2025年10月9日木曜日

 <展示会の舞台裏 - 秋季特別展 安土城築城450年記念「天下人の城 安土城」ただ今準備中!>

安土城450年のプレイベントとして、「天下人の城 安土城」と題した令和7年 秋季特別展10/11(土)~11/16(日)まで開催します

現在、展示物の搬入とその展示に、スタッフが一生懸命、丁寧に、細心の注意を払いながら、準備しています



展示に当たり、一番大変なのは、いかに魅力的な展示物を用意できるかに尽きます
今回も、担当者は、全国の博物館等が所有する資料を研究し、企画の構成に合致した展示物をリストアップし、その一つ一つを所有館・所有者等と折衝し、借用してきました(お疲れ様でした)

今回の目玉の一つである「金銅亀甲文透釣燈籠(こんどうきっこうもんすかしつりとうろう) 体阿弥(たいあみ)作」は、京都市の豊国神社様からお借りすることができました

この燈籠は、豊臣秀吉を死後に神として祀った豊国神社の慶長17年(1612)の祭礼に、奉行を務めた片桐且元(かたぎりかつもと)が親子で奉懸した釣燈籠です
銅製で鍍金(ときん)が施された巨大で豪華なものです
亀甲文が透かし彫りされた火袋の六角形の柱に、奉納者銘が鏨(たがね)で彫り込まれています

ぜひ、実物を間近でご覧ください! 乞うご期待!

インスタグラム:安土城考古博物館 https://www.instagram.com/azuchihaku/

リンク:安土城考古博物館 https://azuchi-museum.or.jp/

2025年10月7日火曜日

 <いよいよ開催!令和7年秋季特別展 安土城築城450年記念「天下人の城 安土城」>


尾張国(愛知県)の戦国大名であった織田信長が、ここ安土で壮大な城の建設に着手したのは、天正4年 (1576)のことでした

来年は、450年が経過した記念の年に当たります

そのプレイベントとして、「天下人の城 安土城」と題した令和7年秋季特別展を10/11(土)~11/16(日)まで開催します

 見上げるような高い石垣、軒先が金色に煌めく瓦、山頂に聳える高層天主を備える安土城は、その後の城 の手本となりましたが、10年と経たないうちに焼失してしまったため、その姿は謎に包まれています

 天下人となった信長が建てた安土城はどのような城だったのでしょう

展覧会では、残されたわずかな資 料や、築城に関わった人々の残した作品・資料などから、在りし日の安土城の姿を考えます



会 期 令和7年10月11日(土)~11月16日(日)

◆開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで) 

◆休館日 月曜日 ※ただし月曜日が祝日の場合は翌日 ※会期中展示替えあり 

◆入館料 大人970円(750円)、大学生700円(520円)、小中高生420円(310円)、 県内高齢者(65歳以上)510円(390円) ※( )は20人以上の団体料金です。 


インスタグラム:安土城考古博物館 https://www.instagram.com/azuchihaku/

リンク:安土城考古博物館 https://azuchi-museum.or.jp/