2016年7月16日土曜日

きょうの博物館

 きょうから、「きて・みて・さわって考古学」が開かれています。
 県内の遺跡から出土した土器などの遺物を、自分の目で見て、自分の手で触って体感できるイベントです。
 朝から、熱心な方々が詰めかけて、マコと呼ばれる秘密の道具を使って土器の形状を正確に測る体験などを楽しんでおられます。

 右の写真は、琵琶湖最北端部の塩津港遺跡から出土した板の形や寸法を、参加者が精密に計測しているところです。
 この板は、水路を渡る踏み板として使われていたものですが、船釘を打った穴と思われる跡があるため、古代に琵琶湖を航行した「準構造船」(木をくりぬいただけの丸木舟とは異なり、何枚かの板を組み合わせて作られた大型の船)の一部だったのではないか、という説が出されています。これを否定する考え方を唱える方もありますが、そういう論戦こそが古代史の醍醐味と言えるのではないでしょうか。


 「きて・みて・さわって考古学」は、あさって(7/18)まで開催しています。
 特に、あす7月17日(日)は「家族ふれあいサンデー」ですので、県内にお住まいの方は無料で当館の展示をご覧いただけます。この機会に、是非、お出かけください。

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