当館のエントランスホールで、地元の観音寺城跡の保存・整備に携わっておられる「豊かな杜づくり隊」の皆さん方の活動の様子をポスター展示しています。
「豊かな杜づくり隊」の皆さんは、観音寺城跡のある繖山(きぬがさやま)の麓を巡る「景清道」(信長も通ったと伝わる古道)の整備からスタートされ、現在は、「日本百名城」にも選ばれながら木竹に覆われて見る影もなくなっていた観音寺城跡を地域の誇りとして昔日の姿を取り戻そう、と立ち上がっておられます。
そのシンボルとして、本丸跡近くの「大石垣」を新幹線の車窓から見えるように木竹を伐採する「見える化プロジェクト」が実施され、地域住民や地元企業の皆さんの賛同を得て、大がかりな整備作業も行われています。
今回の展示は、当館が新たに始めた「博物館デビュー」事業の一環として行っているものです。
これは、
①遺跡の整備や活用に取り組んでおられる個人・団体の活動を紹介して、交流を促進する
②歴史を学ぶ学生など若い人に研究発表の場を提供する
ことを目的としており、地域や若者に開かれた博物館としての役割を果たそうとするものです。
今回は、甲賀市水口町の「おんば城跡」の発見と整備に努めておられる「今郷好日会」と併せてご紹介しています。
現在開催中の「大湖北展」の会期に合わせて、2月14日(日)まで展示していますので、「大湖北展」と合わせて是非ご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿