん残されています。
そうしたひな人形を見て回るとともに、楽しいイベントや食べ物に出会える機会になります。
写真(右)のようなかわいいひな人形がお出迎えしています。
左の写真は、近江商人屋敷の間を流れる堀に浮かべられた「流し雛(?)」です。かわいいですね。
近江商人の故郷は、近江八幡や日野にもあり、それぞれに工夫を凝らしたひな人形イベントをやっておられますが、五個荘のひな人形めぐりはひときわ豪華で大規模です。
一見の価値があると思います。
実は、五個荘地域の博物館、資料館と当博物館は、お互いの入館券(半券)を提示していただくと入館料を割引(団体料金に)する提携を行っています。ひな人形めぐりの後は、安土まで足を伸ばして、おトクに当博物館の展示を楽しんでいただけば有意義な一日を過ごせると思いますよ。
なお、「ひな人形めぐり」の詳細については、東近江市観光協会(TEL:0748-48-2100)までお問い合わせください。
2017年2月1日水曜日
沙沙貴神社のロウバイ
沙沙貴神社のロウバイが咲きました。
全国の「佐々木さん」の氏神である沙沙貴神社は、春に「ナンジャモンジャ」や「うらしま草」など珍しい花が咲くことでも有名な花のお宮さんですが、このロウバイは、黄色っぽい花びらがロウで作ったかのように見えることから名前が付いた梅の木です。
すでに満開ですが、花はもう少し保つそうですので、安土に来られたら足を伸ばしてみてください。(JR安土駅から徒歩15分)
全国の「佐々木さん」の氏神である沙沙貴神社は、春に「ナンジャモンジャ」や「うらしま草」など珍しい花が咲くことでも有名な花のお宮さんですが、このロウバイは、黄色っぽい花びらがロウで作ったかのように見えることから名前が付いた梅の木です。
すでに満開ですが、花はもう少し保つそうですので、安土に来られたら足を伸ばしてみてください。(JR安土駅から徒歩15分)
外壁改修工事
当館の外壁改修工事がようやく本格化してきました。
館の外周に足場が組まれ、囲いがぐるりと建物を取り囲んできました。
工事は、予定では3月末までですが、この間の大雪で工程が少し遅れていますので、もしかすると4月にかかるかもしれません。
しかし、工事中も、お客様の安全を確保しながら開館しています。
2月6日(月)から2月17日(金)までは、設備点検や館内清掃などのための「メンテナンス休館」をさせていただきますが、それ以外の期間は通常どおりします。
メンテナンス休館が明けると、2月18日(土)から特別陳列「渡来人の古墳と寺」(第1常設展示室)が始まりますし、2月25日(土)からはいよいよ第55回企画展「大湖南展−栗太・野洲郡の風土と遺宝−」も開幕します。
すがすがしい外観がよみがえるのと、展示の中身にご期待ください。
館の外周に足場が組まれ、囲いがぐるりと建物を取り囲んできました。
工事は、予定では3月末までですが、この間の大雪で工程が少し遅れていますので、もしかすると4月にかかるかもしれません。
しかし、工事中も、お客様の安全を確保しながら開館しています。
2月6日(月)から2月17日(金)までは、設備点検や館内清掃などのための「メンテナンス休館」をさせていただきますが、それ以外の期間は通常どおりします。
メンテナンス休館が明けると、2月18日(土)から特別陳列「渡来人の古墳と寺」(第1常設展示室)が始まりますし、2月25日(土)からはいよいよ第55回企画展「大湖南展−栗太・野洲郡の風土と遺宝−」も開幕します。
すがすがしい外観がよみがえるのと、展示の中身にご期待ください。
登録:
投稿 (Atom)