2012年1月24日火曜日

現説(げんせつ)?

   去る22日(日)、甲賀・紫香楽宮跡で現地説明会が開催されました。奈良時代に聖武天皇が造営した紫香楽宮の「内裏正殿」とみられる建物跡が発見されたことを受けての説明会で、県内外から約500人もの考古学ファンが詰めかけたようです。それだけ、今回の発見の価値が大きかったということでしょうね。
   この「現地説明会」ですが、発掘調査の関係者の間では「現説(げんせつ)」と呼ばれています。最初、耳で聞いた時には、一瞬「何それ?」と思った経験が、私にもあります。どんな業界でも、言葉を短縮する慣例が時々ありますが、これもその一種なんでしょうね。

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