2025年1月17日金曜日

 

地震の地の割れし畑より大根抜く   (中川キヌヨ)

 

俳句文学館のHPより

 

阪神淡路大震災より、はや30年の日となりました。

休館日の当館への影響はなく、翌日からの営業も通常通りだったようです。

情報が伝わってきたのは、ようやく翌日になってからではなかったでしょうか。

 

インターネットや携帯電話が普及しても、能登半島地震のように孤立集落が発生し、復興の道のりが見えない我が国の状況は、不安なままです。

 

大根の成長力と、地割れを物ともしない俳人の力強さを感じつつ、災害への備えを続けたいと思います。

博物館は、耐震基準に適合した施設ですので、安心してご来館ください。

(写真の地割れは、埋立後の地盤沈下によるもので、地震とは関係ありません。)



2025年1月10日金曜日

 

成人の日ぞ大雪もたのもしき (細川加賀)

 

ハンディ版入門歳時記より

 

この冬初めての積雪です。

これから雪に覆われると思いますが、たのもしい新成人の皆さんに、エールをお送りします。

 

当館若手学芸員が企画した展示が、京都新聞に掲載されました。

ご来館をお待ちしております。



2025年1月7日火曜日

 

大箱の意外に軽き初荷着く (宮本たまき)

 

俳句文学館のHPより

 

新年早々、近江の名刹・聖衆来迎寺から初荷が届きました。

光秀寄進状の展示が、本日から始まります。

 

展示ケースは大きいのですが、初荷の書状は軽量級。

約450年前に書かれた文書が、約45年間不明の後、重量級の再発見。

 

ご来館をお待ちしております。