東日本大震災の被災者で滋賀県に避難されてこられた方々に対して、文化芸術の力で支援するプロジェクト(「滋賀次世代文化芸術センター」などで実行委員会を組織)に当館も参画しています。その一連の取り組みとして、今週末の11日(土)に信楽のMIHO MUSEUMで「美しのミュージアムツアー」が実施されます。約30人の申し込みがあり、私も支援メンバーの一員として参加します。
平成19年に発生した新潟県中越沖地震の際、1か月後にNPO活動として被災地(者)支援に参加した経験がありますが、今回、どうしたら被災者の皆様の「心に寄り添う」支援ができるか、思い巡らしているところです。
文化芸術は本来、私たちの心に安らぎと力を与え、地域の絆を強め、明日への希望・生きる勇気を与えてくれるものです。文化芸術の力によって私たち一人ひとりが活力を取り戻すことが、日本全体の元気を復活させるために今こそ必要であり、被災された方々に対する一層の支援につながるものと信じます。
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