春本番を迎えて、安土でも春らしい催しが目白押しです!
そのいくつかをご紹介します。
まず、当博物館では今年度の新しい試みとして、金曜城郭最新情報「城をめぐる戦国史」を全5回の連続講座として開催しますが、その第1回を4月21日(金)に開催します。
県教委の城郭調査事務所職員を講師に迎え、県内の城郭に関する最新の調査研究成果をご紹介する新企画で、第1回は「鈎の陣と伊庭の乱~近江戦国の幕開け」というテーマで松下 浩氏にお話しいただきます。
当館セミナールームにて、13:30~14:30(受付は13:00から)。予約不要で、参加費は200円です。常設展示、ミニ展示と併せてお楽しみください。
次に、安土城跡周辺では、4月22日(土)から「安土城お堀めぐり」が催されます。安土城の堀跡を手漕ぎ和船でめぐるイベントで、信長の時代を偲ぶことができるのではないでしょうか?
安土城跡から県道を渡った所から乗船できます。5月7日までの土日祝日の運航で、時間は10:00~15:30。お1人800円が必要です。
詳しくは、安土町商工会(平日のみ☎0748-46-2389)または安土駅前観光案内所(土日祝☎0748-46-4234)までお問い合わせください。
3つ目は、「親子写生大会」のお知らせです。
毎年、ゴールデンウィーク期間に当博物館周辺の風景を描いてもらう催しを開いていて、ことしは25回目になります。
春の陽射しの下、ゆったり、のびのびと絵筆をふるってみませんか?
5月3日(水・祝)~5月7日(日)までの各日10:00~16:00に開催しますので、博物館の受付で申し込んでください。
参加無料で、子どもだけ、大人だけのご参加もできます。画板と画用紙は当館が用意しますが、絵具やクレヨンは各自でご持参ください。
優秀作品は表彰し、館内で展示します。素敵な副賞も多数用意していますので、ドシドシご参加ください。
2017年4月19日水曜日
2017年4月16日日曜日
春うらら
きのうの不安定な天気から一転して、穏やかな春の陽気に包まれた安土城考古博物館です。
桜はだいぶ散りましたが、うららかな天候に誘われて、芝生広場では小さいお子さんを交えて遊んでおられる家族連れの姿が増えてきました。
池のそばには、カメラを据えた方が陣取っています。
この池に時折やってくるカワセミの姿を求めて、中には1日中頑張るカメラマンもおられます。
撮影された画像を見せていただいたことがありますが、「空飛ぶ宝石」などと形容されるだけあって、本当にきれいな鳥です。
皆さんも、もしかしたら目撃できるかも。
さて、好評をいただいた「大湖南展」も閉幕しましたが、4月29日に春季特別展「信長のプロフィール」が始まるまでの間にも、常設展のほかにミニ展示「歴史の中の女性(考古資料編)」を行っています。
滋賀県内の遺跡から出土した、女性にまつわる品々を集めてご紹介しています。
右の写真は、東近江市永源寺の相谷熊原遺跡から出土した土偶です。
非常に小型(高さ3.1cm)ですが、乳房や腰のくびれが女性を表現したもので、「相谷のヴィーナス」とも呼ばれます。
約13,000年前の縄文時代草創期の土偶で、日本最古級と考えられています。
左は、県内の遺跡から出土した木偶(もくぐう)で、弥生時代中期(約2,100年前)の出土品です。
当時の祭りに使われたものと考えられています。
木偶は腐りやすく、全国で十数例しか確認されていませんが、そのうち半分以上が滋賀県内で発掘されたということです。
このミニ展示は、望楼下の特設ケースで6月4日(日)まで行っています。
観覧には、常設展入館料(大人450円)のほかには経費はかかりません。(ただし、4月29日以降は春季特別展の入館料(大人890円)が必要)
この機会に一度、博物館を訪ねてみてください。
桜はだいぶ散りましたが、うららかな天候に誘われて、芝生広場では小さいお子さんを交えて遊んでおられる家族連れの姿が増えてきました。
池のそばには、カメラを据えた方が陣取っています。
この池に時折やってくるカワセミの姿を求めて、中には1日中頑張るカメラマンもおられます。
撮影された画像を見せていただいたことがありますが、「空飛ぶ宝石」などと形容されるだけあって、本当にきれいな鳥です。
皆さんも、もしかしたら目撃できるかも。
さて、好評をいただいた「大湖南展」も閉幕しましたが、4月29日に春季特別展「信長のプロフィール」が始まるまでの間にも、常設展のほかにミニ展示「歴史の中の女性(考古資料編)」を行っています。
滋賀県内の遺跡から出土した、女性にまつわる品々を集めてご紹介しています。
右の写真は、東近江市永源寺の相谷熊原遺跡から出土した土偶です。
非常に小型(高さ3.1cm)ですが、乳房や腰のくびれが女性を表現したもので、「相谷のヴィーナス」とも呼ばれます。
約13,000年前の縄文時代草創期の土偶で、日本最古級と考えられています。
左は、県内の遺跡から出土した木偶(もくぐう)で、弥生時代中期(約2,100年前)の出土品です。
当時の祭りに使われたものと考えられています。
木偶は腐りやすく、全国で十数例しか確認されていませんが、そのうち半分以上が滋賀県内で発掘されたということです。
このミニ展示は、望楼下の特設ケースで6月4日(日)まで行っています。
観覧には、常設展入館料(大人450円)のほかには経費はかかりません。(ただし、4月29日以降は春季特別展の入館料(大人890円)が必要)
この機会に一度、博物館を訪ねてみてください。
2017年4月7日金曜日
安土の桜が開花しました!
お待たせしました!
安土城考古博物館の桜が昨日あたりから開花し、きょうは3分咲きぐらいになっています。
博物館の望楼をバックに写真を撮ってみました。
安土山(安土城跡)を背景に撮った写真が下です。
博物館裏の芝生広場では、去年植えた若い桜の苗木からも一輪花が開きました。
昨夏の雨不足にも耐えて、健気に咲いてくれました。
また、コブシの木もほぼ満開となり、白い花びらを風にそよがせています。
この週末は少し天気が心配ですが、咲いたばかりの桜は雨に強いと言われます。見頃を迎えるはずですので、どうぞお出かけください。
安土城考古博物館の桜が昨日あたりから開花し、きょうは3分咲きぐらいになっています。
博物館の望楼をバックに写真を撮ってみました。
安土山(安土城跡)を背景に撮った写真が下です。
博物館裏の芝生広場では、去年植えた若い桜の苗木からも一輪花が開きました。
昨夏の雨不足にも耐えて、健気に咲いてくれました。
また、コブシの木もほぼ満開となり、白い花びらを風にそよがせています。
この週末は少し天気が心配ですが、咲いたばかりの桜は雨に強いと言われます。見頃を迎えるはずですので、どうぞお出かけください。
2017年4月5日水曜日
コブシの花咲く
博物館の芝生広場のコブシの花が咲きました。(写真では、大いに見にくいですが)
去年よりも少し遅いような気もしますが、春の歩みが安土でも着実に進んでいる証です。
桜の方は、ツボミが随分膨らみ、赤みがかっていますが、開花にはまだもう1、2日かかりそうです。(安土は、「コブシ咲く~」と歌うほどの北国ではないと思っていますが、やっぱり北国なのかも、、、。)
さて、新しい年度を迎え、当博物館では「大湖南展」のほかに、「歴史の中の女性(考古資料編)」と題したミニ展示を昨日から始めました。
「おんな城主・直虎」への悪乗りではないですが、女性の活躍に注目が集まる昨今、女性の姿が描かれた出土品などを集めてご紹介します。
中でもイチオシは、東近江市永源寺の相谷熊原遺跡から見つかった土偶(複製品)です。
日本でも最古級と言われる、女性をかたどった縄文時代草創期(約13,000年前)の土偶で、「相谷のヴィーナス」と呼ばれたりもしています。
ほかにも、巫女形埴輪や化粧道具など女性にまつわる考古資料を展示しています。
望楼下の特設ケースで実施中(~6月4日)。企画展料金のほかには経費は不要ですので、是非お立ち寄りください。
去年よりも少し遅いような気もしますが、春の歩みが安土でも着実に進んでいる証です。
桜の方は、ツボミが随分膨らみ、赤みがかっていますが、開花にはまだもう1、2日かかりそうです。(安土は、「コブシ咲く~」と歌うほどの北国ではないと思っていますが、やっぱり北国なのかも、、、。)
さて、新しい年度を迎え、当博物館では「大湖南展」のほかに、「歴史の中の女性(考古資料編)」と題したミニ展示を昨日から始めました。
「おんな城主・直虎」への悪乗りではないですが、女性の活躍に注目が集まる昨今、女性の姿が描かれた出土品などを集めてご紹介します。
中でもイチオシは、東近江市永源寺の相谷熊原遺跡から見つかった土偶(複製品)です。
日本でも最古級と言われる、女性をかたどった縄文時代草創期(約13,000年前)の土偶で、「相谷のヴィーナス」と呼ばれたりもしています。
ほかにも、巫女形埴輪や化粧道具など女性にまつわる考古資料を展示しています。
望楼下の特設ケースで実施中(~6月4日)。企画展料金のほかには経費は不要ですので、是非お立ち寄りください。
2017年3月31日金曜日
今年度もお世話になりました!
けさの安土は、昨日とは打って変わった寒さで、せっかく膨らみかけた桜のツボミも慌てて身を固くしたようです。
近づいてきた春も、いったん足踏みといったところですね。
しかし、当博物館は、春休みに合わせて見所満載で皆さんをお待ちしています。
まず、湖南地域の宗教美術の魅力を余すところなくご紹介している「大湖南展」は、4月9日(日)の最終日まで全力で開催しています。
展示替えを終えた後期の展示内容を堪能していただけますし、4月2日(日)には同展を担当する山下学芸員が「近江湖南における神像彫刻と狛犬を語る」と題して講座を開催します。(13:30~。参加費200円)
さらに、4月4日(火)からは特別陳列「歴史の中の女性(考古資料編)」を望楼下の特設ケースで行います。
女性の活躍が社会のテーマとなっている現在、そのルーツを考古資料の中に見る試みで、県内出土の女性の造形や装身具などを展示します。
あすからの新年度も、信長・安土城と滋賀の考古の魅力を力一杯お伝えしますので、ご支援をお願いします。
近づいてきた春も、いったん足踏みといったところですね。
しかし、当博物館は、春休みに合わせて見所満載で皆さんをお待ちしています。
まず、湖南地域の宗教美術の魅力を余すところなくご紹介している「大湖南展」は、4月9日(日)の最終日まで全力で開催しています。
展示替えを終えた後期の展示内容を堪能していただけますし、4月2日(日)には同展を担当する山下学芸員が「近江湖南における神像彫刻と狛犬を語る」と題して講座を開催します。(13:30~。参加費200円)
さらに、4月4日(火)からは特別陳列「歴史の中の女性(考古資料編)」を望楼下の特設ケースで行います。
女性の活躍が社会のテーマとなっている現在、そのルーツを考古資料の中に見る試みで、県内出土の女性の造形や装身具などを展示します。
あすからの新年度も、信長・安土城と滋賀の考古の魅力を力一杯お伝えしますので、ご支援をお願いします。
2017年3月29日水曜日
桜のツボミ膨らむ
春の陽ざしに恵まれて、博物館の桜のツボミが随分膨らんできました。
ピンク色がかってきて、間もなく開花するのではないか、と思わせる風情です。
さて、博物館の最寄りのJR安土駅は改修工事中です。
橋上駅化する計画で、10月ごろの完成を目指して工事の真っ最中です。
完成した暁には、エレベータやエスカレータなどバリアフリーの設備も完備した便利な駅に生まれ変わることになっています。
ピンク色がかってきて、間もなく開花するのではないか、と思わせる風情です。
さて、博物館の最寄りのJR安土駅は改修工事中です。
橋上駅化する計画で、10月ごろの完成を目指して工事の真っ最中です。
完成した暁には、エレベータやエスカレータなどバリアフリーの設備も完備した便利な駅に生まれ変わることになっています。
2017年3月23日木曜日
水ぬるむ
まだ桜が咲くには間がありそうですが、世の中全体に春の兆しが現れてきました。
安土城の中堀跡と言われる水路が田んぼの間に残っています。岸辺にはヨシや草が生い茂っていましたが、2月末に地元の有志の皆さんが草刈り・清掃を行われたため、護岸の石垣がよく見えるようになりました。
信長が築いた堀の石垣がどうかは分かりませんが、何やら風情を感じさせる姿ですね。
当博物館の芝生広場の紅梅と博物館を撮ってみました。
天気がイマイチでしたが、この時期らしい1枚になったと自負しています。
もうすぐ、外で遊んでいると汗ばむ気候になりそうで、いまから楽しみです。
芝生広場は自動車も入って来ませんし、少々転んでも芝生があるのでケガもしないので、小さいお子さんでも思いっきり走り回って遊べますよ。
皆さんも、お出かけの行き先に当博物館を加えてみてください。
最後に、当博物館の正面の鉢植えに新しい花を植えていただきました。
とても春らしい明るい色の花が色とりどりに咲き誇っています。
春を感じに、安土城考古博物館へお越しください。
安土城の中堀跡と言われる水路が田んぼの間に残っています。岸辺にはヨシや草が生い茂っていましたが、2月末に地元の有志の皆さんが草刈り・清掃を行われたため、護岸の石垣がよく見えるようになりました。
信長が築いた堀の石垣がどうかは分かりませんが、何やら風情を感じさせる姿ですね。
当博物館の芝生広場の紅梅と博物館を撮ってみました。
天気がイマイチでしたが、この時期らしい1枚になったと自負しています。
もうすぐ、外で遊んでいると汗ばむ気候になりそうで、いまから楽しみです。
芝生広場は自動車も入って来ませんし、少々転んでも芝生があるのでケガもしないので、小さいお子さんでも思いっきり走り回って遊べますよ。
皆さんも、お出かけの行き先に当博物館を加えてみてください。
最後に、当博物館の正面の鉢植えに新しい花を植えていただきました。
とても春らしい明るい色の花が色とりどりに咲き誇っています。
春を感じに、安土城考古博物館へお越しください。
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