安土城考古博物館長のつぶやき
2011年6月28日火曜日
光輝く金箔瓦
安土城の主郭部の発掘では、軒瓦の凹面(へこんだ部分)に金箔を貼り付けた金箔瓦が数多く発見されています。「金色」なる輝きを屋根の瓦にまで求めたのは、織田信長が最初だといわれています。
写真は、搦手道湖辺部から出土した金箔軒丸瓦です。水の湧き出す場所に埋まっていたため、金箔が非常によく残っています。当館で、本物の輝きをご鑑賞ください。
安土の山に忽然と姿を現した五層七階の大天主を金色に彩った金箔瓦は、信長の威厳を示すに十分な演出だったでしょう。
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