2015年10月24日土曜日

近江風土記の丘 今昔②

 近江風土記の丘を構成する4つの史跡の今と昔をご紹介するシリーズの第2弾として、史跡瓢箪山古墳を取り上げます。
 瓢箪山古墳は、4世紀中頃(古墳時代前期)に築造された前方後円墳で全長162メートルあるとされ、滋賀県内では最大、最古級の古墳です。当時この地を支配した豪族の墓と推定されます。
 当博物館から南に徒歩で約15分の所にあり、繖山の麓の丘陵地形を利用して作られたとされる古墳です。

 遺跡入口には看板が立ち、周遊路が設けられていますが、墳丘上には竹や樹木が生い茂り、古墳の形状を確認することは難しい状況です。


 当博物館では、第1常設展示室で瓢箪山古墳の展示を行っています。


 右の写真は、瓢箪山古墳の竪穴式石室の模型です。

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