2012年5月29日火曜日

安土饗応膳

    天正十年5月、織田信長は徳川家康を安土城に招き、武田氏討伐の労をねぎらいました。その時のもてなしの料理が安土饗応膳です。山海の珍味を盛り込んだ140種類あまりのメニュー、饗応役を務めた明智光秀は家臣団の面前で叱責され、このことが本能寺の変の引き金になったとも言われれています。6月19日午前9時~午後5時、一部を復元した料理を当博物館で展示します。同日午後1時15分から休暇村近江八幡で、安土饗応膳の試食会が開催されます。有料、定員あり・予約制ですので、休暇村近江八幡にお問い合わせ下さい。

2012年3月31日土曜日

館長交代!

   昨年4月に館長に就任しました私(門脇宏)ですが、今回、後任者(鈴木五一)と交代することとなりました。いろいろなチャレンジを積み重ね、いよいよ勝負の2年目という段階で、博物館を去らなければならなくなり、とても残念です。
   後は、新しい執行体制のもと、後任者に引き継ぐこととなりますが、どうか今まで以上に、博物館をお引き立ていただければと思います。
   県内外の皆さんから愛され、親しまれる博物館に、また「学び」を希求する皆さんから頼りにされる博物館に、進化し続けることを念願する次第です。
   1年間という短い期間ではありましたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。
   今後は、一ファンとして、関わってまいりたいと考えています。

平成23年度の入館者数は・・・

   本日をもちまして、平成23年度が終了いたしました。
   最終的な入館者数は、約62,000人となり、ここ15年間では最も多い数字となりました。ご来館・ご利用いただきました皆さんに、心から感謝申し上げます。
   今(閉館後)、第2常設展示室では、学芸員が展示替え作業を行っています。皆さんが、新しい発見に出会われるよう、地道な準備を進めているのです。お楽しみになさってください。
   明日からは、新しい年度が始まります。新しい体制、新しい気持ちでまた頑張ります。

2012年3月29日木曜日

4月の催し物は・・・

4月の主な催しを紹介しますと・・・

○8日(日)13:30~ テーマ展講座「琵琶湖の水城」(講師:当館副館長 大沼芳幸)
○15日(日) 体験学習「まめのぶくん塗り絵大会」
○21日(土)13:30~ 入門講座「信長文書を読む1」(講師:当館学芸員 高木叙子)
○22日(日)13:30~ 博物館講座「古墳と舟運」(講師:滋賀県文化財保護協会 細川修平)
○28日(土) 春のお茶会
○29日(日)13:30~ 春季特別展記念講演会「古代近江とヲホド王を語る」(講師:同志社大学名誉教授 森 浩一氏)
○30日(振) 文化財探訪「春の繖山探訪」

※ いずれも参加料(実費)が必要です。
       詳しくは、博物館(℡ 0748-46-2424)までお問い合わせください。

やっと賑わいが・・・

   春休みに入り、天候も春めいてきたこともあって、やっと入館者が増えてきました。特に、お子さんの姿が増え、博物館に活気が戻ってきたように感じます。
   今も館長室から外を眺めてみますと、芝生広場にはお子さん連れの方が、そして、公園内の通路にはサイクリングされている方の姿が見られます。
   さて、遅くなりましたが、「2012催し物案内」の配布も開始しました。さっそく、館長ブログに好意的なコメントをいただき、企画者として大変嬉しく思っています。
   今日は快晴です。皆さん、博物館にお越し下さい!

2012年3月24日土曜日

安土駅から徒歩で25分!

   JR安土駅から安土城考古博物館までの距離は約2.2㎞です。利用者の皆さんには、徒歩で25分、レンタサイクルで9分と、ご案内しています。
   平日のみ、安土駅南広場から1日4回のバスが出ており、14分で博物館隣の文芸の郷前に着きます。しかし、残念ながら、土日は運行していないんです。
   この約2.2㎞という距離ですが、のんびり散策(サイクリング)すると考えれば、丁度良い距離でもあります。特に、これからの季節は、周囲の美しい景色を愛(め)でながらの散策(サイクリング)もいいのではないでしょうか?
   桜の季節が待ち遠しい今日この頃です。

うつけ茶屋ADUTI

   昨年9月~11月にかけて実施しました「うつけ茶屋ADUTI」が大変好評でしたので、春休み特別企画として、本日と明日の2日間(12:00~14:00)、再び開店することとしました。
   反時計回りに石臼を回す体験は初めての方が多く、「結構重い」との感想をもらす人が多いです。いい香りがエントランスに立ちこめています。
   明日も開店していますので、是非、お越し下さい!