近江八幡市は、あらかじめ指定された地点(ビューポイント)にタブレット端末を持って安土山にかざすと、安土城のバーチャル画像が現れる「VR安土城プロジェクト」の一部が出来上がったことから先月30日、文芸セミナリヨと安土城郭資料館で一般対象の試験公開を行った。(中略)見られる機種はiPadとiPhoneに限られる。試験公開には2カ所合せて市民ら57人が集まり、市が準備したタブレットの操作や画像の説明を聞き取りながら、画面に映し出される戦国時代の安土城の姿や歴史上の施設、風景をズームアップや回転させたりして変化する画像を興味深そうに見入っていた。来春までに12カ所のビューポイントが完成する予定で、現在のところ、映像が見られるのは「安土山大手門広場」「セミナリヨ跡」など6カ所。画像は、端末機と連動して360度のパノラマが見られる機能を備えており、戦国時代にタイムスリップしたような映像や安土城の姿が楽しめる。参加者からは「なかなかうまく出来ている。おもしろい」と好評だった。(滋賀報知新聞11月3日付けより)
0 件のコメント:
コメントを投稿