2016年6月8日水曜日

石田三成と佐和山城

 NHK大河ドラマで人気沸騰の石田三成ですが、彼が城主となった佐和山城は「名城」と謳われ、「三成に過ぎたるものは、島左近と(佐和山城の)百間堀」と当時の戯れ歌で揶揄されたと伝わるほどです。
 しかし、関ケ原後の混乱や、井伊氏による彦根城築城の際に破壊され、往時の姿がわからなくなっていました。
 6月11日(土)の講座「石田三成と佐和山城」の講師を務めていただく彦根市教育委員会の林 昭男氏は、佐和山城の調査を進める主担当者であり、これまでに分かってきた最新の調査・研究の成果をふんだんにご紹介いただけるものと期待しています。
 講座は、6月11日(土)13:30から(受付は、13:00~)。当博物館セミナールームにて。予約不要ですが定員は先着140名様です。参加費として200円を申し受けます。

2016年6月7日火曜日

素敵なプレゼント付きアンケート

 きょう6月7日(火)から、来館時のアンケートにお答えいただいた方に、素敵なプレゼントをもれなく差し上げます。
 きょうから7月22日(金)までは特別展・企画展がない時期ですが、梅雨空をものともせずにお越しくださった方に少しでも”お返し”をしたいという思いから始めるものです。
 プレゼントの内容は、当館オリジナルの絵ハガキの2枚セットです。
 写真のようなきれいな絵ハガキの中から2枚を選んで差し上げます。(ただし、どの絵ハガキになるかは私どもにお任せください。)

2016年6月5日日曜日

うつけ茶屋

 きょう、体験学習「うつけ茶屋」をエントランスホールで開催しました。
 幼少時代に「うつけ(馬鹿者)」と呼ばれた信長に因んで開いたもので、茶葉を石臼で自分で挽き、抹茶を楽しんでいただきました。
 みなさん、最初は石臼の回し方がわからず少し戸惑い気味でしたが、調子が出てくるとグングン挽いて行かれました。
 
 挽きたての抹茶の香りが辺りに立ち込め、お茶席の雰囲気が漂います。
 抹茶を喫された皆さんは、口当たりがまろやかで香りもかぐわしいお茶に満足いただいたようです。
 当館では、秋にも「うつけ茶屋」を開催するほか、様々な体験プログラムやワークショップをご用意してお待ちしています。
 是非、お越しください。

あづち信長まつり

 きょう、博物館周辺で「あづち信長まつり」が開催されています。
信長、秀吉、家康など、信長と安土城にゆかりの武将を中心に、武者行列も行われ、たくさんの観客を引き連れて当博物館の前を通られました。


 信長公が、当博物館のほうを見ながら馬上ゆたかに進んでいきます。
 自らの夢の跡が展示された博物館を眺めて、さぞ感慨深いものが、、、、、と妄想にふけってしまいました。
 

2016年6月2日木曜日

うつけ茶屋

6月5日(日)13:30から体験学習「うつけ茶屋」を催します。
幼少時代に「うつけ(馬鹿者)」と呼ばれた織田信長にちなんだお茶会です。
石臼を回して茶葉を挽き、抹茶を作る体験を楽しんでいただきます。もちろん、おいしいお菓子とともにご自分で作った抹茶を喫していただけます。
予約不要ですが、定員は20名様とさせていただきます。参加費はお一人300円です。

春季特別展「信長の家臣たち」の最終日であり、周辺では「あづち信長まつり」の武者行列なども行われ、にぎやかな1日になりそうですが、心静かにお茶会を楽しんでみられてはいかがでしょうか?

2016年6月1日水曜日

「信長まつり」の交通規制

 来る6月5日(日)には、当博物館の周辺で「あづち信長まつり」が開催されます。
信長の命日とされる6月2日の前後に、信長や安土城をしのんで開かれる「信長まつり」は、地元の方々によるきらびやかな武者行列のほか、「安土楽市」や鉄砲隊演武、近江大中牛のバーベキューなど、楽しい催しがテンコ盛りのイベントです。

このお祭りが隣の「文芸の郷」を主会場に開かれるため、当館の周辺道路で一部交通規制が実施されます。
当日は、安土城跡からJRのガード下をくぐって当館に向かう道(下の図のピンク色の部分)が車両通行止めになるため、国道8号からも県道2号線からも「加賀団地口」を回ってお越しになるルートを通ってください。
また、武者行列が当館の前を通過されるため、11:00から12:00前まで、お車での当館への進入が難しくなります。
このため、この時間帯を避けてお越しくださるようにお願いします。   

また、JRでお越しの場合は、通常どおり徒歩かレンタサイクルで来館いただくことは可能なほか、お隣の「文芸の郷」までの無料シャトルバスが安土駅南側から運行されます。(ただし、運行時間は不定期ですのでご注意ください。)

詳しくは、当館までお問い合わせください。 

(図面はクリックして拡大してご覧ください。)

安土近景

 きょうから6月。安土では、カラッと晴れ上がった青空の下、さわやかな風が吹きわたっています。
 麦の穂が黄金色に色づいて、実りの時を待っています。
その穂波の上には安土山。摠見寺の三重塔の方向です。


 当博物館の前面の水田ではイネの苗が風にそよいで、元気に育っているようです。
 琵琶湖のコイやフナも、ここまでは産卵に上がってこられませんが、田植えの済んだ田んぼではカエルの合唱が聞こえ、いろんな生き物が騒がしく命をうたっています。
 田んぼの緑と山の緑に囲まれた博物館に、「命の洗濯」に来てみませんか?