2015年12月27日日曜日

今年もお世話になりました!

 今年も残り僅かとなりました。
 当博物館は、きょうが今年最後の開館日で、あす12月28日(月)から1月4日(月)まで年末年始の休館とさせていただきます。

 今年も、皆様方のご支援ご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございました。
 博物館としては、春季特別展「戦国合戦のかたち-川中島合戦から大坂の陣まで-」、第51回企画展「よみがえる弥生のムラ-大中の湖南遺跡 発掘五〇年-」、秋季特別展「倭五王 海を渡る」と展覧会を積み重ね、県内外から多くの観覧者にお越しいただきました。
 また、展覧会に関連する講座や、入門編など連続講座にも熱心な歴史ファンが駆けつけていただきました。
 その他、歴史探訪や様々なイベントにも多くの方のご参加が得られたこと、大変ありがたく、改めて感謝致します。

 なお、個人的なことですが、私は4月に着任して以来、右も左も分からない中、スタッフに助けられながら何とか年を越せそうな所まで来ることができました。
 この場をお借りして、博物館の職員のみんなに感謝したいと思います。

 さて、来年は、1月5日(火)からのスタートとなりますが、早速1月9日(土)からは第52回企画展「大湖北展 伊香・浅井・坂田三郡の風土と遺宝」が開幕します。是非ご期待いただきたいと思います。
 当博物館にとっても、開館以来130万人目のお客様をお迎えする記念すべき日が年明け早々にやってきそうです。
 私自身もワクワクしながら、来る年に大いに希望を抱いてまいりたいと思います。

 皆様方に明るく幸多い1年が訪れますようにお祈りします。

新年の連続講座

 歴史ファンの皆様にご好評をいただいている、当博物館の講座が新年早々からスタートします!
 「秀吉の城 最新情報」と銘打った連続講座が1月10日(日)に始まります。
 滋賀県立大学の中井 均教授のコーディネートで戦国時代から安土桃山時代の城郭を考察しながら、秀吉とその家来たちの活躍した時代を振り返ります。
 来年のNHK大河ドラマ「真田丸」の前史となる時代の息吹を感じていただけます。

 連続講座の内容は以下のとおり。会場は、いずれも当館セミナールーム。13:30開講。定員は先着順に140名(予約不要)で、参加費は200円です。
 ①1月10日(日)  「信長の城・秀吉の城」 中井  均氏(滋賀県立大学教授)
 ②1月23日(土)  「幻の伏見城」      福島 克彦氏(大山崎町歴史資料館館長)
 ③2月 6日(土)  「復原!聚楽第」     馬瀬 智光氏(京都市文化市民局芸術都市推進室)
 ④3月 5日(土)  「天空の城 竹田城」  田畑  基氏(朝来市埋蔵文化財センター館長)
 ⑤3月19日(土)  「秀吉の城・ザ近江」  木戸 雅寿氏(滋賀県教育委員会)

 奮ってご参加ください。

2015年12月23日水曜日

「お正月飾りをつくろう」を開催しました

 きょう、当博物館で「お正月飾りをつくろう」を開催しました。
 来年のエト「申(さる)」の置物を、まゆ玉を使って手作りするワークショップで、お年寄りから子どもたち、親子連れまで、幅広い年代の方が参加されました。
 はじめは慣れない手つきで、「どうやるの?」と尋ねる方が多かったですが、皆さん、だんだん熱中してきて、真剣な眼差しで”まゆ玉”に取り組んでおられました。
 差し渡し2cm程と小さく、紙のように軽い”まゆ玉”を、壊さないようにそうっと扱いながら、切ったり貼り合わせたりして形を作っていきます。
 最後は、皆さん、思い思いの正月飾りが出来たようです。

 皆さん方に良いお正月が訪れますように、、、。   

2015年12月22日火曜日

年末年始の休館日

 平年よりも暖かい、と言われても、やっぱり布団から出るのが辛い今日この頃です。

 当博物館は、次のとおり年末年始の休館をさせていただきます。
   12月28日(月)~1月4日(月)
 お間違えの無いようにお願いします。
 

2015年12月16日水曜日

講座のお知らせ

 冷たい雨が降っている、きょうの安土ですが、館員一同、熱いハートで皆様をお待ちしています。

 さて、12月19日(土)には、秋季特別展関連の連続講座「淀川流域の中期古墳」の第4弾、「久津川車塚古墳の造営」を開講します。
 古くに、長持形石棺をはじめ大量の遺物が出土した久津川車塚古墳は、日本を代表する中期古墳です。最近の調査成果を加えて、その築造の意味について、城陽市教育委員会の小泉裕司氏に解説していただきます。
 13:30~15:00頃(受付は13:00~)。当館セミナールームにて。予約不要で、当日先着順に140名様まで。資料代等として200円申し受けます。
 奮ってご参加ください。

2015年12月15日火曜日

テレビ番組の撮影がありました


 きょう午後、テレビ番組の撮影が行われました。
 県教育委員会が制作される特別番組「戦国の近江」の収録の一部が当博物館で実施されたものです。
 撮影は、第2常設展示室で行われ、「築城記」に基づく中世城郭の構造、観音寺城のジオラマ、安土城跡復元模型などが次々とカメラに収められていきました。

 放映は、来年1月2日、3日にびわ湖放送であるそうです。
 私も、お正月の放送を楽しみに待ちたいと思います。

2015年12月11日金曜日

お客様アンケートから

 夕べからの雨は上がってきましたが、何やら生暖かい今朝の安土です。
 今月は、入館時のアンケートにお答えいただいた方に、抽選でもれなく「大湖北展」の招待券や当館のオリジナルグッズをプレゼントする企画を行っていますが、最初の1週間の結果をご紹介します。
 504人の入館者のうち230人の皆様に回答いただきました。県内から50人(22%)、県外から180人(78%)お越しいただき、うち95人(41%)が女性でした。年齢は、40代20%、50代23%、60代は21%で、中高年の方が大多数で、これまでの調査結果どおりでした。
 展示等に「満足」いただけた方は、183人(約80%)で、職員の応対も含めて「まずまず」の評価をいただけたと考えています。
 「満足」いただいた理由は、「ゆったりとした展示で見やすい」、「展示に工夫が見られる」などが多く、「不満足」と応えられた理由は、「説明が古い」、「古代史の部分が手薄」などでした。
 これからも、お客様に満足いただけるように、充実した展示や楽しいイベントに工夫を凝らしていきたいと思います。
 プレゼントは12月いっぱい実施する予定ですので、是非ご参加ください。

 さて、来年1月9日(日)から開催します、「大湖北展ー伊香・浅井・坂田三郡の風土と遺宝ー」のチラシが出来ました。
 年明け早々のスタートになりますが、ご期待ください。

2015年12月8日火曜日

年末年始のイベント

 突き抜けるような青空の下、新しい1日が始まりました。

 さて、当博物館では、年末年始に向けて様々なイベントをご用意していますが、その中から2つをご紹介します。
 まず、12月23日(水・祝)13:30~15:00に、「お正月飾りを作ろう」を開催します。
 毎年恒例のイベントで、来年の干支「申」の置物を「まゆ玉」で作る、珍しい催しです。もう少し枠が残っていますから、奮って申し込んでください。(0748-46-2424)
 20名様まで。参加費は材料代として300円です。

 年始には、1月11日(月・祝)に「忍者になってみよう」を開催しますが、その申込みを12月11日(金)から受け付けます。
 小学校のお子さんを主な対象に、忍者の「なりきり体験」をしていただきます。定員は15人で、参加費は1人600円です。
 申込みは、TEL:0748-46-2424、FAX:0748-46-6140で。

 

2015年12月5日土曜日

秋景色

 穏やかに晴れた秋空のもと、博物館の裏手にそびえる繖山もきれいに色づいてきました。
 温かい陽射しを浴びた博物館の建物をバックに、愛車の撮影するために若者たちがやってきてくれました。

 博物館の裏手の芝生広場では、モミジの木が風に葉をずいぶん落とされてしまっても、残った葉っぱを真っ赤に染める健気な姿を見せています。

 あすも良い天気に恵まれそうです。
 是非、博物館にお出掛けください。

2015年12月4日金曜日

安土城がテレビで紹介されます

 けさの安土は、少し雲がかかって肌寒いですが、これから晴れていくようです。 
 
 さて、12月7日(月)午後8時から放送される、BS11の「とことん歴史紀行」という番組で、安土城(跡)が紹介されます。
 県教委の城郭調査事務所の職員さんも出演して、安土城(跡)の魅力を語っているそうです。
 是非、ご覧ください。

2015年12月3日木曜日

アンケートに答えて素敵なプレゼントをゲットしよう!

 ただいま、常設展をご覧になった方がアンケートに答えていただくと、抽選で当館オリジナルのプレゼントを差し上げています(カラクジなし!)。

 1等(博物館賞)は、来年1月9日からの「大湖北展」の招待券、
 2等(学芸員賞)は、常設展示案内(冊子)、
 3等(まめのぶA賞)は、当館のオリジナルキャラクター「まめのぶくん」をデザインしたクリアファイル、
 4等(まめのぶB賞)は、「まめのぶくん」の缶バッジ、
 5等(まめのぶC賞)は、絵葉書(1枚)
など、他では手に入らない品物ばかりです。
 この機会にご来館いただいて、素敵なプレゼントをゲットしてください。
 数に限りがありますので、是非お早めにお越しください。

2015年12月2日水曜日

きょうの博物館

 安土は、きょうも絶好の晴天に恵まれています。
 12月に入って、館内にクリスマスツリーも飾って、お客様をお待ちしています。
 
 先日閉幕した今年度の秋季特別展「倭五王 海を渡る」には、延べ38日間の会期に5,058人の観覧者をお迎えしました。
 1日当たりにすると、約133人で、昨年の秋季特別展の120人/日を少し上回りました。

 ミュージアムショップでも、多彩なグッズをご用意しています。
 以前にもご紹介した「とび太くん」文具は、相変わらず人気がありますが、最近のオススメは、左の写真の「真田グッズ」です。
 来年のNHK大河ドラマ「真田丸」にちなんで、真田幸村関連の商品を各種取り揃えています。
 真田家の家紋「六文銭」をあしらったクリアファイルや双六など、楽しいグッズがあります。


 当館の正面玄関上の壁面に、来年1月9日に開幕する第52回企画展「大湖北展 伊香・浅井・坂田三郡の風土と遺宝」のPR幕を掲げました。
 「観音の里」湖北の魅力を総合的にご紹介する展覧会の成功に向けて、館員一同張り切っていますので、どうぞご期待ください。

2015年12月1日火曜日

安土周辺の観光情報

 今回は、先月に引き続き、博物館周辺の観光情報をお知らせします。
 
 まず右の写真は、沙沙貴神社です。近江源氏・佐々木氏の氏神として古くから栄えた神社です。
 平安・鎌倉時代の建築様式を伝える大型の木造建築(重要文化財)が立ち並ぶ様は圧巻です。
 沙沙貴神社からほど近い所に、旧伊庭家住宅がひっそりと佇んでいます。
 近江兄弟社の創始者で建築家としても高名なウィリアム・メリル・ヴォーリズが設計した木造住宅で、洋風の外観の内側に、和の様式、日本人の知恵を随所にちりばめた貴重な建築物です。
 月曜日を除いて、内部の見学も出来ます。
 沙沙貴神社や旧伊庭家住宅からは、JRの線路を挟んで反対側(北西側)になりますが、町並みの外れにセミナリヨ跡があります。
 信長がイタリア人宣教師オルガンティーノに命じて建設させた、日本最初のキリシタン神学校(セミナリヨ)があったと言われています。現在は、場所を示す石碑があるばかりで、当時のものは何も残されていませんが、この場に立って往時の有り様を想像してみては如何でしょうか。
 いま、史跡公園の再整備を目指して、工事の真っ最中です。
 次は、安土駅からはぐっと離れますが、国道8号線の東側に位置する「老蘇(おいそ)の森・奥石(おいそ)神社」です。
 古代には、現在の国道8号線や新幹線も超えて広がっていた広大な老蘇の森は、人々から神聖な森として崇められてきました。右の写真のご神木に見るような巨木がたくさんあったのでしょうね。
 また、その中に鎮座する奥石神社は、霊験あらたかとして信仰を集め、特に最近では安産祈願の神社としても有名です。 

連続講座第3弾

 秋季特別展も終わり、きょうから12月です。
 師走の声を聞くと、何とはなしに気忙しくなるのが不思議ですね。

 さて、先月から始まった連続講座「淀川水系の中期古墳」(全6回)の第3弾として、「恵解山古墳と向日丘陵の古墳群」を12月5日(土)に開催します。
 宇治・木津・桂の三川合流点を望み、大量の鉄製品が出土したことで知られる恵解山古墳。向日丘陵での古墳調査の最新成果を含めて、その成立の謎を解説していただきます。
 講師は、京都府の向日市埋蔵文化財センターの梅本康弘氏です。
 13:30から当館セミナールームにて。予約不要で先着140名まで。資料代として200円かかります。

 また、きょうから第二常設展示室のコーナー展示が変わり、「織田信長の世界」と題して信長と斎藤道三の画像、江戸時代の安土城図、信長の革袴(復元品)などを展示しています。どうぞご覧下さい。

2015年11月29日日曜日

観音寺城跡の整備作業

 きょうは、秋季特別展「倭五王 海を渡る」の最終日です。
 お天気も何とか保っています。今からでも十分、間に合いますので、是非お出掛けください。

 さて、きょうは、史跡観音寺城跡の整備に取り組んでおられる「豊かな杜づくり隊」の呼びかけで、観音寺城跡の整備作業が行われ、私も参加してきました。
 心配された天気もまずまずの状態で、約160名もの参加者が樹木の伐採や登り道の階段づくりなどに汗を流しておられました。
 右の写真は、朝、安土支所に集合したときの様子です。安土中学校の生徒さんが墨で大書した「観音寺城」の大きなノボリを作ってこられ、一堂大いに盛り上がりました。
 作業開始前の指示を聞いているところです。この場所は、「御屋形跡」と呼ばれています。
 麓に近い場所にも、高い石垣が見られます。
 表坂(追手道)の途中で、急傾斜の山道に木を渡して階段を作っているところです。
 お年寄りの方が段取りが良く、作業もはかどっていました。若い私(比較すれば、ですが)は恥ずかしい思いをしました。
 また、写真はありませんが、伝池田丸の下の「大石垣」の前面の樹木がきれいに伐採されて、迫力ある石垣がよく見えるようになった、とのことです。(「ことです」と書くのは、私は疲れてそこまで上れなかったからです。情けない!)
 今回の作業の大きな目的である、新幹線の車窓からこの大石垣が見えるようにしようという「見える化プロジェクト」に着実な一歩が印されました。

 きょうは、若い方も含めて多くの皆さんがこの作業に参加されました。城跡という歴史資源に関心のある方、地域おこしの一環として頑張ろうという方、地域の取組みに協力しようという企業の皆さんなど、 思いは様々でしょうが、皆さんの力が一つになって地域の宝が守られ、新しい命が吹き込まれようとしていることに感銘を受けました・
 安土城考古博物館としても、観音寺城跡は近江風土記の丘の構成要素であるからだけでなく、地域の皆さんと共に歩んでいく博物館の新しいあり方を模索するためにも、この取組みと連携していこうと考えています。
 
 

2015年11月27日金曜日

博物館の知られざる魅力

この秋一番の冷え込みとなった、けさの安土です。
葉をすっかり落とした木が、枝ぶりをむき出しにしてシャープな姿を見せつけています。

寒いですが、空は素晴らしく晴れ上がっています。
秋季特別展「倭五王 海を渡る」の会期も、残すところ3日となりました。
是非、博物館にお越しください。

さて、今回は、安土城考古博物館のあまり知られていない魅力について取り上げてみます。
お隣りの「信長の館」との連絡通路の近くに、昔の道標や常夜灯、街道に敷かれていた車石など、石の文化財が移設展示されています。
中でも道標は、現在の大津市追分町にあった物で、東海道と伏見街道との分岐点を示していたものです。1780年代には既にあったと言われる有名なもので、拓本を採りたいという方がたびたび訪ねてこられます。
ひっそりと歴史を見つめてきた証人たちが、いまも佇んでいます。

2015年11月26日木曜日

博物館のお得情報

 冷たい雨が降ったり止んだりの、きょうの安土です。
 しかし、博物館の中は、迫力ある展示を見守る人達の熱気でヒートアップしています。
 さて、安土城考古博物館を訪れていただく際のお得情報をまとめてお知らせします。
 まず、安土までお越しになった方に耳より情報です。
 右のような赤色のチラシをお持ちになって来館いただくと、素敵なオリジナルグッズを漏れなく差し上げます。
 この赤色チラシは、安土城跡、安土駅や駅前の観光案内所、レンタサイクル店など、博物館周辺の各施設に常備しています。
 「まめのぶくん」をあしらったクリアファイルや缶バッジなど、他にはない品物をゲットしてください。
 さらに、当博物館のホームページから「レンタサイクル割引券」を印字してお持ちいただくと、レンタサイクル店で100円の割引を受けられます。
 
 次に、お隣りの「信長の館」との共通券をご紹介します。
 安土城天主の復元模型で有名な「信長の館」と当博物館を合わせてご覧いただく場合は、お得な共通券を買っていただくと、例えば当館が特別展を開催している場合、合計1,490円のところが1,180円と2割以上割安になります。是非ご利用ください。
 また、様々な会員優待(割引)制度もあります。JAF、けいぶん、京阪カードのほか、全国の滋賀県人会などの会員の皆様には、会員カードを提示していただくと、個人でも団体割引(2割引き)を適用させていただく特典があります。
 さらに、県内のホテルなど宿泊施設を利用される方には、そのホテル等に置いてある黄色のチラシをお持ちいただくと、5名様まで団体割引(2割引き)料金で入館いただける優待制度もあります。
 このほか、県内にお住まいの65歳以上の皆様には、常設展・企画展は無料、特別展も450円(通常は890円)とするなど、県民の方への種々の特典をご用意してお待ちしております。
 
 こうした特典をうまく使って、11月29日(日)までの秋季特別展「倭五王 海を渡る」など、当館の展示をお楽しみください。 

2015年11月25日水曜日

秋季特別展も残り僅か

 冬本番を思わせる寒さがやってきましたが、お変わりないでしょうか?

 10月17日から開催してきました秋季特別展「倭五王 海を渡る」の会期も、残すところあと1週間となりました。
 この間、たくさんの皆様にご観覧をいただき、ご好評を頂戴してきました。
 「謎の4世紀」をくぐり抜けて、日本が東アジアの国際舞台に本格的に登場し始めた時期の、中国や朝鮮半島との関わり、また日本社会の在り様を示す数々の遺物を展示しています。
 国宝の馬具をはじめ、重要文化財も多数出品されており、「見応えがある」とのお褒めもいただきました。
 まだご覧になっておられない方は、是非、残り5日間にお出でいただき、お見逃しのないようにしてください。

2015年11月21日土曜日

休館日のお知らせ

 来る11月23日は月曜日ですが、開館します。
 かわりに、翌11月24日(火)は休館しますので、お間違えの無いようにお出掛けください。
 
 安土では、少し薄雲がかかっているものの、柔らかい陽射しに包まれています。
 終盤を迎えた秋季特別展「倭五王 海を渡る」が皆様をお待ちしています。
 是非、お見逃しのないようにお願いします。

2015年11月20日金曜日

連続講座

 あす11月21日(土)13:30から、連続講座「大田茶臼山古墳の築造と大和王権」を開催します。
 現在好評開催中の秋季特別展「倭五王 海を渡る」の関連行事である、「淀川水系の中期古墳」シリーズの第2弾です。
 講師は、高槻市立今城塚古代歴史館館長の森田克行氏に務めていただきます。淀川下流地域に突然築造された巨大古墳の謎を解き明かしていただけると思います。
 予約は不要ですが、先着140名様まで。当館セミナールームにて。資料代として200円を申し受けます。

安土周辺情報

 当博物館の周辺のイベント情報なども、折に触れてご紹介したいと思います。

 あさって、11月22日(日)には、第1回の「ふるさと元気ウオーク」が行われます。
 西の湖畔の「西の湖ステーション」を発着点に、西の湖の自然と地元の美味しい昼食を堪能できる催しのようです。和船での西の湖遊覧やグラウンドゴルフも楽しめる内容になっています。
 お問い合わせ・予約申込みは、安土まちづくり協議会(TEL:0748-46-2346)まで。参加費500円。




2015年11月19日木曜日

連続講座のお知らせ

11月21日(土)13:30から、秋季特別展関連の連続講座第2弾「大田茶臼山古墳の築造と大和王権」を開催します。
講師は、高槻市立今城塚古代歴史館館長の森田克行氏です。
淀川下流地域に突如築造された大田茶臼山古墳の謎に迫ります。
予約不要ですが先着140名様まで。資料代として200円申し受けます。

2015年11月18日水曜日

博物館運営懇話会

 昨日、当博物館の運営懇話会の今年度第1回目の会議を開催しました。
 この懇話会は、歴史学や学校教育などの専門家と、地域のまちづくりに活躍しておられる住民代表の皆さんに参加いただいて、安土城考古博物館がその使命を果たせているか、どんな活動をしていくべきかについて、外部の専門的な視点からチェックしていただく機関です。
 今年度は、聖泉大学教授で元滋賀県教育長の末松史彦氏を座長に、10名の委員の皆様で構成されています。
 この日の会議では、開催中の秋季特別展をご覧いただいた後、当博物館の活動実績と今後の事業予定を中心に議論していただきました。「展示の説明にもっと工夫が出来るのではないか」、「歴史に興味のある人にだけターゲットを絞るか、興味のない人にも来館してもらえるような企画を考えるべきか?」など、博物館活動の根幹に関わるテーマについて熱心に議論していただきました。
 私たち運営に携わる者として、素直に耳を傾け、出来る所から改善していきたいと思いました。

2015年11月17日火曜日

お市茶会

 11月15日(日)に催した「お市茶会」には、たくさんの方がご参加いただき、盛況となりました。
 織田信長の妹、お市の方の生涯にスポットを当てたトピック展「お市を巡る男たち」(第2常設展示室で11月29日まで開催中)に因んだお茶会では、裏千家流のお点前が振る舞われ、また、お市の方の3人の娘たち(茶々、江、初)をモチーフにした創作和菓子も披露されて華やかな雰囲気が高まっていました。
 
 一方、当博物館内の整理室では、出土遺物の整理・調査の仕事とその現場を一般公開しましたが、日頃目にすることが少ない埋蔵文化財の調査・保存の作業を間近に見たり、、出土した土器に直接手で触れたり出来るとあって、200人を超す見学者が訪れていただきました。
 
 
 これからも、皆様方に親しんでいただける博物館になるよう心がけていきたいと思います。  

2015年11月15日日曜日

安土周辺のお出掛けスポット

 安土城考古博物館の周辺には、たいへん魅力的なお出掛けスポットがたくさんあります。
 これから暫くの間、周辺の観光地をシリーズでご紹介していきます。

 安土観光の王様は、何と言っても安土城跡でしょう。
 右の写真の大手道から登っていくと、整備された伝羽柴秀吉邸、伝本丸跡、天主跡などに次々に出会えます。

 また、天主跡からは、琵琶湖や対岸の比良の山並み、さらには伊吹山など、信長も眺めたであろう雄大な景色が楽しめます。
 
 ゆっくり、自分のペースで登りながら、歴史の息吹を感じてください。入山料500円。

 次は、浄厳院です。JR安土駅から南西に約500m、徒歩10分にある浄土宗の古刹です。
 安土城築城に合わせて、信長が近江の浄土宗総本山として建立したお寺です。
 天正7年(1579年)に、法華宗と浄土宗との間で争われた「安土問答」の舞台となった寺としても有名です。
 こちらは、教林坊です。
 白州正子さんの著書で「かくれ里」として有名になった、大変きれいなお庭が、特に女性に人気のスポットです。
 これから紅葉のハイシーズンを迎え、1年で最も美しい景観を魅せてくれます。

 小堀遠州作と伝えられる、池泉観賞式の庭園の眺めを、座敷から切り取った「掛軸庭園」も趣を感じさせてくれます。

 
 行楽シーズン真っ只中です。是非、周辺の観光スポットを訪れられた際に、合わせて当博物館にもお立ち寄りいただいて、奥深い歴史のロマンを満喫してください。
 周辺のお出掛けスポットについては、今後も随時お伝えしていく予定です。

きょうの博物館


 きょう11月15日(日)の安土城考古博物館では、2つの催しを行います。

 1つ目は、「お市茶会」です。裏千家流のお点前を手軽に楽しんでいただけます。
 10:00から15:00まで、エントランスホールで。予約不要ですが先着100名様に限らせていただきます。参加費は300円(お菓子付き)。

 もう一つ、午後からは当博物館内の整理室の公開も行われます。
 日頃、県内から出土した埋蔵文化財の調査と整理を行っている整理室を、特別に公開するものです。
 出土品に直接手で触れたり、復元作業を体験したり、なかなかできない経験ができると思います。

 これから、雨も上がっていくようです。お揃いでお出掛けください。

2015年11月13日金曜日

元気なお客様

 きょうは、県内2つの小学校から当博物館に来館していただきました。
 まずは、長浜市立南郷里小学校の6年生の皆さん。
 昼に到着され、肌寒い中、芝生広場でお昼ごはんを食べた後、元気に走り回っていました。
 寒さなんかへっちゃらですね!

 少し遅れて、同じく長浜市の速水小学校6年生の皆さんも到着されました。
 こちらも、芝生広場でお昼ごはんです。

 当博物館で、学芸員の説明を聞いた後、それぞれの展示を見て回りました。
 
 県内の小中学生、高校生が博物館の展示に触れ、郷土の歴史に興味と誇りを持っていただけるように、私達も毎日頑張っていきたいと思います。