2012年8月31日金曜日

安土駅100年

来年は安土駅ができて100年になるそうです。安土観光関連団体ネットワーク会議ではそれに因んだ企画提案が必要ではないかという議論になりました。愛着のある方もおられるでしょう、駅というのは人と人、人とコト、人と物が出会う場所だと思いますが、デジタル的な発想とは全く異なるアナログ世界ですね。一方で電車を乗り降りしている人はひたすらスマホに象徴されるデジタル指向・スタイルですが。本物というか、アナログならではの何かが必要なのかもしれません。

2012年8月30日木曜日

安土信長まつり改革委員会

今年の安土信長まつりには3万人が集ったそうです。フェスタ信長の時代からすると、本当に規模が大きくなったと思います。地元が中心になってまつりを作り上げてこられたご苦労、積み重ねはたいへんなものだったと感じます。今年私も参加してみて、特に大きな問題と感じましたのは、自動車への対応と事務局体制です。現在委員会が議論を重ねていますので、来年に向けてよりよい方向が出るだろうと思います。
なお、お世話になっています大阪城天守閣の松尾館長が本日資料を借りに来館されました。

2012年8月29日水曜日

夏休み中の月曜日の入館状況

通常月曜を休館日としていますが、例年お盆は開館しており、今年はさらに夏休み期間中、すべて休館日なしとしました。入館状況を見ますと、7/23(63人)、7/29(101人)、8/6(96人)、8/13(466人)、8/20(97人)、8/27(115人)の延べ6日間、938人となりました。1日平均156.3人、お盆開館は定着しているので、8/13の466人を除いた5日間の平均は94.4人となります。夏休み中のお盆を除いた火曜から金曜までの4日間、4回分の平均は約180人ですから、月曜の来館者は概ねその半分ということになり、少ないと言わざるを得ません。今後広報の工夫、細やかな情報提供がさらに必要と感じています。

2012年8月28日火曜日

ミュージアムキャラクターアワード2012の結果

皆さんに呼びかけをさせていただいた「ミュージアムキャラクターアワード2012」の投票結果が発表されました。残念ながら当博物館のキャラクター「まめのぶくん」は164票、15位でした。第1位はあずきミュージアムの「あずきさん」2,674票、第2位は茨城県近代美術館の「きんびー」2,524票でした。もう少し早くからエントリーしていることを、皆さんにお知らせ出来ていればと反省しきりです。以前にも書きましたが、「まめのぶくん」はかわいい、親しみやすいとご意見をいただいており、たいへん勇気づけられます。投票で応援いただきました皆さん、本当にありがとうございました。 WEBサイト(http://www.museum.or.jp/museum-chara/)

2012年8月27日月曜日

船をテーマの夏の企画展は9月2日が最終日

今年の夏の第44回企画展「湖の船が結ぶ絆-天智天皇、信長の大船、そして うみのこ」は7月14日スタートしましたが、いよいよ9月2日(日)で最終日を迎えます。古代の丸木船、天智天皇の大船、琵琶湖独自の形態で発達した丸子船、そして信長が造った大船、近代化の過程で多く建造された蒸気船・鉄道連絡船、さらに現代の観光船に学習船「うみのこ」、多種多様な船を取り上げています。最終日9月2日(日)には午後1時半から「信長の琵琶湖戦略と大船」と題した企画展講座を開催します。クールライフで涼みに来ていただくのもいいでしょう。開館時間は9時から午後5時までです。来館をお待ちしています。なお、蒸気船・鉄道連絡船の展示については、長浜市立長浜城歴史博物館を是非お訪ね下さい。

2012年8月26日日曜日

博物館実習と学芸員

4つの大学から12人の学生が参加してくれた「博物館実習」が昨日終了しました。当館の学芸員6人がそれぞれの専門分野のこと、また展示の構想から企画準備、展覧会の広報、図録の作成、具体的な展示作業そのもの、そして撤収作業、そして展覧会毎の評価や子ども向けの体験メニューなど自らの経験に即して、講義してくれました。学生諸君は5日間、真面目に実習に取り組んでくれました。閉校式で「学芸員になる予定の人は?」と聞きましたら1人だけ恥ずかしそうに手を上げてくれ、ゼロでなく安心しましたが、やはり、聞かない方がよかったかと反省もしています。確かに学芸員を取り巻く状況は厳しいと思いますし、就職のことを考えるとたいへん難しいのが現実です。

2012年8月23日木曜日

第2回沖島体験クルーズ

8月22日(水)は第2回沖島体験クルーズ「琵琶湖はおいしい面白い」を開催しました。今回は琵琶湖博物館との協働プログラムで、琵琶湖のプランクトン観察や沖島探訪・沖島の幸昼食・地引体験などの活動体験に親子49名が参加いただきました。地引き網は人気で、子ども達はなかなか離れず、お魚クイズや活発な質問などで賑やかだったようです。網にかかった魚は、ブルーギルやブラックバス、ニゴロブナ、ビワヒガイ、ハス、ウグイです。プランクトン観察のため、ネットで琵琶湖から採取するのを希望する子どもが多く、皆に体験してもらうのがたいへんだったようです。同行された琵琶湖博物館の学芸員の方は、子どもがブラックバスの背のとげが痛いと言ったこと、子どもが飛び込んで泳いでいたこと、子ども達皆が魚の名前をよく知っていることなどが印象的だったようです。

2012年8月21日火曜日

博物館実習生の受け入れ


今年も大学から実習生を受け入れます。4大学12人の学生さんが8月25日までの5日間ですが、当館学芸員がつきっきりで、展示事業の実際や資料保存、考古資料・美術工芸資料の取り扱い、普及啓発・広報などの分野を実地に学ぶこととなります。 博物館や文化財を取り巻く状況は、グローバルにもローカルにもかなり厳しいものがありますが、閉塞状況を変えていくためには、新しい発見や動きに着目し、これまでの蓄積・継続性を大切に、若い世代のセンスや頑張りに期待したいと思います。

2012年8月19日日曜日

滋賀♥絆♥アート支援プロジェクト

滋賀次世代文化芸術センターの副代表津屋さんが当館へ来られました。福島県いわき市で開催される「滋賀キッズミュージアム with いわき 2012」の関係で冑(かぶと)をもっていっていただくためです。8月25日(土)と26日(日)の開催ですが、滋賀県からは80人が現地へ行って、いわき市の職員さんやボランティアさんと一緒になって、藍染めでエコバッグ作りやススキの葉でバッタ作り、勾玉作り、ヨシ笛作り、流しそうめんなど盛りだくさんのメニューで、地元の子ども達を元気づけるイベントを実施する予定だそうです。昨年は「滋賀キッズミュージアム in いわき 2011」だったそうですが、今年は with に変わってきています。来年は「いわきキッズミュージアム with 滋賀」になるよう応援していきたいですね。

夏休みの宿題は「子ども考古学教室」で!


8月25日(土)に小学校4~6年生を対象として「子ども考古学教室」を開催します。時間は10:00から15:00まで、参加費は700円で、定員30名ですが、まだ余裕があります。 学芸員の説明付きで展示を見学し、火起こしと勾玉づくりなど古代の暮らしを楽しみながら体験できます。夏休みの歴史の宿題で困っていたら質問もOK、是非とも申し込んで下さい。
   ℡0748-46-2424 e-mail:gakugei@azuchi-museum.or.jp

2012年8月17日金曜日

平成24年度れい感博物館

平成24年度のれい感博物館(午後5時以降、3時間延長)は、のべ12日、週末を中心に実施しました。のべ400人弱、一日平均約33人という結果でした。昨年はお盆の時、無料で実施したので、簡単に比較はできませんが、今年はやはり少なかったように思います。金曜日はクールライフの方は無料でしたし、土日とお盆に限っては入館料をいただきました。ロンドンオリンピックの影響も大きかったのかなと思っています。御家族で観覧いただいたケースが最も多く、うち子どもは170人弱でした。入館アンケートの感想を見ますと、来ていただいた皆さんには、楽しんでいただけたように思います。少し紹介させていただきますと、小学生からは「ちょっぴりこわかったけど、楽しかった。」、「ライトをつけて暗いところを見学するのが楽しかった」、親御さんからは「照明が落ちているだけで、博物館の表情が違い大人も楽しめて良かったです。」、「…暗闇の中、ライトを照らすことでゆっくりと一つ一つ見ている我が子を見てこの企画はすばらしいと思いました。…」という声を寄せていただきました。ただ、広報のことや博物館周辺の道案内などいろいろと反省点もあるようです。魅力ある博物館になるよう工夫を積み重ねていきたいと思っています。

2012年8月16日木曜日

田んぼの稲穂

早生の稲はもう稲穂が育っていて、頭を傾げる様子が日々変わっていきます。朝の田んぼからはほんとに元気がもらえます。まだ直立の、穂が恥ずかしげな田んぼもありますが、稲穂の強烈な臭いがするようで、この時季は猛暑を肌で感じながら、少し田んぼウォークがいいのではと考えています。田んぼで農作業に励んでおられる方からはお叱りをうけるかもしれませんが、食べ物への感謝、大地への感謝に併せて、一年の内でこんなに強い太陽の光を浴びられることを、健康に引きつけて、それぞれ自分に合った形で活用したいものです。

2012年8月13日月曜日

れい感博物館、あと残すは2日間

れい感博物館は週末を中心にのべ10日間開催していますが、明日14日(水)と15日(木)の2日間を残すだけとなりました。午後8時まで、開館時間をいつもより3時間延長しています。照明を消した展示室を見て回る機会はほとんどないと思います。展示の工夫もしておりますので、是非ともお出かけ下さい。

2012年8月11日土曜日

ミュージアムコンサート

午後1時半より2時間、エントランスホールでコンサートを開催しました。ピアノ、バイオリン、ホルン、マリンバ、フルートなどの器楽演奏やソプラノ独唱と盛りだくさんの内容でした。ドビッシー、ホルスト、クライスラー、バッハ、サラサーテ、モンティなどの曲や抒情歌など親しみやすい、そしてわかりやすい曲を取り上げていただきました。例年このコンサートを楽しみに来館いただいている方もあり、今後も続けて行ければと思っております。もう少し、PRの方法や開催方法も工夫していきたいと考えています。出演いただいた青木先生をはじめ、同志社女子大学学芸学部音楽家のOG、現役の皆さん、熱演本当にありがとうございました。

2012年8月8日水曜日

安土の魅力

日中はまだまだ暑い日が続きますが、夜の暑さは一休みといったところでしょうか。ふと考えてみると、当博物館が立地しているこの安土地域は手をあまり加えない、素材の強さといったものがそこここにあるように思います。安土山、繖山、西の湖、観音正寺、桑実寺などなど一つ一つは力強く、魅力的ですが、まとまり、地域的魅力の広がり・つながりということになるともう一つなのではないでしょうか。博物館としても近江八幡市や地域の新たな動きに期待したいですし、また何が応援できるか考えていきたいです。

2012年8月6日月曜日

れい感博物館(8/3~5)

相変わらずの猛暑日です。8月初めの金土日に実施したれい感博物館は以下の通りでした。
                        9:00~17:00(通常)   17:00~20:00(れい感)     計
          3日(金)          135人                   46人                      181人
          4日(土)          234人                   22人                      256人
          5日(日)          333人                   33人                      366人
               計              702人                101人                      803人
 来て見ていただいた方の反応は概ねよいように思いますし、展示物もじっくりと見ていただいているようです。次回はお盆の時期になりますが、8月10日(金)から15日(水)の6日間続けて実施します。これが最後になりますので、 是非一度、夜の博物館を体験していただければ幸いです。

2012年8月4日土曜日

れい感博物館の見所


  17:00~20:00のれい感博物館では、常設展示室の中で工夫をしています。コウモリマークの付いている青い小さな説明ボードを見つけて下さい。スッポン、木偶(もくぐう)、人面土器、人形、踏み絵、卒塔婆(そとうば)など、暗闇から浮かび上がってくると少し冷やっと感じるものがありますので、探検するようなつもりで来館下さい。

2012年8月2日木曜日

ミュージアムキャラクターアワード2012

インターネットミュージアムのWEBサイト(http://www.museum.or.jp/museum-chara/)で博物館・美術館のイメージキャラクターの人気投票を実施してます。今年は当博物館の「まめのぶくん」も参加させていただきました。
投票実施期間は7月13日(金)10:00~8月27日(月)10:00です。全体で51のキャラクターが応募しています。「まめのぶくん」はかわいい、親しみやすいとご意見をいただいていますが、いまひとつ投票が伸びていません。みなさん投票で応援いただければ幸いです。

2012年8月1日水曜日

6月・7月の入館者数


前月は3,507人とこの20年間の下から数えて4番目の少なさでした。7月は4,086人で20年間の平均に近づきましたが、まだ下回っている状況です。開館時間の延長や博物館の連携やテーマ・クルーズ、夏休みの特別プログラムの実施など、いろいろと工夫していますので、御家族で是非ともお出かけ下さい。