8月23日は金曜城郭講座「明智光秀と近江」の第4回「明智光秀の聖地 坂本」が当館NPSセミナールームで開催されました。
講師は滋賀県教育委員会文化財保護課安土城・城郭調査係の仲川靖副主幹でした。
講演の中で、興味深い話?!として、
「比叡山焼き討ちなどの信長の蛮行を目にして、光秀・秀吉・家康が交代で天下をとると密約をして、本能寺で信長を光秀に討伐させた。ところが秀吉が裏切り、光秀は山崎の合戦で敗れ、山科小栗栖において落ち武者狩りで命を落としたことになっているが、実は生き残って南光坊天海として家康と組んで豊臣の天下を終わらせた。そのような話がまことしやかに地元の坂本では信じられている。
江戸忍岡に東の比叡山という東叡山寛永寺と琵琶湖を模した不忍池と竹生島を模した中島を造り弁財天を祀ったほか、日光東照宮を模した日吉東照宮を坂本に建てたり、光秀、天海ともに出生等が不明なこと、享年108歳と光秀の年齢に合致していたことからも生まれた夢のような伝説」と話されました。
来年の大河ドラマ「麒麟が来る」でどう取り扱われるか、ますます楽しみですね。
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