2011年7月14日木曜日

第42回企画展の準備、着々と進む!

 第42回企画展・滋賀県文化財保護協会調査成果展「大国近江の壮麗な国府」の準備が着々と進んでいます。当館および協会の担当者と委託業者の共同作業によるものですが、この作業の舞台裏は非常に興味深いです。
 今回は約350点もの実物資料に加え、建物遺構の写真パネルや復元模型など、実に多くの展示物を用意しています。発掘調査では瓦が多量に出土しましたが、中でも特徴的なものが「飛雲文(ひうんもん)瓦」です。飛雲文は、秋空によくみられる尾を長くたなびかせた雲をあしらった流麗な文様です。今回の企画展のシンボルとして、ポスターやチラシの真ん中にその写真をドーンと大きく配置しています。
 近江国府のスケールの大きさ、豊かさを是非ご覧ください。

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