最近、考古をテーマにした「奇跡の発見」とも言える事例が続きました。コウノトリとノコギリクワガタの発見がそれであり、6月1日付けの読売新聞の「ニュースが気になる!」コーナーで特集記事を掲載しています。
記事には、「砂と泥 2000年の時を封じ込め」という見出しがありますが、まさに「奇跡」とも言うべき条件がそろった、珍しい事例のようです。奇跡の発見をした担当者の驚きはさぞや大きかったと推察しますが、記事にもありますように、日々のたゆまぬ努力と執念(?)の結果でもあるのです。
滋賀県文化財保護協会では、埋蔵文化財発掘調査の成果を県民の皆様に随時公開しています。明日・6月5日に現地説明会を行います米原の「清滝寺・能仁寺遺跡」の発掘調査では、京極一族が楽しんだ庭園の一部と推測される池の跡がみつかりました。こられの出土遺跡と調査成果のパネル展示を、9日から安土城考古博物館で行いますので、是非お越しください。
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